どうも、サクです。
この記事では、私が食品せどりで「2か月で月商300万円を達成したノウハウ」の全てを公開していきます!
2014年秋に、要期限管理商品のFBA利用が解禁!されたことをキッカケに「食品せどらー」が一気に増えてきましたが、正しいノウハウ持って実践をすれば、食品せどりはまだまだ稼ぎやすい市場です。
仕入れ・リサーチの方法から、利益を上乗せするテクニックまで。食品せどりで稼ぐための全てを公開していきますので、ぜひ食品せどりにチャレンジしてくださいね!
ちなみに、このブログを参考に食品せどりにチャレンジし「副業で月商600万円!」を達成した方から、連絡をいただきました!
実績画像を拡大してみました。
副業で月商600万とはスゴイですね! 新築の家、ぜひ買っちゃいましょう!新築祝いは、私も呼んでくださいね。(笑)
▼せどり歴5年の電脳せどらーが選ぶ、最強の電脳せどり仕入れ先ランキング
食品せどりとは?
食品せどりとは、その名の通り「食品・飲料」を扱うせどりです。
一般的にせどりというと「ゲーム・おもちゃ・家電・メディア系商品」などを販売するイメージが強いですが、実はAmazonでは食品も販売することが可能です! ※特に免許なども必要ありません。
そもそも「せどりって何?」という方はこちらの記事を参考にしてくださいね。↓
食品はAmazonで誰でも販売できるの?
食品せどりがブームになったのは2016年の秋以降です。それまでは、食品をAmazonで販売しているせどらーさんはほとんど見たことがなかったですね。
先ほどお伝えしたように、販売に関して特に免許なども必要なく、誰でも販売することができ、こんなに売れる食品なのに、なぜ「せどらーさんが参入してこなかったのか」というと、
「食品はFBAを利用して販売することができなかったから」
あなたも含めて、今日本中にいるせどらーさんはFBAを利用して商品を販売している人がほとんどです。
FBAを利用することで、
・商品の保管
・受注管理
・商品の梱包、発送
・返品対応など
物販における面倒な作業を、全てAmazonが対応してくれます。
今、せどらーさんが一般的に扱っている「おもちゃ・ゲーム・CD、DVD」などは当然、FBAを利用して販売することが可能です。
それに対して、食品などの「使用期限が設定されている商品」は、これまでは、FBAを利用して販売することができませんでした。
・賞味期限が間近になった商品をどうするか?
・賞味期限が切れてしまった商品をどうするか?
こういった問題を解決するためのルールが、Amazon側で明確に定められていなかったからですね。
・食品はFBAを利用して販売できなかった。
・FBAを利用できない=せどらーさんも面倒なので取り扱わない
という流れがあり、これまでは食品を扱うせどらーさんがほとんどいなかったんですね。
Amazonのルール改定で、食品をFBAで販売することが可能に!
そんな食品ですが、2014年10月頃のAmazonのルール改定により、条件付きながら、FBAでの販売が解禁されました!
FBAを利用できないために、食品を取り扱うことを避けていたせどらーさんにとって、これは朗報でした!※といっても、この後も食品カテゴリでせどらーさんが増えることはなかったですけどね。
実際に僕も、ルールが改定されてすぐに食品をFBAで販売してみました。
その時、初めて販売した食品がコチラ!
北海道限定で販売されている、大人気商品です。自宅近くにある卸売市場で定価よりも安く販売されていたので、商品が売り切れる直前に市場へ電話して在庫を確保してもらい、車でそれを取りにいって、またFBAの倉庫へ送る。
仕入れというよりは、もはや完全に商品の横流しだけでガンガン商品が売れていくことに快感を覚えていましたね。(笑)
ただ、この商品は「チョコレート」なので本来あれば、FBAで販売することはできません。 ※開始当初で、Amazonのルールも緩かったんだと思います。
ひたすら売り続けてから4か月が経過したときに
「チョコレートはFBAで売ってはいけません!」
というAmazonからの一言で、市場からの横流しせどりはいったん終了します。
現在は、チョコレートに関しては一定のルールを守れば、
FBAでの販売が可能になっています。
こちらの記事で詳しく解説していますのでぜひ、参考にしてみてください。
第2次食品せどりブーム
白いブラックサンダーが納品停止となり、落ち込んでいた僕が次に販売した商品が、
カルビーが誇る、北海道の超人気商品です。おみやげとしても定番ですね。
今では、全く利益は取れませんが、当時は定価885円の商品が、2000円以上で飛ぶように売れていました。
1箱ずつ販売しても利益は取れますが、僕の場合は「北海道在住」というアドバンテージを最大限に生かし、
1箱の商品ではなく、12箱セットのこちらの商品をメインで販売していました。
定価約1万円で購入できるこの商品、Amazonではなんと驚きの!!
25000円でガンガン売れていました!
このじゃがポックル、実は日本よりも海外で人気があったんですね。※特に中国と台湾
なので、商品を買っていく人はほとんどが海外の方でした。
日本の商品は海外で本当に人気が高いので、海外の裕福層の方は、値段なんて全く気にしないんでしょうね。
当時、じゃがポックルは非常に人気が高く、お土産ショップや新千歳空港でも「おひとり様5個まで!」と購入制限がかかっていたんですが、僕が仕入れていたお店はなぜか購入制限がなく、自分の好きな数だけ、購入することができました。
むしろ、いつも大量に購入していたので「いつもありがとうございます!」と逆に感謝されるくらいでした。(笑)
10620円で仕入れた商品が25000円で売れる。
25000 円 : 想定売値 -10620 円 : 仕入れ値 (42%) -3029 円 : Amazon総手数料 (12%) ※消費税込み 11351 円 : 利益 (45%) |
1個販売して利益は1万円オーバー!
当時は、月間で30個以上は売れていたので、この1商品だけで30万円以上の利益。冗談抜きで、
「じゃがポックルだけで生活できる・・」
そう思っていましたね。
まぁ、その後に他のせどらーが気が付かれ、一気に価格が下がっていったのご想像通りです。(笑)
じゃがポックルブームが終了してからは食品せどりは一旦終了して、通常のせどりに戻りました。
食品せどりに本格参戦!
じゃがポックルブームが終了してから2年ほど経過した時。
札幌で活動する一人のせどらーさんとの出会いが、僕が食品せどりを再スタートするキッカケとなりました。
そのせどらーさん。食品だけで月商200万円を稼いでいて、
しかも、せどりに使う時間って1日10分程度、リサーチもせずに同じ商品をひたすら繰り返し販売しているという。
しかも、売っているものが、
・豆
・醤油
・ドレッシング
・味噌
「え??」
白いブラックサンダー、ジャガポックルなど。お菓子や地域限定品は僕も販売しましたが、豆や醤油っていう全く想像もつかない商品を売っていることに、衝撃を受けました!
「これは、オモシロそう!」
食品せどりの熱が再燃し、そこから僕もひたすら食品だけをリサーチするようになりました。
食品せどりは、誰にでもできます。ただ、他のせどりと違って注意すべき点も多々ありますので、これから食品せどりを始める方のために、
・食品の出品申請
・リサーチの基本
・仕入れ
といった、食品せどりの基本的な流れについて、解説をしていきますね。
食品せどりの基礎知識
ここでは、食品せどりの基礎知識について解説をしていきます。
食品せどりでどういった商品を扱うのか、仕入れ方法や利益率、メリット・デメリットなど、私が食品せどりを実践してきた経験をもとに、お伝えしていきます。
食品せどりのメリット
食品せどりとはその名の通り「食品を販売して利益を得る」手法です。
おもちゃ・CD・DVD・家電など、一般的なせどりのように、「定価を大きく超えた、プレミア価格の商品を販売する」という方法ではなく、楽天やYahoo ショッピングなど、一般的なネットショップでいつでも販売されている商品を仕入れて、それをAmazon で販売することで、利益を得る手法となります。
つまり、同じ商品を何度も繰り返し販売する「リピート電脳せどり」が食品せどりのメインとなります。
また食品は、人間が生きるために絶対に必要な「食欲」に直結しているため、他の一般的なせどりと比較して、高回転で売れる商品が多いのも特徴です。
- 高回転で販売できる商品が多い
- 商品リストを構築できる(資産構築型のせどり)
- 商品リストを構築すれば、リサーチは不要で稼げる
- 同じ商品を繰り返し何度も販売できる
これが食品せどりのメリットです。
食品せどりのデメリット
食品せどりでは基本的に「低単価の商品」が仕入れのメインとなります。
具体的に金額をお伝えすると「2000 円以下の商品」が対象となることが多いです。
- 「500 円で仕入れた商品を、1000 円~1200 円で販売する」
- 1 商品当たりの利益は「150 円~300 円程度」
つまり、利益が少ない商品を沢山販売する「薄利多売方式」という点がデメリットと言えますね。
ただし、利益率で計算すると「20%程度」はキープできるため、販売金額に対する利益の割合で言うと、それほどデメリットはありません。
- 「1 か月で1 個しか売れない、1 個1 万円利益の商品」よりも、
- 「1 日3 個売れる、1 個300 円の利益の商品」を沢山販売した方が
お金の回りも良い、健全なせどりと言えますね。
食品せどりの種類
基本的には同じ商品を繰り返し販売する「リピート電脳せどり」が、食品せどりのメインのノウハウとなりますが、それ以外にも食品を仕入れる方法はいくつかあります。
① リピート電脳せどり
食品せどりにも色々な方法がありますが、この「リピート電脳せどり」が一番メインとなる手法です。
リサーチをして見つけた商品を、繰り返し何度も販売し「在庫がなくなったら補充するだけ」という、非常に効率の良い仕入れ方法となります。仕入れ先は「楽天・Yahoo ショッピング・公式通販サイト」がメインとなります。
② トレンドせどり
トレンドせどりとは、テレビやツイッターなどの「メディアで話題になった商品」を販売する手法です。メディアの影響で需要が高騰した商品を狙い、定価よりも高い「プレミア価格」で販売し利益を得ます。
トレンドせどりの場合は、その商品の需要予測を行う必要があるため、多少リスクのある方法です。
タイミングが合えば、1 商品&短期間で10 万円以上の利益を出すことも珍しくはありませんが、あくまでもメインは「リピート電脳せどり」
トレンドせどりは「お小遣い稼ぎ程度」という位置づけで大丈夫です。
その他
食品せどりの基本は「リピート電脳せどり」となりますが、それ以外にネットショップのセールや、卸サイトからも仕入れが可能です。具体的な仕入れ先としては、
- サンプル百貨店(ちょっプル)
- LOHACO
- NETSEA(ネッシー)
- 楽天・Yahoo ショッピング
こういった仕入れ先を狙っていきましょう。各ショップの攻略方法は、別途解説をしていきます。
店舗せどり
ドンキホーテを始めとしたディスカウントショップでも、食品は仕入れが可能です。ですが、私の場合は、「完全在宅で完了する電脳せどり」をメインとしていますので、この記事の中では店舗せどりについては解説はしません。※トレンドせどり狙いで、確実に利益が出る商品を狙う場合は、例外的にお店に行くこともあります。
ただ、自宅の近くにディスカウトショップがあったり、お土産店が近くにある方などはその地方のお土産などをリサーチしてみるのも面白いですよ。
食品せどりの注意点
ここでは、食品せどりを実践する上での注意点について解説をしていきます。
食品せどりは稼ぎやすいという反面「CD・DVD・おもちゃ」などの一般的なせどりと比較して注意すべき点が多数存在します。
チェックをおろそかにしてしまうと、間違って利益が全くでない商品を仕入れてしまうなど、赤字になる可能性もありますので、リサーチをする前にこのマニュアルには必ず目を通してくださいね。
では、1つずつ解説をしていきます。
要期限管理商品マニュアルを熟読する。
食品を始めとした賞味期限(使用期限)がある商品は、Amazonでは「要期限管理商品」と呼ばれています。こういった要期限管理商品を扱う際のルールをまとめたマニュアルがAmazonから公式に公開されています。
食品を仕入れる場合も、食品をFBA倉庫へ納品する場合も。このマニュアルに書かれているルールをしっかりと守っていただければ問題はありません。まずはこのマニュアルをじっくりと理解できるまで読んでみてください。
どうしても分からない場合は、テクニカルサポートへ確認
マニュアルを読んでもどうしても理解できない場合は「テクニカルサポートへ連絡」をして、疑問を解消してから作業を進めてください。
「これはたぶん大丈夫だろう」という自分の勝手は判断で作業を進めてしまうと、後々大きな失敗を招くことになります。Amazonで販売している以上、Amazonに確認するのが一番確実です。
ここで大切なのは「Amazonに確認する」ということ。中には、Amazonのルールに関して私に質問をしてくる方もいますが、これは非常に危険です。※私以外の他のせどり情報発信者に聞くことも同様に危険です。
Amazonのルールというのは、1年中常にルール改定が行われているため、私の頭の中の知識や、ブログなどネット上で公開されている情報が最新とは限りません。私たちの知らない所で、ひっそりとAmazonのルール改定が行われていることも良くあります。
そのため、Amazonのルールに関して気になることがあれば「Amazonに確認する」というのが正解になります。
何も、あなたからの質問が面倒だと思っているわけではないですよ。(笑)
ただ、私の頭の中の古い情報でお答えをして、それが間違っていた場合は私も責任を取ることができません。※最悪、アカウント停止に塚がる可能性もあるので。
「Amazonのルールに関してはAmazonに確認すること!」
その他、リサーチに関する質問などは、いつでも私まで連絡をしてきてくださいね。
テスト仕入れの重要性について
食品せどりで必ず行うべきことが「テスト仕入れ」です。これは、本当にとても重要なことですね。
食品は、まだライバルが少ないので、利益が取れる商品がガンガン見つかります。
「利益額も利益率もOK、ランキングもバッチリ!」
そんな商品を見つけると、すぐに大量仕入れをしたくなりますよね?
でも、その気持ちをグッと我慢して、まずはテスト用に「少量の仕入れ」から試してきいきましょう。※すでにFBAの出品者が数名いて、在庫も多く持っている商品は、すでに販売実績がある可能性が高いので、テスト仕入れをする必要はありません。
まず、この商品を見てください。
出品者は2名だけ。どちらも自己発送でFBA出品者はいませんね。395円で仕入れて、送料分を加味すると「FBA:1500円」程度で販売できる可能性があります。
モノレートの直近3か月のデータです。
かなり売れていますね。
- 出品者は2名だけ
- FBA出品者はゼロ
- ランキングも申し分なし
- 1商品あたりの利益は616円
どうでしょう?こんな商品を何度もリピート販売できるとなると、一気に大量に仕入れをしたくなりませんか?
「でも、一気に仕入れるのは絶対にNGです」
どれだけ売れそうな商品でも、必ずテスト仕入れを行ってください。私も何度も経験があるのですが、今まで自己発送で売れていた商品に対して、上乗せをした金額でFBAで出品すると、
「思っていたよりも、全然売れない・・・」
こういったことが少なからず発生します。なぜ、こういった現象が発生するのか・・
ここからは私の推測ですが、これは「Amazonの配送料」が関係していると思われます。
Amazonでは2016年の4月6日から、以下の通り「商品の配送料を有料」にしました。
書籍とAmazonギフト券以外の商品で、1配送先ごとの注文金額が「2000円以下」の場合は350円の配送料」が加算されます。
これは、Amazon.co.jpが発送する商品だけに適用されるルールです。※FBAを含む。
では、このルール変更が単価の低い食品せどりに、どのように影響するかを説明していきます。
例)以下の金額で販売されていた商品があったとします。
「自己発送:300円+送料500円=合計800円」
この商品をFBAで販売するとなると、送料+FBAの優位性を考慮し200円上乗せをして、
「FBA:1000円」
これくらいの金額でカートを取得することができるでしょう。
ただ、先ほどお伝えしたルール。1配送先ごとの注文金額が「2000円以下」の場合は「350円の配送料」が加算されます。
このルールがあるため「FBA:1000円」の商品1点だけを購入する時に支払う総額は「FBA:1000円+手数料:350円=合計1350円」となるのです。
今まで「自己発送で800円で購入できていた商品」が、FBAが現れた途端に「1350円」になる。消費者目線で考えると、単価の低い食品での「550円の上乗せ」は、かなり大きな負担に感じるはずです。
このAmazonのルール変更の影響で、FBAが現れた途端に「思ったよりも売れなくなる商品」が存在するのではと、私は推測しています。
もちろん、FBAで多少上乗せされたからといって、そんなことはお構いなしに、ガンガン売れる商品もあります。さらに、Amazonには「プライム会員」という、送料が完全無料になる、年会費制のサービスも存在します
会員になれば、単価の安い食品を購入しても送料は完全に無料となるので、会員が徐々に増えてくることで、今説明した影響も少なくなってくるはずです。ただ、現状ではどうしても売れにくくなる商品が存在することは確かなので、
「少量でのテスト仕入れ」
これは必ず行ってください。テスト仕入れで問題なく売れることが確認できたから、徐々に仕入れ数を増やしていきましょう。
また、テスト仕入れの際は、利益は度外視で大丈夫です。500円程度の食品を2~3商品だけ仕入れるとなると、自宅に発送される際の送料が大きな負担となり、利益が取れなくなる商品がほとんどです。
ただ「テスト仕入れ」が目的なので、その際は利益が出なくても全く問題はありません。
「一度販売してから、リミッターを外し大量仕入れ!!」
この流れで進めていきましょう。
食品せどりの価格設定について
単価の低い食品せどりでは、この「価格設定」が利益の8割以上を占めるといっても過言ではありません! というよりも、食品せどらー全員がこの価格設定を強く意識しておかないと、
「全食品せどらーが共倒れになる可能性が高い!!」それくらい、強く宣言しておきます。
それでは、価格設定について解説をしていきます。
まず、私が実践している食品せどりでは「FBAを利用して販売する」これが絶対条件です。FBAを利用することで、その優位性を活用し、自己発送よりも金額を「上乗せ」して販売する。
この「上乗せ」の部分、ここが非常に重要です。
例として、次の画像を見てください。
自己発送の出品者だけが並んでいますが、
「あなたがこの商品をFBAで販売する時、どれくらいの金額を設定しますか?」
どうでしょう?少しだけ考えてみてください。
一番安い金額は一番上の「324円+324円=648円」ですね。FBAで販売する場合に、この金額に合わせる人はいないですよね?
FBAの場合は、自己出品よりもカートを取得しやすいので、多少金額を上乗せしても全く問題はありません。仮に、私がこの商品をFBAで出品するなら、
「648円+500円上乗せ」=1148円で出品をします。
もし、この金額でカートを取得できなければ、少しずつ価格を下げていって、カートが取得できる金額を探っていきます。カートを取得できないからと言って、一気に価格を下げるのは絶対にNGです。
10円程度など、少しずつ価格を下げていきます。
食品せどりは「強気の価格設定」でいきましょう。本来であれば、1148円で売れる商品だとしても、誰かが弱気の価格で「700円」で出品してしまうと、それがその商品を相場になってしまいます。
他のセラーも700円に価格を合わせてきたり、少しずつ価格を下げて行ったりで、本来販売できる金額である「1148円」に戻ることは、ほぼないでしょう。
「1148円-700円=448円」
単価の低い食品せどりで、この448円というのはかなり致命的な金額です。
1つ例をお見せしますね。
これは、私が独占で「1007円」で販売していた商品です。自己発送が「297円+送料560円=857円」ですね。
最初は300円の上乗せで「FBA:1157円」で出品していたのですが、それではカートを取得することができず。徐々に下げて「1007円」でカートを取得することができました。
つまり、この商品は私が少しずつ調べた結果、現状では「FBA:1007円」が適正価格なのです。
しばらくすると、それを無視して「FBA:950円」のセラーが出てきましたが、950円は明らかに安く設定しすぎです。
「1007円 – 950円 = 57円」
価格をしっかりと設定していないため、1商品あたり57円の損失が生まれてしまっています。
この商品は月間で30個以上は販売できる人気商品、さらにバリエーションが複数あるので、値下げをしたことによる影響はさらに大きくなっていきます。
さらに時間が経過した現在の状況は、
かなり悲惨な状況になってしまっていますね・・これが、
「全食品せどらーが共倒れになる可能性が高い!!」と言っていた理由ですね。
単価の低い商品は「利益を最大化する」ことが絶対条件です。
「自分が売りたい価格で、強気の価格設定で!」まずは、ここから設定していきましょう。
ショッピングカート獲得について
FBA出品者が誰もいない商品を、あなたが初めて出品した後は、その商品が「ショッピングカートを獲得できているかどうか」を2~3日かけて確認してください。
重要なことは「売れているかどうか」ではなくて、「ショッピングカートを獲得できているかどうか」です。2~3日売れないからといって、すぐに価格を下げるのは絶対にNGです!!
ショッピングカートさえ獲得できれば、商品は必ず売れるので、価格を下げるのではなくて「ショッピングカートを獲得できているかどうか」をまずは確認してください。
では「ショッピングカートの獲得率」を確認する方法解説します。
セラーセントラルへログインし「レポート」⇒「ビジネスレポート」と進んでください。
画面左側メニューの「(子)商品別詳細ページ 売り上げ・トラフィック」をクリック。
少し見づらいですが、右から5列目の「カートボックス獲得率」がその商品がどれだけカートを獲得できているかの割合です。右上で期間を設定することができます。
商品を出品してから2~3日後にカート獲得率を確認し、カートを獲得できていれば、価格を下げる必要はありません。そのまま様子を見ていれば、しっかりと商品は売れていきます。
もしカートを獲得できていなければ、10円ずつ価格を調整し、またカート獲得率をチェック。カートを獲得できるところまで、徐々に価格を下げていきます。
ただ、これはあくまでも「FBA出品者が誰もいない商品」に、あなたが初めてFBAで乗り込む場合の話です。
すでにFBAセラーがいる商品の場合
あなたが出品する時に、すでに他のFBAセラーがいる場合は、必ずその方と同じ金額に設定をしてください。間違っても、価格改定ツールを使ってライバルより「1円価格下げ」などは、絶対にしないようにお願いします。※1円下げたところで、カート獲得率に大きな差はありません。
ライバルが増えてしまった場合の対応
これまでに解説したルールをあなたがしっかりと守って、適切な価格設定をしたとしても「マナーを守らないせどらー」が現れて、全く意味の無い値下げをしてしまうことは、必ず起こります。これは食品せどりに限らず、どのジャンルでもあり得る話です。
- 出品者が増えすぎてしまったり
- 価格が下がりすぎてしまったり
そういった場合は「価格を下げて一気に売り切ってしまいましょう」
利益の出ない、売れにくい商品にいつまでも固執する必要はありません。稼げる商品は他にもたくさんあるので、サッと売り切ってお金に換えてしまい、次の商品をリサーチするようにしましょう。
メーカーからのクレームについて
食品をリサーチしていると「メーカー1名だけが出品している商品」が多数見つかります。そういった商品を見たときに
「メーカー1名だけということは、相乗り出品をしたらクレームがくるのでは?」
と思うかもしれませんが、こればかりは実際に出品してみないと分かりません。
万が一メーカーからクレームが来たとしても、スグに出品を取り下げてしまえば、それ以上大きな問題になることはありません。出品を取り下げた商品は、ヤフオク・メルカリなど他の販路で販売するか、自分で消費してしてしまいましょう。
食品はドラッグストアの商品とは違い、メーカーからクレームが来るケースは少ないです。あまり気にせず、気になった商品はガンガン仕入れをしていきましょう。
出品NGメーカー
ここでは、Amazonでの販売に際してクレームが届いたメーカーを記載しておきます。ここで記載したメーカーの商品は、仕入れをしないように注意してください。
・神戸アールティー
・塩抜き屋
・減塩専門店 無塩ドットコム
・結わえる
・株式会社だいずデイズ
・有嘉多屋(ありがたや)
・イベント工房 雅
・博多通りもん
・ママパン ※ママパンオリジナル商品を販売すると連絡がきます
・マペット ※ペットカテゴリーです。転売しないよう連絡がきます。
・カルディ(KALDI) オリジナル商品
・松坂まるよし
・神戸のおまめやさん みの屋
※みの屋は転売禁止ではなく「温度管理が必要な商品」に変更するとの連絡がありました。
リサーチの事前準備
ここでは、食品せどりのリサーチに必要な、パソコンのカスタマイズ方法について解説をしていきます。
Google Chrome&拡張機能のインストール
まずは、
- Google Chrome
- Google Chromeの拡張機能
この2つをインストールしてください。
インストールと設定方法については、こちらの記事で詳しく解説をしています。
リサーチで活用する2つのテクニック
食品せどりでリサーチを効率化するための、2つのテクニックについて解説をしていきます。
Amazonが在庫を持っていない商品だけを表示する
食品せどりに限らずですが、私たちせどらーの最大の天敵は「Amazon.co.jp」です。Amazon本体が在庫を持っている商品は、基本的には仕入れ対象とはなりません。
特殊なルートで安く商品を仕入れることができる場合は別として、普通のせどらーがAmazonに対抗しても太刀打ちはできないでしょう。
そこで「Amazonが在庫を持っていない商品」だけを、あぶりだす方法として、Amazonページの検索BOXに、
「-amazon」(マイナスamazon)」
と入力する方法があったのですが、2017年末のAmazon内の仕様変更により、この方法が使えなくなってしまいました。
代わりの方法として、拡張機能を使いAmazonが在庫を持っているかどうかを一目で判断する方法を用意したので、後ほど解説をしていきます。
まずは「Amazon本体が在庫を持っている商品は、仕入れ対象外!」という事だけを、しっかりと理解しておいてください。
低価格帯の商品だけを表示する
もう1つ。「Amazonが在庫を持っていない商品」と並んで、リサーチでもう1点重要ポイントが「金額の絞り込み」です。
食品せどりでは、比較的単価の低い商品を狙っていくので、それに合わせてAmazonのページ上で、金額を細かく設定する必要があります。
現在のAmazonのページ上ではAmazonが用意した「上限と下限が決められている」範囲内でしか、金額を設定することができません。
この金額を、もう少し柔軟に設定するために使うのが
「&low-price=●●●&high-price=●●●」というコマンドです。
使い方は非常に簡単で、これをAmazonページURLの一番最後に付け足すだけです。「●●●」には希望の金額を入力します。
例えば「300円以上、900円未満」の商品に絞り込みたいときは
「&low-price=300&high-price=900」と入力をします。
「low-price」と「high-price」は、どちらか片方だけを使うこともできます。
上手く組み合わせることで、効率よくリサーチを行うことができるようになります。詳しい使い方については、「リサーチ&仕入れ基礎編」の中で、動画で解説をしているので、そちらを確認してください。
また、Amazonで使うことができるコマンドは、ここで紹介した以外にも沢山用意されています。複数のコマンドを組み合わせることで、電脳せどりのリサーチをかなり効率化することができるようになります!
その他のAmazonコマンドについては、こちらの記事で詳しく解説しているので、ぜひチェックしてくださいね!
ここまで事前準備が完了したら、実際に商品リサーチを実践していきます。
リサーチ&仕入れ基礎編
事前準備が完了しましたら、実際に利益が出る商品のリサーチを実践していきます。
1、狙うべき商品の具体的な特徴
まずは、これからあなたが狙っていく「商品の具体的な特徴」をお伝えします。特徴として以下の4つを頭に入れてください。
- Amazonが出品していない商品
- FBA出品者がいない商品(自己発送+送料)
- 超高回転の商品
- 低単価の商品
この4つの条件を満たした商品を狙っていきます。それでは、それぞれの特徴について1つずつ解説をしていきます。
①、Amazonが出品していない商品
食品せどりに限らずですが、Amazon本体の価格の安さに私たちせどらーがかなうはずはありません。Amazon本体が出品していない商品を狙う。これはせどりでは鉄則です。
②、FBA出品者がいない商品
まずは、こちらの商品を見てください。
こういった商品が仕入れの対象となります。自己発送の出品者のみで、
「商品代金:240円+送料:700円=合計:940円」
この商品を240円で仕入れて、FBAに納品し940円で販売できたとすると、
940 円 : 想定売値 -240 円 : 仕入れ値 (26%) -431 円 : Amazon総手数料 (46%) ※消費税込み 269 円 : 利益 (29%) |
1商品あたり「利益269円」「利益率29%」となります。さらにFBAで販売する場合は「自己発送+送料」よりも価格を高く設定してもショッピングカートを獲得することができます。※FBAカート獲得の仕組みについては後述します。
この商品の場合だと、おそらく1150円前後でカートを取得することができるハズです。さらに、ネットショップやハピタスのポイントも考慮すると、利益はもっと大きくなりますね。
まとめると、食品のリピート仕入れは
- 自己発送の送料分の差額
- 自己発送とFBAのカート獲得の差額
この2つで稼ぐ方法が基本となります。ただし、この方法だけでは取りこぼす商品が出てきてしまうので、その点については、後ほど解説をします。
また、今回例として紹介した商品は賞味期限が21日間とかなり短く、FBAで販売をするいことはできません。あくまでも商品の1例として紹介したものなので、絶対に仕入れはしないでくださいね。
③、高回転の商品
食品せどりは、まだ参入者が少ないので「出品者が1名だけの商品」をよく見かけることがあります。例えば、出品者が1名だけで、モノレートのグラフがこの程度の商品。
出品者が1名だけで、3か月で18回売れています。これで利益が取れる商品であれば、当然仕入れ対象となりますね。
ですが、こういった商品ばかりを主力にするのは危険です。この程度の売れ行きの送品は、出品者が増えてしまうとすぐに価格が暴落し、利益が取れない商品になってしまう可能性が高いです。
こういった商品を仕入れるのがNGということではありませんが、食品せどりは「高回転」が基本となりますので、全体のバランスを考慮して仕入れをしていきましょう。
感覚としては「高回転商品6~7割、中回転商品3~4割」くらいのイメージで。仕入れ判断に迷ったときは、私に直接相談をしてください。
④、低単価の商品
「自己発送+送料」の商品を仕入れて、FBAに納品して利益を得る。これが食品リピート仕入れの基本と解説しましたが、この方法を実現するためには「低単価の商品」である必要があります。
先ほどの商品を例にすると、
「240円+送料740円」=合計940円
この商品をFBA:940円で販売することで、
————————————————–
940 円 : 想定売値
-240 円 : 仕入れ値 (26%)
-429 円 : Amazon総手数料 (46%) ※消費税込み
271 円 : 利益 (29%)
————————————————–
十分な利益をあげることができます。
仮に、この商品の単価が3000円だとすると、
「3000円+送料740円」=合計3740円
この商品をFBA:3940円で販売すると、
————————————————–
3740 円 : 想定売値
-3000 円 : 仕入れ値 (80%)
-731 円 : Amazon総手数料 (20%) ※消費税込み
9 円 : 利益 (0%)
————————————————–
利益は全く取れません。商品の単価が上がっても、送料がそこまで大きくなることは基本的にはありません。
つまり、単価が上がれば上がるほど、送料の差額で利益を出すことが難しくなってくるのです。
自己発送のセラーが設定している送料の金額にもよりますが、基本的には「2000円以下」の商品を狙っていくようにしましょう。
2、基本的なリサーチ方法
それでは、実際のリサーチ方法について解説をしていきます。リサーチは、
- 拡張機能を使い、Amazon在庫無し商品を見つける
- Amazonの裏URLコマンド
この2つを活用して、進めていきます。
ここは言葉で説明をするよりも、実際に私がリサーチをしている流れを見た方が理解が深まりますので、こちらの動画をご覧になってください。
⇒ 食品せどり 基本リサーチ動画
※パスワードは「food39」です。
この方法が基本となるので、何度も繰り返し見てリサーチの手順を覚えていきましょう。
①、出品者の他の商品を追いかける
基本リサーチで1つ仕入れ対象となる商品が見つかった場合は、その商品の出品者が販売している他の商品も必ずチェックしていきましょう。
例として、こちらの商品を見つけた場合の流れを解説します。
自己発送の出品者が1名だけで出品していますね。「商品代金324円+送料450円」なので、FBAで販売すれば利益が取れそうです。※ランキングについては今回は考慮しませんが、しっかりと売れている商品を選んでくださいね。
自己発送で「送料を450円」と設定しているということは、この方が出品している他の商品も、同じ送料に合わせている可能性が高い。つまり、他の商品も仕入れ対象となる可能性が高いことになりますね。
では、他に出品している商品もチェックしていきましょう。
セラーの店舗名をクリックします。
次にそのセラーの「ストアフロント」へ移動します。
すると、そのセラーが扱っている商品一覧ページへ移動できます。
ここからは基本リサーチの流れと全く同じです。送料分を上乗せして、利益が取れる商品がないかどうか、1つずつチェックしていきましょう。
ただし!
このリサーチ方法で1点だけ注意すべき点があるので、リサーチの流れと注意点について動画を作成しました。
ここを注意しないと、利益が全くでない商品を仕入れる可能性が高くなってしまうので、リサーチ前に動画は必ずご覧になってください。
②、FBA出品者がいない商品を狙う際の注意点
仕入れるべき商品の特徴の1つとして「FBA出品者がいない商品(自己発送+送料)」と解説をしましたが、このリサーチ方法には1つ注意しなければいけない点があります。
これは、先ほど例として紹介した商品です。
現在はFBA出品者がいないので、私が解説したリサーチ方法で仕入れ対象となります。
ですが、この商品を誰かがFBAで出品してしまった時点で、私のリサーチ方法では仕入れの対象外となってしまうんですね。
「FBA出品者がいない商品」という条件から外れてしまうからです。
リサーチに慣れていただくため、最初は「FBA出品者がいない商品」だけをリサーチするのが効率が良いのは間違いありません。
ですが、すでにFBA出品者がいる商品の中にも、仕入れ対象となる商品はたくさんあります。基本リサーチをマスターした後は、「すでに他のせどらーがFBA出品していても、利益が出る商品」まで、リサーチの対象を大きく広げていきましょう。
例えばこの商品はすでにFBA出品者がいる商品ですが、
ネットショップでは355円で仕入れが可能です。
利益を計算してみましょう。
————————————————–
1116 円 : 想定売値
-355 円 : 仕入れ値 (32%)
-450 円 : Amazon総手数料 (40%) ※消費税込み
311 円 : 利益 (28%)
————————————————–
全く問題ありませんね。このように、リサーチに慣れてきた後にFBA商品まで広げていくと、利益が取れる商品はさらに増えていきます。
ただし!
すでにFBA商品出品されている商品に相乗りする場合は「価格競争だけは絶対にしないこと!」これは必ず守ってください。
価格競争の詳細までは詳しく解説はしませんが、意味も無く値下げをしてしまうと、その値下げに他のせどらーも釣られてしまい、最終的には全く利益が取れない商品になってしまう。
「そうなると、誰も得をしませんよね?」
食品の価格設定については、後ほど別パートで詳しく解説をしますが、とりあえずは「むやみに価格を下げない!」ということだけ覚えておいてください。
これは、食品せどらーとして最低限のマナーです。
3、商品の仕入れ先について
食品せどりで使う主な仕入れ先は以下の4つです。
- 楽天
- Yahooショッピング
- 公式通販サイト
- Amazon
それぞれで、メリットとデメリットがあるので1つずつ解説をしていきますね。
① 楽天、Yahooショッピング
「拡張機能編」で解説をした「モノサーチ」という拡張機能をインストールしておくと、Amazonの商品ページに楽天とYahooショッピングのサイトが自動的に表示されるようになります。
基本は、ここで表示されたショップの中で、一番安いショップから商品を購入していきます
そこで注意すべき点は「送料」です。本マニュアルで扱う食品は単価が低いため、仕入れをする際に発生する送料をどれだけ抑えることができるかも、大きなポイントとなります。
全国一律送料無料のパターン。
地域によって送料が違うパターン。
※私の住む北海道は、これがネックになります。笑
金額によって送料が無料になるパターン。
購入直前の画面まで進むと、実際の送料を確認することができます
利益に直結する部分なので、送料は必ず確認をしてください。
モノサーチでショップが表示されない場合は、商品名をそのまま「Googleショッピング」で検索をしてください。
Googleショッピングで検索をした結果です。
楽天やYahooショップで販売されている商品が表示されましたね。ほとんどの商品がモノサーチで表示されるケースが多いですが、もし表示されない場合はGoogleショッピングを活用してください。
② 公式通販サイト
商品によっては、楽天やYahooショッピングでは扱っておらず「自社の公式通販サイト」だけで販売している商品も存在します。
もし、楽天やYahooショッピングで見つからない商品があったときは、
- 「商品名 通販」
- 「メーカー名 通販」
というワードで、Googleで検索をしてください。
例として、こちらの商品。
この商品を販売しているセラーをチェックすると、
「健康食材屋 堀内八郎兵衛」というショップ名があるので、これでGoogleで検索をしてみましょう。
通販サイトが表示されましたね。
ここは絶対的なルールがあるわけではないので「ショップ名・商品名・通販・公式サイト」など、関連ワードで検索をしてみてください。たいていの商品は、すぐに仕入れ先を特定することができます。
③ Amazon
食品せどりでは、商品をAmazonから直接仕入れる方法もあります。「Amazon刈り取り」という手法ですね。
先ほどと同じく、こちらの商品を例にします。
1商品あたりの金額は「563円」です。送料が500円発生しますが、出品者の欄を確認してみると、
「5000円以上で送料無料」という記載がありますね。この商品の場合、9個以上まとめて購入をすると送料が無料になります。
他のサイトでも、同じ563円で販売してるので、Amazonで仕入れをしても、全く問題はありません。
ただ、Yahooショッピングや楽天の場合は「各サイトのポイントが貯まる」ため、可能であれば、ポイントが貯まるサイトから仕入れを行ってください。
また、この商品の場合はセラーの名前に「送料無料」という記載がありましたが、こういった記載がないセラーでも、購入金額によって送料無料になるケースが多々あります。
私の経験上、5000円以上、1万円以上といった区切りで送料が無料になるケースが多いので、購入直前の画面まで進んでいただき、
送料が無料になるかどうかを、しっかりと確認してください。
4、キーワードを使った食品リサーチ
ここでは「キーワードを使った食品のリサーチ」について解説をしていきます。
「低価格帯&カテゴリを絞り込む」でリサーチをしても、全ての商品が表示されているわけではありません。そこから一歩踏み込んだリサーチをするためには、キーワードを効果的に活用する必要があります。
では、具体的にどんなキーワードを使ってリサーチをしていくかという点について。この点に関しては、食品せどりを実践されてている方から、もたくさん質問をいただきますが、
「キーワードはなんでも良い」
食品せどりは、どんなキーワードでもリサーチが可能です。
ただ「なんでも良い」と言ってしまうと、逆に手が止まってしまう方も多いと思いますので、私が実際にリサーチをする際に使っているキーワードをお伝えしていきます。
ただ、ここで解説するキーワードはあくまでも一例です。これから解説する方法を参考にして、自分なりのリサーチキーワードを考えてみてくださいね。
①、食品リサーチの基本キーワード
■ 食品名
まずは基本的なところで、食品名から検索をしてきましょう。分かりやすいところで「スイーツ・スナック菓子」カテゴリを見ていきます。
ここからキーワードを抜き出していきます。
「ケーキ・チョコレート・ようかん・どらやき・せんべい・ポテトチップス・ビスケット」
目についたキーワードを、片っ端からリサーチしていきましょう。
- ケーキ
- チョコレート
- ようかん
- どらやき
- せんべい
- ポテトチップス
- ビスケット
キーワードリサーチのコツや、あまり悩まないことです。目についたキーワードで、とりあえず検索をしてみることが大切です。
■ ブランド名
食品名で検索していくと、商品のブランド名も気になってきます。
- ポテトチップス
- じゃがビー
- ベビースター
- プリングルス
これがブランド名ですね。食品名と同様にリサーチしていきましょう。
■ メーカー名
ブランド名と区別が難しそうですが、
- カルビー
- おやつカンパニー
- ロッテ
- グリコ
- ブルボン
これがメーカー名ですね。リサーチの方法はブランド名と同様です。
■ リサーチした商品から抜き出す
1つ商品を見つけたら、その商品からキーワードを抜き出します。
例として、またこちらの商品。
この商品から抜き出すことができるキーワードは、
- 米粉
- 餃子
- 皮
- 小林製麺
- 麺
とりあえず、これくらいでしょうか?商品名からキーワードを抜き出すだけなので、何も難しいことはないですね。
「抜き出したキーワードで検索をして、またそこからキーワードを発掘する」 この繰り返しをするだけで、リサーチが途切れることはありません。
■ 地域名
次は地域名で検索をしてみましょう。各地域の限定商品やお土産などを狙っていきます。
私が住んでいる「北海道」や「東京」「大阪」「京都」「宮城」といった都道府県の他にも、「札幌、仙台」といった、都市の名前でもOKです。
■ 観光名所
観光名所を使ったリサーチも効果的です。
「ディズニーランド」「ユニバーサルスタジオ」「浅草」「スカイツリー」など。
あなたが過去に行ったことがある場所で、リサーチをしてみるのもアリです。
■ 味覚
少し変わった方法ですが、味覚で検索をするのも有効な方法です。
- あまい、すっぱい、にがい、からい、しょっぱい、
- うまい、まずい、あっさり、すっきり、さわやか
全く見たことがない商品が出てくることが多いですね。
■ 季節
トレンドせどりと少し似ていますが、その季節ごとに需要が高まる食品を狙っていきます。
バレンタインデー、ホワイトデーの時は、チョコレートが爆発的に売れるように、他の季節でも、その時期だけ売れる商品がたくさんあります。
「春・夏・秋・冬」というキーワードはもちろんですが、こういったサイトを参考にして ⇒ 日本の行事
目についたキーワードで、リサーチをしていきましょう。
■ 食品とは全く関係のないキーワード
一見すると食品とは全く関係のなさそうなキーワードでも、リサーチは可能です。例えば「スマートフォン」というキーワードで検索をしてみると、
こんな商品がヒットしました。少し奇をてらった方法ではありますが、誰もやっていないからこそ、誰にも気づかれることなくひっそりと眠っている商品が見つかることもあります。
食品とは全く関係がなかったとしても、とりあえずリサーチをするクセをつけておきましょう。
■ 連想ゲーム的な考え
1つキーワードを思いついたら、そこから連想ゲーム的にキーワードを膨らませていきます。ここは自分で考えることもOKですが、Googleで検索をしてみましょう。
例えば、大阪と言えば ⇒ 大阪と言えば思い浮かぶことランキング
こういったサイトを活用すると、簡単に連想ゲーム的にキーワードを膨らませることができますね。
大阪定番のキーワードで検索をして見つかりました。
自分で思いつかない方は、こういったサイトを活用してキーワードを集めていきましょう。
Amazonデータベースリサーチ編
ここでは、Amazonデータベースを活用したリサーチ方法について解説をしていきます。Amazonが提供するデータを使うことで、品薄の商品やAmazon在庫切れの商品をピンポイントで発見することが可能です。
1、Amazon出品大学
リサーチにはAmazon出品大学を使っていきます。
Amazon出品大学とは、Amazonでの販売に役立つ様々な情報を学ぶことができるWEB講座です。当然、Amazonが公式に公開しているサイトになります。
2、Amazon出品大学からデータを取得する
では、Amazon出品大学からデータを取得していきましょう。セラーセントラルへログインし、画面一番右下にある「Amazon出品大学」をクリックしてください。
左側のメニューから「レポートデータを活用しよう」→「出品おすすめデータ」をクリックしてください。
赤枠で囲んだ部分をクリックしてでください。
ここまで進むと「出品おすすめデータ」のページが開きます。このページは頻繁に使うので、お気に入りに登録しておいてください。⇒ 出品大学: 出品おすすめデータ(売れ筋/品薄欠品/FBA推奨リスト)
表示されたデータの中から「食品&飲料」の「出品推奨商品」をクリックしてください。クリックすると、エクセル形式のデータをダウンロードすることができます。
3、取得したデータから商品をピックアップ
では実際に、取得したデータを見ていきましょう。ダウンロードしたデータを開くと、エクセル形式のファイルとなっています。もし、画面上部に以下の表示があった場合は「編集を有効にする」をクリックしてください。
画面左側の赤枠で囲んだ部分にカーソルを移動させたまま、⇒「フィルター」をクリックしてください。
そうすると「順位・カテゴリー・JAN・ASIN・商品名」の横に「▼ボタン」が表示されました。このボタンを表示させることで、各列ごとに自分で設定した条件にマッチした商品だけを表示させることができます。※「出品者数1名」の商品だけ、「最低価格3000円以上」の商品など。
では実際に条件を設定していきます。まずは「FBA出品者が5名以内の商品」だけに絞り込みます。
「FBA出品者数」の横ある▼ボタンをクリックしてください。
ここで出品者数を絞り込んで行きます。まず一番上の「すべてを選択」のチェックボックスをクリック。
そうすると、全てのチェックボックスからチェックが外れるので「1~5だけ」にチェックをいれて、OKをクリック。これで「FBA出品者が1~5名の商品だけ」で絞り込みができました。
次に「直販出品」を絞り込みます。直販商品とは、Amazonの直販部門が販売している商品のことです。
Amazonが出品している商品はリサーチの対象から外したいので、「直販出品の横の▼ボタン」⇒「あり」だけチェックボックスを外してからOKをクリック。これで「Amazonが出品していない商品」で絞り込みができました。
最後に「金額」で絞り込みをします。食品せどりでは「低単価の商品」を狙っていくのが基本なので、今回は「1000円以下の商品」で絞り込んでいきます。
「最低価格の横の▼ボタン」⇒「数値フィルター」⇒「指定の値以下」と進んでください。
最低価格に「1000」と入力しOKをクリック。これで「1000円以下の商品」で絞り込みができました。
- FBA出品者が5名以内
- Amazonが出品していない
- 金額が1000円以下
この3つの条件で絞り込みができたら、あとは「ASIN」をAmazonで検索して、商品をチェックしていきましょう。これ以降の流れは、通常のリサーチと全く同じです。
今回は上記3つの条件で絞り込みましたが、これにとらわれずにあなたなりの条件で、色々と検索をしてみてくださいね。
トレンドリサーチ編
ここでは、食品トレンドせどりで稼ぐ方法を解説していきます。
テレビやツイッターなど、トレンドを取り入れて稼ぐ方法とはいうのは、食品せどりに限らず、せどりでは鉄板の手法です。
テレビで紹介された商品に爆発的な需要が生まれ「Amazon在庫切れ⇒プレミア価格」という流れ。あなたも一度は経験したことがあるかもしれませんね。
タイミングがかみ合えば、1商品で10万円以上稼ぐことも珍しくないので、ポイントを押さえてしっかりと実践していきましょう。
1、影響力が高い芸能人が取り上げた商品を狙う
トレンドせどりで一番の定番となる方法が、テレビなどのメディアで紹介された商品を狙うという方法です。今は、Facebook、TwitterといったSNSが主流となっていますが、まだまだテレビの力は健在です。
その中でも、特に影響力が高い方が「マツコ・デラックス」です。
基本的に辛口のコメントが多い「マツコ・デラックス」ですが、彼女がテレビで「美味しい!」とコメントした食品は、高確率でプレミア価格になる傾向があります。
その中でも、以下の2つの番組は要チェックです。
普段はあまりテレビは見ない方でも、この2つの番組だけは必ずチェックするようにしてください。
2、健康番組で取り上げられた商品を狙う
健康番組で紹介された商品もかなりねらい目です。
「病気を予防する・症状を改善する効果がある」
常に健康でありたいという人間の願望に直結した商品は、驚くほどの勢いで売れていくことが多いです。
普段なじみのある商品が紹介されることが多いので、スーパーなどのどこにでもあるショップで仕入れができることもよくあります。
※2016年には、番組で取り上げられた「ココア」の需要が一気に爆発しました。
健康番組はそれほど数が多くなく、
- 主治医が見つかる診療所(毎週月曜日 夜8時)
- ガッテン!(毎週水曜日 夜7時30分)
- たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学(毎週火曜日 夜8時)
- きょうの健康(放送日はホームページ参照)
- 健康カプセル!ゲンキの時間(毎週日曜日 朝7時)
とりあえず、この5つの番組を抑えておけば大丈夫です。ただ、全ての番組をリアルタイムでチェックすることは不可能ですし、どの番組が何曜日に放送されているかも、すぐに忘れてしまいますので、「Googleカレンダー」に全ての番組のスケジュールを登録しておきましょう。
3、まとめサイトをチェックする
健康番組以外にも、影響力が強い番組はたくさん存在しますが、それらを全部チェックすることは現実的に不可能です。そういった場合は、実際に番組を見なくてもテレビで取り上げられた商品を紹介してくれる「まとめサイト」をチェックしましょう。
- 価格.com テレビ紹介情報
- 47CLUB メディアに紹介された商品
- TV番組などで紹介された流行りのオススメ商品まとめ
空き時間にスマートフォンでチェックし、気になる商品は後ほどパソコンを使ってじっくりリサーチをしていきましょう。
当日に番組をチェックできなくても、翌日以降に番組のホームページで放送内容を確認し、食品が取り上げられているかどうかを確認してください。
5、需要が上がった原因を特定する
急激にランキングが上がった商品が見つかったら「その商品がなぜ売れているのか?」その原因を調べていきます。以前、この商品が急に「カテゴリランキング1位!」になるほど、爆発的に売れたことがあったのですが、
なぜ、この商品が爆発的に売れたのか?調べるための方法は2つあります。
① Googleで検索をする
あまり知られていない機能ですが、Googleでは「期間を指定して」検索をすることができます。つまり、商品名を検索するときに「24時間以内」「1週間以内」と指定することで、その期間内に掲載された最新の情報だけを表示させることができるんですね。
Googleで検索をするときに、画面右側にある「ツール」をクリックすると、期間を指定することができるようになります。基本は「24時間以内or1週間以内」で指定をするのがおススメです。
今回は「24時間以内」と指定したので、24時間以内に掲載された情報だけが表示されるようになりましたね。最新の情報だけに絞り込むことで、テレビ(メディア)で、最近紹介されたかどうかを、簡単に確認することができます。
少し余談になりますが、この期間を指定して検索をする方法は「ネットショップのセール」を検索する時にも、非常に有効な方法です。
② Yahoo!リアルタイム検索
リアルタイム検索は「Twitter&Facebook」で流れている情報を、一括で検索することができるツールです
先ほどの「ご飯にかけるギョーザ」をリアルタイム検索で調べてみると、
テレビで紹介されていたことがすぐに分かりますね。
ここで確認すべきは「ツイートの数」です。たくさんツイートされていれば、それだけ需要が高いことが分かりますし、ツイートの数がそれほど多くなければ、一時的な需要ということが考えられます。
いずれにしても、需要が急激に上がったからといって、何も考えずにその商品に手を出すのは非常に危険です。
6、トレンド商品の仕入れ方法について
一口にトレンド商品といって、
- 紹介された番組の影響力
- 紹介した有名人の知名度
- その商品の元々の供給量
などによって、扱い方が変わってきます。
先ほどお伝えした「マツコ・デラックスの番組」や「主治医が見つかる診療所」など、有名な番組なら影響力は高いです。
逆に地方の番組など、あまり影響力のないメディアで紹介された場合は、2~3日で収束してしまうこともよくあります。また、元々の供給量が多い商品なら、一時的に在庫が切れたとしても翌日には復活するケースも多々あります。
トレンドせどりはタイミング次第で大きく稼ぐこともできますが、逆に仕入れを失敗してしまうと、在庫を抱えて赤字になってしまう可能性もあります。
急激にランキングが上がっているからと言って、スグに飛びつくのではなくて、これからお伝えする方法で、商品の状況をしっかりと確認して仕入れの判断を行ってください。
① Amazonの在庫数をチェックする。
Amazonの在庫状況を確認するためには、商品をカートに大量に入れたままにしておき、ある程度時間が経過した後に、在庫がどれだけ減っているかをチェックしていきましょう。
このように、カートに大量に商品を入れておいて、
数時間後、もしくは翌日に確認したときに、
このように、一気に在庫が減っていれば、かなり需要が高い商品と判断できます。逆に1日が経過しても、20個程度しか減っていないようなら、それほど需要がないという判断になりますね。
まずはAmazonの在庫状況を確認して、商品の本当の需要をしっかりと見極めましょう。
② メーカー、小売店に電話をして確認する
在庫状況を確認するもう1つの方法として「メーカー、小売店に電話をして確認する」という方法があります。
電話と聞くとアナログな感じがしますが、実はこの方法が一番確実です。メーカーに直接電話をするのは、多少抵抗があるかもしれませんが、法人ではない一般の方が電話をしても、丁寧に対応してくれるので大丈夫です。
「○○という商品がテレビで放送されていたのですが、取り扱いはありますか?」
「○○という商品が欲しいのですが、まだ在庫はありますか?」
という感じで聞きましょう。
もし在庫がない場合は、
「次は、いつ頃入荷する予定でしょうか?」
と、次の入荷予定も必ず確認してくださいね。入荷予定まで確認することができれば、
- この商品を継続して追いかけるかどうか。
- 予約販売への切り替え
など、色々と戦略を練ることができます。
また、実店舗でも仕入れも視野に入れて「○○という商品は、どの店舗で取り扱っていますか?」というように、取扱店舗も必ず確認しておきましょう。
7、トレンドせどりは深追いは厳禁!
「食品せどりの基礎知識編」で解説したように、食品せどりのメインは「リピート電脳せどり」です。コツコツとリサーチを進めて、商品リストを構築するのが基本スタイルです。
トレンドせどりは、ある程度運の要素も絡んでくるため、運よくタイミングがかみ合うと一撃で10万円、20万円といった利益を上げることもできます。
だからと言って、トレンドせどりばかりを追いかけていては、食品せどりで安定した収益を生み出すことはできません。
「トレンドせどりはあくまでもおまけ程度」
深追いは厳禁です。必要以上にのめりこみすぎないよう気を付けてください。
ネットショップ攻略編
ここでは「リピート電脳仕入れ以外のネットショップの攻略法」について解説をしていきます。
食品せどりの基本は同じ商品を何度も繰り返し販売する「リピート電脳仕入れ」となりますが、それ以外にも仕入れ対象とすべきショップはたくさん存在します。
そういったショップで狙うべきポイントについて、お伝えしていきます
1、サンプル百貨店(ちょっプル)
食品、家電、化粧品、日用品など。様々な商品をサンプル価格で購入することができるサイトです。
すでに電脳せどらーにはおなじみにサイトになっていますが、ちょっプルでは常に新しい商品がドンドン追加されていきます。そのため、狙うべきポイントをしっかりと押さえておけばまだまだ仕入れは可能です。
ちょっプルの攻略法については、こちらの記事で詳しく解説をしています。
2.LOHACO(ロハコ)
ロハコは、オフィス向け通販を手がける「アスクル」と「ヤフー」が協力して運営していう、日用品通販サイトです。ヤフーと提携しているため、Yahoo!JAPANのIDを持っていれば、Tポイントを貯めることができます。
1、セールを狙う。
ロハコでは、毎日様々なセールを開催しています。サイト上からだとセール情報を探しにくいため、Googleで「ロハコ セール」と検索してみてください。
ロハコのリサーチは、セール商品に狙いを定めてリサーチをしてください。単純な作業の繰り返しですが、意外と掘り出し物が多く見つかります。
2、ハピタスを経由する
ロハコは、すでに解説済みの「ハピタス」を経由することで、ポイントの2重取りが可能です。
ハピタスを経由することで「1.9%のポイントバック」となりますので、必ずハピタスを利用してください。
3、KURADASHI.jp
KURADASHI.jpは、賞味期限が短くなった食品を安く提供しているサイトです。ちょっプルと比較すると商品数は少なめですが、まずまず利益が取れる商品がならんでいます。
745円仕入れ ⇒ 1550円販売です。
同じ商品を何度も繰り返し安定して仕入れることはできませんが、定期的にチェックしておくとよいでしょう。
KURADASHI.jpの攻略法については、こちらの記事で詳しく解説をしています。
4、駄菓子の卸サイト
食品せどりでは「駄菓子」がねらい目のジャンルの1つです。季節に関係なく、1年中安定した売れ行きを見込める商品ですね。
駄菓子は、楽天やYahooショップの他に「駄菓子の卸サイト」から仕入れる方法もあります。卸サイトは多数ありますが、その中で私がよく使っているサイトを1つ紹介しておきます。
石浜製菓という、卸サイトです。1万円以上を購入すると、送料が無料になります。また、卸会員になると3万円以上の購入で10%割引となります。※卸会員は、登録料1000円、一般個人でも登録が可能です。
駄菓子をリサーチした時は、このショップをチェックすることをおススメします。
単価の低い駄菓子を3万円以上仕入れるとなると、かなりの量になります。なので、仕入れる種類を増やして「少量多品種」というイメージで仕入れを行うようにしてください。
1商品だけを100個、200個と仕入れてしまうと、ライバルが増えて売れにくくなった時のデメリットが大きくなります。
5、NETSEA(ネッシー)
会員制の卸サイトであるNETSEA。会員登録は無料で、個人でも利用することが可能です。
NETSEAは、Amazonで商品登録がされていない商品も多数扱っているので、新規商品登録をすることで、独占販売も可能です。
1、売れている順番で商品をチェック
食品カテゴリーで、売れている順番に商品を並び替え、商品をチェックしていきましょう。
2、ゲリラセールをチェック
NETSEAでは、日替わりで「ゲリラセール」が開催されています。
割引率が高い商品が多数あるので、チェックしていきましょう。
3、仕入れランキングをチェック
NETSEAでは「日間・週刊・月間」で売れているランキングを公開しています。
人気商品が並んでいるので、このランキングも必ずチェックしてください。
販売テクニック編
ここでは、食品せどりで利益を上乗せする方法、他のせどらーを出し抜いて独占販売をする方法について解説をしていきます。
1、まとめ買いのマジック
※2018年4月24日に実施された「Amazonの手数料改定」の影響で、まとめ買いで利益を上乗せする方法は使用できなくなりました。この内容は「過去にこんなことができたんだだなー」という参考程度でご覧になってください。
「Amazonの手数料改定」については、こちらの記事で詳しく解説をしています。
[post_link id="6125"]
食品せどりの利益率は1商品当たり「15%~20%」程度。回転の速い商品をガンガン販売するのが食品せどりのスタイルなので、利益率はこれくらいあれば十分です。
ですが、この利益率をもっと大きく跳ね上げる方法があります。それが「まとめ買いです」
自分の販売している商品を、一人の購入者が複数個購入してくれると「Amazonの手数料を安く」抑えることができます。
「手数料が安くなる=利益が増える=利益率も上がる」
では、具体的にどれくらい利益率が上がるのかを、例をお見せしながら解説をしていきます。
FBAで商品を販売する際の手数料として「発送重量手数料」というものがあります。名前の通り「商品の重さ」によってかかってくる手数料です。
食品、通常サイズで1商品あたり「229円」の手数料が発生しますね。
Amazonで発生する手数料の詳細については、こちらのページで詳しく解説をしています。
この「発送重量手数料」というのは、1商品当たりにかかるのではなくて、「1発送当たりの商品の重さ」によって変わってきます。
分かりやすくいうと
「1回の発送で重量が2Kgまでは、どれだけ商品が増えても手数料は229円のまま」
ということなんです。
仮に、2Kgを超えたとしても「1Kgごとに0.6円の手数料」が加算されるだけなので、こちらもかなり得ですよね?
では、まとめ買いをされた時に、数字がどれくらい変わるかをお見せします。私が過去に販売した、この商品を例として説明しますね。
1020円で販売していたこの商品を、1個販売した時の手数料は、
では、同じ商品が2個まとめて売れた時の手数料は、
- 1個販売の時の手数料は「461円」
- 2個販売の時の手数料「649円」
2個の方が、あきらかに手数料が安いですよね?利益も計算してみましょう。
【1個販売の時】
・仕入れ:365円
・販売:1020円
・利益額:218円
・利益率:21%
【2個販売の時】
・仕入れ:730円
・販売:2040円
・利益額:661円
・利益率:32%
どうでしょう?まとめて購入されることで、利益率が10%以上もアップしていますよね?これが、まとめ買いのマジックです。
そして、食品はこのまとめ買いが頻繁に発生するカテゴリでもあります。自分の立場に置き換えて考えてみると、すぐに分かりますよね?
食品は食べるとなくなる「消耗品」なので、お気に入りの食品をまとめて購入した経験はありませんか?これが、おもちゃやCD、DVDだとそうはいきません。同じCDが家に何枚もあっても意味がないですからね。
この「まとめ買いのマジック」をさらに有効活用する方法について、次のページから解説を進めていきます。
2、バリエーションを増やす
前のページで紹介した「まとめ買い」この「まとめ買い」を沢山してもらうために有効な方法が「バリエーションを増やす」という方法です。Amazonの商品ページを見ていると、
「よく一緒に購入されている商品」こんな表示を見たことはありませんか?
この「よく一緒に購入されている商品」も出品しておくことで、まとめ買いをされるケースが多くなり、結果として利益を増やすことにつながります。
味のバリエーションが豊富な商品などは、全て出品しておくとよいですね。
3、プロモーション割引を使ったカート独占術
Amazonで販売されている商品で、
「3点以上購入すると、100円割引」とありますねこんな商品を見たことはありませんか?
これは「プロモーション割引」と呼ばれるAmazonの機能の1つで、
- 2点同時購入で、100円引き
- 1点購入で、もう1点プレゼント
など、様々な割引設定を行うことができます。
このプロモーション割引を設定することで、
- ショッピングカートを取りやすくなる
- 複数購入がされやすくなる
という大きなメリットがあります。前述した通り、複数個同時購入されると「Amazonの手数料が下がる」ので、利益を伸ばすことができますね。
食品は元々まとめ買いがされやすいカテゴリですが、このプロモーション割引を活用することで、まとめ買いをさらに増やすことができるようになります。
食品を販売するときは、このプロモーション割引を必ず設定してください。
セラーセントラルにログイン後、「在庫」⇒「プロモーション管理」と進んでください。
購入割引」の下の「作成」へ進んでください。
「ステップ1:条件」と表示されている画面で「商品セレクションの作成」をクリック。
赤枠の部分で「ASINリスト」を選択し、「商品セレクションを作成」をクリック。
赤枠で囲んだ部分を、上から順番に入力していきます。
1、商品セレクションの名前/トラッキングID
⇒ 自分で分かりやすい名前を入力してください。
2、内部向けの説明
⇒ 同じく分かりやすい名前を入力してください。
3、ASINリスト
⇒ 今回、割引対象としたい商品のASINを入力してください。
※特にルールがある訳ではないので、画像と同じように入力しても全く問題はありません。
全て入力が完了したら、左下の「送信」をクリック。
これで、商品セレクションの作成が完了です。画面下に、トラッキングIDと内部向けの説明が表示されていればOKです。
ではもう一度、「在庫」⇒「プロモーション管理」と進んでください。
「購入割引」の下の「作成」へ進んでください。「ステップ1:条件」を入力していきます。
1、適用条件 ⇒ 割引を適用する条件を入力していきます。
今回は「2個同時購入で割引」と設定します。
2、購入商品 ⇒ 先ほど作成した「商品セレクション」を選択してください。
3、プロモーション内容 ⇒ 割引の内容を設定します。
今回は「50円割引」と設定します。
4、次に適用 ⇒ ここはそのまま「購入商品」で大丈夫です。
今回は「2個以上同時購入で50円割引」という設定にしてみました。基本はこの設定で大丈夫です。あとはライバルの動向次第で「割引額を上げるなど」設定を変更してみてください。
「ステップ2:実施時期」を入力していきます。
1、終了日 ⇒ このプロモーションを終了する日付を設定してください。
プロモーションをしばらく継続する場合は、終了日を長めに設定しておきましょう。
2、出品者内部向けの説明 ⇒ 自分で分かりやすい名前を設定してください。
「ステップ3:追加設定」は、初期設定のままで大丈夫です。最後に赤枠の「プレビュー」をクリック。
左下の「送信」をクリックして、設定は完了です。
何も考えずに設定してしまうと、割引額が大きすぎて赤字になってしまいます。割引率や割引額を設定するときは、
- まとめ買いでどれだけ利益が増えるか?
- どこまでの割引額なら利益が取れるか?
そこをしっかりと確認してから、設定してください。
4、新規カタログ作成ノウハウ
最初はあなた一人が独占販売をしている商品でも、他のせどらーに徐々に気が付かれて、当初よりも商品の販売ペースが落ちてくることがあります。
そんな時に試してほしいのが「カタログ作成」です。自分でAmazonの商品ページを作成して販売をする。
例として、こちらの商品。
私が扱っていた当初は、出品者数も1桁でガンガン売れていましたが、現在は出品者がかなり増えてしまいましたね。
では、どうするかということですが。次は ⇒ こちらの商品を見てください。
同じ商品を「2個セット」で販売しています。
これは、最初からAmazonに商品登録があったわけではなくて、誰か他のセラーが自分で商品ページを作成して販売しているんですね。モノレートをチェックしてみると、
1個売りのカタログほどではありませんが、しっかりと売れていますね。しかもマニュアル作成当時では、FBAの出品者は1名だけでした。
新規で商品ページを作成するのは多少の手間がかかりますが、1度作成してしまえば、他のせどらーの気が付かれるまでは、あなただけが独占して販売をすることができます。
「他のせどらーが相乗りしてきたから、もうやめよう・・・」
という考えではなくて、どうすればその商品を効率よく販売できるかを考えて、行動をしていきましょう。
商品の新規登録方法については、詳細をブログにまとめてありますのでこちらをご覧になってください。 「JANコード無しの商品を出品する方法」も解説しています!
利益上乗せ編
ここでは、食品せどりで稼ぐために必ず実行していただきたい「利益を上乗せするテクニック」について解説をしていきます。
正直、多少面倒な作業にはなりますが、これらをしっかりと実践することで、利益を確実に上乗せさせることができます。
この部分に関しては、難しいノウハウなどは一切ありません。誰にも出必ずできる方法なので、必ず実践していきましょう。
1、ポイントサイトを経由して仕入れをする。
食品せどりの仕入れ先のメインは「楽天・Yahooショッピング」の2つです。この2つのショップから仕入れる際は
「ポイントサイトを経由してから、商品を仕入れる」
これを必ず実践しましょう。電脳せどりをやる上で鉄板の方法ですが、面倒くさがってやっていない方が非常に多いです。
食品せどりが波に乗ってくると、1回の仕入れで10万円以上の商品を仕入れることも珍しくなくなってきます。それだけ大量に仕入れをするとなると、獲得できるポイントもかなり多くなり、ポイントを多く獲得できた分だけ、利益も上乗せすることができるということになりますね。
経由するポイントサイトは複数ありますが、複数のサイトを使いまわすのは非常に手間がかかってしまうので、せどらーの間で一番有名なサイトである「ハピタス」を使っていきましょう。
それ以外にも、げん玉・モッピー・ゲットマネーなど色々なポイントサイトがありますが、利用するのはハピタスだけで大丈夫です。
ハピタスのポイント還元率は、以下の通りです。
・楽天 ⇒ 1倍
・Yahooショッピング ⇒ 1.1倍
・ヤフオク ⇒ 1倍
・ポンパレ ⇒ 3.6倍
・ロハコ ⇒ 4倍
食品仕入れでよく利用する「ロハコ」のポイント還元率が高いですね! ハピタスを経由することで、
- 楽天ポイント(Yahooポイント)
- ハピタスポイント
2つのサイトから、ポイントを2重で獲得することができます。ハピタスで獲得したポイントは、現金や各種ポイントと交換することが可能です。
ポイントを、そのまま現金に交換できるというのはかなり大きなメリットなので、必ずハピタスを経由してから仕入れを行うようにしてください。
ハピタスへの会員登録がまだ済んでいない方は、↓の画像をクリックして会員登録を行ってください。こちらのリンクから登録すると「ハピタスポイント30ポイント!」がプレゼントされます!
会員登録が完了したら、ハピタスへログインしていただき、
「ショッピングでためる」→「総合ネット通販・オークション」と進んでください。
すると、楽天市場とYahooショッピング!が表示されるので、右端にある「ポイントを貯める」から各サイトへ移動し、そこで商品を購入してください。
ハピタスを経由するのは多少面倒で、どうしても忘れがちになってしまいますが、これは利益に直結する作業です。忘れずに、必ず実施してください。
2、各ネットショップのポイントを最大限に獲得する。
楽天、Yahooショッピングでは、ポイント獲得の各種イベントへの参加や、クレジットカード、モバイルアプリを活用など、様々なポイントの獲得方法があります。
楽天、Yahooショッピングで最大限にポイントを獲得するための方法については、ブログ記事で公開予定です。
3、Amazonギフト券を利用する
Amazonから仕入れをする際は「Amazonギフト券」を利用することで、商品を安く仕入れることができます。Amazonギフト券は、以下のサイトで定価よりも格安で購入することが可能です。
・amaten
・アマオク
ご覧の通り、5万円分のギフト件が、46500円で購入が可能です。ギフト券を購入するだけで、実質7%の割引を受けているのと同じ効果を得ることができます。
ただし、こういったショップから購入したギフト券は、
- シリアル番号を登録できない(購入したギフト券が使えない)
- Amazon購入アカウントの停止
というトラブルが発生する可能性も秘めています。
現状では、何もトラブルなくギフト券を使えている方もいますが、こういったリスクがあることを理解したうえで、自己責任で使用してください。
最後に
私が実践している食品せどりノウハウを1つ残さず全て記載したので、3万文字を超える巨大な記事になってしまいました。(笑)
文字にすると情報量が多く見えてしまうかもしれませんが、実際に手を動かしてしまえば、食品せどりのリサーチはそれほど難しいものではありません。ただ「賞味期限の確認」など、一般的なせどりよりも注意すべき点がいくつは増えているので、その点だけは気を付けてくださいね。
冒頭で紹介した方のように、本気で取り組めばサラリーマンの給料よりも大きな金額を稼ぐことができる食品せどりに、ぜひチャレンジしてみてくださいね!
それでは。
コメント
コメント一覧 (2件)
はじめまして!
アマゾンでの出品を始めたばかりのナオシカと申します。
商品登録するために色々検索していてたどり着きました。
とてもわかりやすく、知りたい情報が満載でした。
食品カテゴリーはまだこれから申請するところですが、メインはハンドメイドなので
JANコードなし・・
本当にありがたい記事の数々でした。
ありがとうございます!応援させていただきます(#^.^#)
サクです、コメントありがとうございます!
ブログの記事が、お役に立てたようで良かったです♪
お役に立てるような記事を沢山追加していきますので、
また、ぜひ遊びに来てくださいね♪