Amazonで商品を出品するには、
1.すでに販売されている商品と同じ商品を「相乗り出品」する
2.Amazonで販売されていない商品を「新規出品」する
この2つの方法があります。
せどりでの出品は、ほぼ「相乗り出品」になることが多いと思います。
相乗り出品は、すでに作成されている商品ページにのっかって、
自分の商品を出品するだけですので、
自分で商品ページを作る手間はありません。
しかし、Amazonのカタログにない商品を出品したい場合は、
自分で商品ページを作る必要があります。
今回は、自分で商品ページをつくって、新規商品登録する方法を解説していきます。
(食品を登録するときを例に行っていきます。)
オリジナル商品やセット商品、ノーブランド品も、
この方法で出品することができるようになりますので、
ぜひ参考にしてくださいね。
商品を新規に登録しよう!
それでは、やっていきましょう。
まずはセラーセントラルにログインします。
「商品登録」をクリック
ログインしたら、商品登録をクリックします。
「商品を新規に登録する」をクリック
「商品を新規に登録する」をクリックします。
カテゴリーを選択する
出品したいカテゴリーを選択します。
食品などの一部のカテゴリーは、出品申請が必要です。
まだ申請をしていない方は、先に申請を済ませておく必要があります。
(食品のカテゴリー申請について、詳しくはこちら↓)
カテゴリーがわからない時は・・・
商品のカテゴリーがわからないときは、
Amazonで似ている商品を探し、その商品の「登録情報」をみてみましょう。
「登録情報」は、商品ページを下にスクロールすると表示されます。
ここに書かれているカテゴリーを選択すればOKです。
重要情報を入力する
カテゴリーを選択したら、重要情報を入力していきます。
赤枠の部分は、全て入力しなければいけません。
商品コード(JANコード等)の入力も、基本的には必須です。
もし、出品したい商品にJANコードがついていなかった時は、
先にこちらの申請を済ませておく必要があります。↓
パッケージ商品数
パッケージ商品数は、セット商品じゃなければ「1」と入力します。
セット商品の場合は、そのセットに含まれる商品の数を入力しましょう。
【例】
例えば、
商品名「ビスケットA」、「マシュマロA」、「せんべいA」があったとします。
ビスケットAとマシュマロAをセットで販売→パッケージ商品数「2」
ビスケットAとマシュマロAとせんべいAをセットで販売→「3」 ビスケットAを3つセットで販売→「3」 ビスケットA3つとマシュマロA2つをセットで販売→「5」 |
※ 1箱の内容量を入力するわけではないので注意してください。
メーカー名
「伊藤園」などのメーカー名を入力します。
ブランド名
「おーいお茶」などのブランド名を入力します。
このように、メーカー名には製造元の会社の名前、
ブランド名には製造された商品のグループ名にあたるものを入力します。
商品名
商品名は、Amazonで決められた形式にそって入力しなければいけません。
規約違反にならないように、確認しながら商品名を決めましょう。
【基本の形】
基本はこの順で入力すればOKです。
ブランド名□商品名称□仕様(味・タイプなど)□容量(g・ml・kg・個など) |
□は「半角スペース」です。
全角スペースや、▼、/、:などで区切らないようにしましょう。
例えば、こんな感じになります。↓
山田フルーツ園 サンふじ 特秀 5kg (13-16 玉)
注意点として、以下のようなことがあります。
【商品名入力の際の注意点】
|
Amazonでは、商品名を設定するときの「NGワード」というのを定めています。
あらたに食品のカタログを作成する場合は、これらのワードが含まれないようにしましょう。
【NGワード】
送料無料、代引き、特価、新発売、割引、〇〇%OFF、セール、激安 |
ほかにも、「雑誌で大人気」とか、「〇〇シェフおすすめ」、「〇〇で話題の」とか、
商品名と直接関係しない、たくさん買ってもらいたいがためのワードは、全てNGです。
こういう文言は、商品名には入力してはいけませんが、
あとから商品説明に入力することができます。
ルールを守って商品名を正しく設定するようにしましょう。
商品コード(JANコード等)
商品についているJANコードなどのバーコード部分に書いてある
数字を入力します。
JANコードなら、13ケタの数字です。
JANコードのない商品で、免除申請をしている場合は空欄で構いません。
出品情報を入力
重要情報の入力が終わったら、次は出品情報を入力していきます。
上の「出品情報」タブをクリックすると、このような画面に切り替わります。
ここでも、赤枠の部分を入力していきます。
出品者SKU
出品者SKUは、自分で自由につけることができる、商品の管理番号です。
好きな文字列を設定しましょう。
空欄にしておくと、自動で適当な文字列になりますので、空欄のままでも問題ありませんが、
自分で考えて設定すれば、商品管理に活用できます。
商品管理に活用できるSKUの設定方法は、こちらの記事をご覧ください。↓
販売価格
商品の販売価格を入力します。
在庫
FBAを利用して販売する場合は、在庫は必ず0または空欄にしておきましょう。
FBAに商品を送って、FBA側で受け取りが完了すると、
自動で商品数が反映されます。
自己発送の場合はここで在庫数を入力しても構いません。
コンディション
食品の場合は、当然新品を選択します。
フルフィルメントチャネル
自己発送の場合は、
「商品が売れた場合、自分で商品を発送する(出品者在庫)」を選択。
FBAを利用する場合は、
「商品が売れた場合、Amazonに配送を代行およびカスタマーサービスを依頼する(FBA在庫)」
を選択します。
説明を入力
ここまで入力が終われば、とりあえずページができあがりますが、
他にも入力しなければいけない箇所、しておいた方が良い箇所があります。
それらを入力していきましょう。
タブの右がわにある、詳細表示をONにします。
すると、選択できるタブが増えますので、
まずは「説明」タブをクリックします。
商品説明の箇条書き
食品の場合、ここに書かなければいけない内容が決まっていますので、
そのとおり記入していきます。
「さらに登録」をクリックすると、
記入できる欄が最大5つまで増えますので、1~5に、それぞれ以下の内容を記入します。
【商品説明の箇条書きに入力する内容】
|
入力するとこんな感じになります。↓
賞味期限は、具体的に2017年3月2日のような書き方ではなく、
このように開封後〇日以内と記載して構いません。
商品説明文
食品の場合、とくに何も書かなくても問題なく売れていくことが多いですが、
ここに商品を買いたくなるような文言を記載しておくと、
より購入されやすくなるでしょう。
仕入れ先のサイトやほかの出品者を参考に、
商品説明文を考えてみてください。
どう書いたらいいかわからない場合は、
商品説明文の基本について、こちらの記事で語っています。↓
キーワードを入力
キーワードタブを開きます。
プラチナキーワードは、Amazonから指示があった場合にのみ入力するものなので、
通常は空欄のままで大丈夫です。
ここでは、ひとまず検索キーワードを入力しておけばOKです。
検索キーワード
購入者が商品を検索したとき、その商品がちゃんとヒットするように、
検索キーワードを設定します。
どんなキーワードを入力したらいいかわからない方は、
こちらの記事を参考にしてください。↓
詳細を入力
さいごに、詳細を入力します。
ここは、ものすごくたくさん項目がありますが、
食品で、必ず入力しなければならない項目は、原産国のみです。
他の項目は空欄のままでも構いません。
FBA納品する場合は、情報として必要ですので、
商品の寸法を入力しておくと良いでしょう。
原産国・産地・県名
入力する場所は、だいぶ下までスクロールすると見つかります。
産地や県名がわからなかったとしても、消費者庁で食品表示について定められているため、
原産国は、必ず入力しておきましょう。
とくにご当地グルメは、産地や県名が、購入者が商品を検索するうえで、
重要な絞り込み項目ですので、忘れずに設定しましょう。
保存して終了!
ここまで入力したら、保存して終了をクリック。
お疲れさまでした!
これで商品ページの作成はひとまずおしまいです。
ひとまずというのは、
まだ画像の登録が残っているからです。
一息ついたら画像を登録していきましょう。
Amazonでは、商品画像にも細かいルールが定められているので、
登録の際に、注意しなければいけないことがいくつかあります。
こちらの記事に進みます。↓
画像が登録出来たら、商品ページの完成です!
おまけ
商品ページを新しく作るのは、
1商品だけならたいした手間でもありませんが、
これが一度に数十商品・・・・
となると頭が痛くなりますよね。
そんなときは、エクセルを使って一括登録する方法でやってみましょう。
詳しくはこちらの記事で解説しています。↓
この方法は少しクセがあり、
とっつきにくいかもしれませんが、
慣れれば間違いなく効率良い方法ですので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
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