- メーカー仕入れをやってみたいんですけど、
- 問い合わせ前に用意するものってありますか?
- 事前に準備が必要なアイテムがあれば教えて欲しいです
メーカー仕入れを実践するうえで、事前に用意が必要なアイテムは以下の通り。
各アイテムが必要な理由を、詳しく解説していきます。
メーカー仕入れの準備① 開業届を提出して個人事業主になる
メーカー/卸業者の中には、契約の条件として『開業届の写し(コピー)』の提出を求めてくる企業が意外と多いです。
でも、開業届を出すってなんか面倒くさいイメージ…
と思うかもしれませんが、実は開業届は郵送でも提出が可能です。提出に必要な書類も、パソコンを使って無料のサービスで簡単に作成可能。
開業届のアリ/ナシだけでメーカーとの契約に大きく影響してくるので、開業届はなるべく早めに提出しておくことをおススメします。
サラリーマンの方は〝副業バレ対策〟も忘れずに。
メーカー仕入れの準備② 専用のメールアドレスを用意する(独自ドメイン推奨)
メーカーと問い合わせをする際のメールアドレスを用意しましょう。
費用が一切かからず無料で取得できるGmail・Yahooメールなどが多く利用されていますが、メーカー仕入れの場合は「独自ドメイン」でメールアドレスを用意することをおススメします。
独自ドメインってことは費用がかかるよね?お金をかけても何かメリットがあるってこと?
無料のメールアドレスだからと言って、メーカー・問屋と契約できないということではありません。ただ、Gmailよりも独自ドメインアドレスの方が、良いイメージとしてとらえられるケースがあるということです。
スタンスとして『トレードオフがない限り、やれることは全部やる』
つまり〝マイナスにならないことはできる限る全てやる〟というが私のスタンスです。
メーカー仕入れの準備③ 専用の電話番号を用意する
メーカーとの取引条件として『事業用の固定電話があること』が含まれているケースはとても多いです。
取引条件は別として、そもそも固定電話が無いって信頼性に欠けますよね..
自宅に固定電話が無い方は、050から始まるIP電話でもOKなので、メーカーとのやり取り用に専用の電話番号を1つ用意してください。
メーカー仕入れの準備④ FAXを用意する
今時、FAXなんて必要??
と思うかもしれませんが、コレも意外と多いんですよ。契約条件でFAXが必要というよりは『受発注をFAXで行う』ため、FAXが無いと注文ができない…というケースですね。
実際のFAXよりも多少使い勝手は劣りますが、パソコンやスマートフォンから使える『インターネットFAX』というサービスを利用すれば、今日からでもFAXを利用することができます。
価格や機能面で色々なサービスが展開されているので、ご自身の用途にあったサービスを契約すると良いでしょう。
メーカー仕入れの準備⑤ コーポレートサイト用意する
コーポレートサイトとは、企業情報を伝えるためのサイトのことです。
特に凝ったデザインのサイトを用意する必要はなく、
- 企業概要(所在地/連絡先など)
- サービスや取扱商品一覧
- お問合せフォーム
といった基本的な内容を記載した、シンプルなサイトでOKです。
『サイトを作る』というと難しく考える方もいるかもしれませんが、今は無料で簡単にサイトを作ることができるサービスが沢山あるので、費用を一切かけずにコーポレートサイトを用意することもできます。
メーカー仕入れの準備⑥ 自社ECサイトを用意する(ヤフーショッピング推奨)
Amazonは1つの商品ページを全セラーで共有するという特性上、他のECサイトと比較して不必要な価格競争が起きやすいプラットフォームと言えます。
そういった価格競争を嫌って『Amazon販売NG』と打ち出しているメーカーも少なくありません。
そのため、メーカーとの契約率をアップさせる対策の一環として〝Amazon以外の販路〟も用意しておくとよいでしょう。
Amazon以外だと、出店費用0円/固定費が一切かからないヤフーショッピングがおススメです。
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メーカー仕入れの準備⑦ 屋号のネームプレートを用意する
企業/店舗の実在性を確認するために『ショップのネームプレートを撮影して送ってください』と依頼してくるメーカーも少数ですが存在します。
依頼があったときにスグに写真を送れるよう、ネームプレートも事前に用意しておくことをおススメします。
ネームプレートは、楽天やヤフーショッピングで2000円程度で作成可能です。
メーカー仕入れの準備⑧ Zoomアカウントを用意する
2020年以前はメーカー担当者と直接会ってやり取りするケースもありましたが、コロナ禍の現在はZoomを使ったオンライン会議が非常に多くなりました。
会議当日にスムーズにやり取りできるよう、Zoomアカウントの作成と基本的な使い方だけは押さえておきましょう。
Zoomアカウントの作成はコチラから ⇒ Zoom公式サイト
メーカー仕入れの準備 ⑨ 名刺を作製する
それほど数は多くはありませんが、問い合わせをしたメーカーの中には、
「直接会って、お話できませんか?」
「名刺の画像を送っていただけますか?」
という話しを振ってくるメーカーも少なからず存在します。
その他、商談や展示会ではメーカー担当者との名刺交換は必須です。
使用頻度はそれほど多くはありませんが、いざという時のために名刺も早めに作成しておきましょう。
まとめ/メーカー仕入れは〝身だしなみを整えてから〟スタートするべし!
メーカー仕入れは『転売』ではなく、世の中で当たり前のように行われている『真っ当なビジネス』です。
ビジネスですから、せどりのように『ネットからポチポチ仕入れるだけで』というものではなく、『メーカー担当者とのメールでのやり取り』が必要。
『人は見た目が9割』という本があるように、ネット上のやり取りだとしても、身だしなみを整えてから交渉することで相手にも好印象を与え、その結果交渉が進みやすくなるのは間違いありません。
最低限、上記9つの準備を整えてから、メーカーとの交渉をスタートすることをおススメします。
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