- モノレートが終了、サイトが閉鎖しちゃったけど、
- モノレートの代わりのツールって何を使えばいいんだろう?
- モノレートの終了って、せどりにどれくらい影響があるのかな?
せどり・転売業界で長らく都市伝説のように語られてきたことが現実に・・
サイトを見て驚いた方も多いハズですが、せどり・転売で必須のツール『モノレート』が2020年6月30日をもってサイト閉鎖/サービス終了となることが決定しました。
サイト閉鎖の理由として『モノレートが、Amazonの規約違反に該当する』と記載されている通り、
『モノレートはAmazonの規約を違反しているのでは?』
『モノレートが無くなってしまうのでは?』
という噂は、せどり・転売業界では、ここ数年 都市伝説のように語られてきました。それでもサイトの更新が止まることは無かったので最近はあまり気にかけることもなかったのですが。イヤイヤ、本当に突然の出来事でしたね。
2020年6月30日でモノレートが閉鎖するのは決定事項、こればかりは我々第三者にはどうすることもできません。今すぐに考えるべきことは
『モノレートの代わりの方法(代替ツール)をどうするか?』という問題です。
特にせどりを始めたばかりの方は
と不安に感じることも多いハズ。現時点でモノレートの代わりのツールとしておススメなのは以下の5つです。
今回の記事ではモノレートの代わりとなる代替ツールの紹介と、モノレート閉鎖によるせどりへの影響について解説していこうと思います。
モノレートの代わりはコレだ!代替ツールを5つ紹介
モノレートの代替ツール① デルタトレーサー
モノレートの代替ツールとして真っ先に思いつくのが『デルタトレーサー』ですね。⇒ https://delta-tracer.com/
UIや使い方はモノレートとほぼ同じ。
ユーザー登録をすれば月間の販売個数も表示できます。
これまでモノレートを愛用していた方でもすんなりとなじむことができるので、現状ではモノレートの代替ツールとして、デルタトレーサーを使うことをおススメします。
気になる点としては『デルタトレーサーも、一部モノレートのデータを活用している』という噂があること。またデータの取得方法がモノレートと同一であれば、今後デルタトレーサーが閉鎖になる可能性もゼロではありません。
現状ではデルタトレーサーを利用するのがベストですが、万が一のことを考え、他の選択肢も事前に検討しておきましょう。
2020年6月15日時点でデルタトレーサーは無料公開されていますが、2020年7月以降はECSCOUTERユーザーだけの限定公開となるようです。
2020年7月以降も、デルタトレーサーは引き続き無料で利用できるとのコトです。
モノレートの代替ツール② ショッピングリサーチャーWEB版
デルタトレーサーが有料化で利用できなくなった場合、次におススメするのが『ショッピングリサーチャーWEB版』です。
電脳せどり効率化ツールとして有名なショッピングリサーチャーですが、実はこのショッピングリサーチャーには、モノレートのように月間の販売個数やランキング変動をチェックできる『ショッピングリサーチャー for WEB』が存在します。
モノレートと比較すると表示されるデータ量は少ないものの、ランキングの上下や価格・出品者数の推移はしっかり確認できますね。
TOPページに『Keepaと連携』と書いてある通り、Amazon直ではなくKeepaからデータを取得し、それを表示しているのではないかと推測。※モノレートと比較して販売個数にかなりの開きがありました。
仕入れ判断で特に重要な『月間の販売数&出品者数』を知ることができるので、デルタトレーサーが有料化された場合は『ショッピングリサーチャー for WEB』を代用すれば問題なさそうです。
拡張機能ショッピングリサーチャーは ⇒ コチラ
モノレートの代替ツール③ Keepa有料版
次に紹介するのが『Keepaの有料版』です。
Keepaには誰でも使える無料版の他、『15ユーロ/月(約1800円)』で利用できる有料版が存在します。
Keepa無料版のグラフ
Keepa有料版のグラフ
有料版だと、その商品が売れているのかどうかを直感的に判断することができる売れ筋ランキング(ギザギザのグラフ)を表示させることができます。※売れている商品はギザギザ、売れていない商品は真っ平)
デルタトレーサーのように月間の販売個数を表示させることはできませんが、データの正確さでいうとKeepaの方が一段上。
売れ筋グラフ以外にも様々なデータを利用することができるので、この機会にKeepa有料版を導入するのも1つの方法です。
Keepaの使い方については、コチラの記事に全てまとめてあります。導入を検討されている方はぜひご覧ください。
またKeepa有料版を導入した方は、次に紹介するキーゾンという拡張機能も必ず導入しておきましょう。
モノレートの代替ツール④ キーゾン
キーゾンとは、Amazonの商品ページに月間販売個数を表示してくれる、Google Chromeの拡張機能です。
⇒ キーゾン
この販売個数は、Keepa有料版で表示される売れ筋ランキング(ギザギザのグラフ)を元に数値化しているため、キーゾンを使うためにはKeepa有料プランの契約は必須となります。※キーゾン自体は完全無料で使うことができます。
他のツールと比較してデータの精度はKeepaがナンバーワンなので、今後は『Keepa有料版+キーゾン』というのがリサーチのスタンダードツールとなっていきそうです。
キーゾンの詳しい使い方を知りたい方は、コチラの動画がおススメです。
モノレートの代替ツール⑤ SellerSprite(セラースプライト)
セラースプライトは中国製のツールです。Amazonランキングや月間の販売個数の他、検索キーワード/月間販売額など、Amazon内部の詳細データまで知ることができます。
せどりというよりは、中国輸入や国内OEMの事前リサーチで利用している方が多いですね(モチロン、私も愛用しています)
セラースプライトを使うためには事前に無料の会員登録が必要となります。
会員登録完了後、サイト上部の『拡張機能』からインストールを行ってください。
インストール後、Amazonの商品ページ右側にセラースプライトのロゴマークが表示されるのでクリックしてみましょう。
すると↓のようにAmazonのデータが表示されます。
一番上の数値は類似商品トータルでのデータなのでとりあずは無視でOK。その下にある最初に表示されている商品をチェックしていきましょう。
先程もお伝えしたように、中国輸入や国内OEMの事前リサーチにおいてはセラースプライトは非常に使えるツールです。ただ、せどり/転売の仕入れ判断という観点から行くと、そこまで使いやすいツールでは無いですね。
前述した『デルタトレーサー/ショッピングリサーチャーWEB版/Keepa有料版』が使えなくなった場合のサブ的ツールとして、頭の片隅においておきましょう。
モノレート閉鎖によるせどりツールへの影響
パソコン電脳せどらーはデルタトレーサーとKeepaを代用すれば影響は小さくて済みますが、問題はスマホでせどりツールを使うことが多い『店舗せどり』のケースですね。
多くのリサーチツールがモノレートと連動(モノレートからデータ取得、モノレートへのリンク、モノレートの画面をツール情報に表示させる)しているため、ツールの改修作業は必須です。
改修にどの程度の期間が必要になるかは定かではありませんが、改修が完了するまでは、普段よりリサーチ効率が落ちる懸念があります。
また店舗ツールだけではなく、電脳ツールでもモノレートのデータを参照しているケースは少なくありません。今利用しているツールが今後どのような対応を取るのか、早めに問い合わせをした方が良さそうですね。
ちなみに私が利用している『セラースケット(ワカルンダ)』は、モノレート閉鎖の一報が出た2時間後には、ツール改修の連絡がありました。
セラースケットの詳細はコチラ。
何かあったときに対処が早いサービスは安心感が違いますね。
まとめ
それでは、まとめです。
モノレートの代わりのツールとして、現状でのおススメ順は、『デルタトレーサー or Keepa有料版(+キーゾン)』のどちらかを利用するのがおススメです。
またモノレートのデータを活用しているせどりツールは、今後改修が入るものと思われます。ツールへの依存度が高い方は、他ツールへの乗り換えやツールを使わない仕入れ方法などを模索していきましょう。
最近せどりを始めたばかりの方は、
と思うかもしれませんが、ぶっちゃけそんなに気にする必要はないです。現状でも代替ツールは存在しますし、万が一その他のツールが閉鎖したとしても、それをカバーする新しいサービスが生み出されるのが世の常です。
逆にモノレートのデータが無くなったくらいで『せどりができない!』と思うなら、かなりの危険信号。データが重要なのは分かりますが、データに依存しまくり/データが無いとせどりができないでは本末転倒です。
対策は色々あるので、自分なりの答えを見つけて行動していきましょう。
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