サクです。
電脳リサーチで非常に使えるコマンドの1つ、
「-amazon」が使えなくなってしまったようです。
その原因と対策について解説していきます。
そもそも「-amazon」ってナニ?
まず「-amazon」とは何なのか、そこから解説していきますね。
Amazonでは、検索をする時に色々な条件で商品を絞り込むことができる、
「Amazonコマンド」というものが用意されています。
Amazonコマンドの一覧と詳細については、こちらの記事で詳しく解説しています。
「-amazon」とは、そのAmazonコマンドの中の1つで、
Amazonの検索窓に「-amazon」と入力をすると、
「Amazon.co.jp(Amazon本体)が在庫を持っている商品が表示されなくなる」
という効果があります。
例えば、検索窓にこのように入力をすると、
- 食品カテゴリで、
- 「コーヒー」というキーワードにマッチした商品で、
- Amazon本体が在庫を持っていない商品
この3つの条件にマッチした商品だけが、Amazonの画面上に表示されます。
なぜ、Amazon本体を除外する必要があるのか?
では、なぜ「-amazon」を使って、Amazon本体をリサーチから除外する必要があるかというと、
「Amazonがクッソ安いからです。(笑)」
リサーチをしていると分かると思いますが、Amazonの価格って本当に安いんです。
他のネットショップや、ヤフオク・メルカリなどはもちろん、
私が実践している「メーカー仕入れの卸価格」でも、
Amazonの価格には勝てないこともあったり。(笑)
Amazonの価格って本当に安すぎるので、
せどらーである私たちはAmazonと戦っても勝ち目はありません。
そのため、Amazonとの戦いを避けるため「-amazon」を使って、
Amazonが在庫を持っていない商品だけをリサーチするというのが、
とても効率が良いリサーチ方法なんですね。
「-amazon」が使えなくなった・・
そんな便利なコマンドである「-amazon」ですが、
どうやら最近になって使えなくなったという噂がチラホラ。
実際に私の方でも確認してみたのですが、
「コーヒー -amazon」で検索した結果。
上位に表示された6商品中、全ての商品で「Amazon.co.jp」が在庫を持っていました。
あー、これは完全に「-amazon」は使えなくなりましたね・・・
「-amazon」が使えなくなった理由
では、なぜ「-amazon」が使えなくなったのか。
理由は定かではありませんが、1つだけ確実なことは、
「Amazon側で仕様変更があった」ということです。
こればかりは、Amazon側の対応となるので、私たちせどらーではどうすることもできません。
「-amazon」の使い方に始めて気が付いたのが、1年半ほど前だったハズですが、
その時から、
「なぜ「-amazon」で、Amazon本体が除外されるんだろうな」と
正直、疑問に思っていました。
なぜ、Amazon側はこんな検索機能を用意していのたかなーと。
Amazonを使う一般の購入者が、こんな検索ワードを使う訳がないし、
どう考えても、せどらー用に用意すれたキーワードな気がしていましたが。
もしかすると「-amazon」が有名になったことで、
転売対策としてAmazonが対応をした可能性もあるかもしれません。
※可能性としては低いですが。
「-amazon」の代わりに何を使えばよい?
リサーチが効率化され、とても便利なコマンドであった「-amazon」ですが、
いきなり使えなくなってしまうと、正直困ります。
ということで「-amazon の代わりに使えるコマンド」を1つご紹介しておきます。
それが、
「&pct-off=-0」というコマンドです。
「&pct-off=-0」の詳細についても、こちらの記事で解説をしていますが、
簡単に言ってしまうと、
「割引されていない商品だけを表示する」コマンドです。
これだけを聞いても「-amazon」との違いがピンと来ないと思うので、
もう少し説明していきますね。
先ほどもお伝えしましたが「Amazon.co.jp」が販売する商品って、クッソ安いですよね?(笑)
安いと言うことは イコール「割引されている商品」です。
そして「&pct-off=-0」は、「割引されていない商品だけを表示する」コマンド。
ということは、「&pct-off=-0」を使えば、Amazon.co.jpが割引して販売している商品は除外される。
つまり「&pct-off=-0」を使えば、「Amazon.co.jp」が在庫を持っている
ほとんどの商品は検索結果から除外することが可能!
「-amazon」とほとんど変わらないリサーチを実現することが可能です。
なぜ「ほとんどの商品」と言ったかと言うと、
Amazon.co.jpが割引をせずに販売している商品というのが、実は存在します。
それは、
「Amazon.co.jp限定商品」です。
Amazonが割引をして販売している商品の場合は、
このように「参考価格に取り消し線」がされていて、
その下に割引後の価格が表示されています。
対して、Amazon限定商品の場合は、
価格の欄に取り消し線が無く、Amazonが割引をしていないということが分かりますね。
そもそもの話、Amazon限定商品の場合はAmazon本体が定価(参考価格)を
決めることができるので、割引して販売するという概念が無いんですよね。
そのため、「&pct-off=-0」を使って検索をしても、
Amazon限定商品だけは除外することが出来ません。
また「Amazon上で定価が設定されていない商品」も多少存在するので、
そういった商品も除外されずに表示されてしまいます。
ただ、Amazon限定商品を仕入れの対象とするケースはほとんど無いですし、
定価が設定されていない商品の数も、それほど多くは無いので、
リサーチに対する影響はほとんど無いかと思います。
「-amazon」と「&pct-off=-0」はどちらが便利か?
このように、リサーチの観点から考えると、
「-amazon」と「&pct-off=-0」どちらも大差が無いように思えますし、
「-amazon」が発見されるまでは、「&pct-off=-0」の方が有名なコマンドだったので、
「&pct-off=-0」の事を知っているせどらーさんの方が多いと思います。
ただ、「&pct-off=-0」と「-amazon」を比較した時に、
「-amazon」の方が、圧倒的にが優れている点が1つだけあります。
それは、
「キーボードを使った入力が簡単!」ということです。
パッと見て、すぐに分かりますよね?
- -amazon
- &pct-off=-0
キーボードで入力する時、どちらの方が簡単に入力できますか?
私もキーボードでの入力はかなり早い方ですが、
「&pct-off=-0」← これを間違わずに入力する自信はないです。(笑)
ただ「-amazon」が使えなくなってしまった以上、
「&pct-off=-0」を使うしか方法はありませんので、
日本語入力を補助してくれるツールを使うなど、効率化するための工夫が必要となりますね。
リサーチ自体にそれほど影響は無し!
ということで、「-amazon」が使えなくなった原因と、
その代わりとなる「&pct-off=-0」の使い方について、解説させていただきました。
まぁ、「-amazon」が使えなくなるのは正直痛いですが、
リサーチ自体には、それほど大きな影響はないのでご安心ください。
ただ、「&pct-off=-0」も使えなくなってしまうとかなりの大打撃なので、
今のうちに、他の方法を考えるなど、何か対策をしておく必要があるかもしれないですね。
極論ですが「モノレートが閉鎖される!」なんてことも、可能性はゼロではありません。
今当たり前に使っているツールやサイトが、いつ使えなくなるかなんて誰にも分かりません。
そんな時に
- リサーチができない・・
- 仕入れができない・・
となってしまうと、せどらーにとって死活問題です。
現状に満足することなく、常に最新の情報をチェックして、
いざという時に、即行動できる体制を整えておきましょう!
それでは。
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