北海道在住 1児の父親です。せどり/ネット物販歴11年/法人7期目
アレコレ仕組化して自由気ままに暮らす物販プレイヤー
「小型軽量商品」「メーカー直仕入れ」「問屋仕入れ」「Amazonオリジナル商品販売」など。
「仕入れに悩まず、時間の自由を手に入れる物販」を構築
※登録者限定で『セラーリサーチツール』を無料プレゼント中。
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フリマサイトのメルカリでは、メルカリ便という独自の配送サービスを提供しています。
らくらくメルカリ便がヤマト運輸と、ゆうゆうメルカリ便が日本郵便と提携した配送サービスの呼び名です。
初めて利用する人には分かりづらいと感じることもある、両者のサービス内容の違いについて解説します。
まず共通点を確認しましょう。両社に共通している点は以下の4点です。
この4点はどれもメルカリユーザーにとって、とても価値が高いサービスとなっています。
特に個人間取引サイトであるメルカリでは、お互いの名前や住所を開示する必要がない匿名配送は大きな安心材料です。
商品が売れたときに、どちらのサービスを利用して発送するのが適しているのか、すぐには判断がつきません。
両者のサービスは似ていますが、細かな点でいくつか違いがあります。それぞれの特徴を知ってサービスを選び、配送料を節約しましょう。
ふたつのサービスの違いを表にまとめました。
ゆうゆうメルカリ便 | らくらくメルカリ便 | |
発送場所 | 郵便ポスト・郵便局・ローソン | ヤマト運輸営業所・セブンイレブン・ファミリーマート・宅配便ロッカーPUDO・メルカリポスト |
集荷 | サービスなし | サービスあり |
受取場所 | 自宅・コンビニ・郵便局・はこぽす | 自宅 |
サイズ | A4~3辺合計100cm | 角型A4~3辺合計160cm |
商品の発送の際は、受付可能な窓口が多く集荷サービスもあるらくらくメルカリ便のほうが、利便性が高くなっています。
一方で商品を受け取れる場所は、自宅での対面受け取り以外も指定できるゆうゆうメルカリ便のほうが柔軟性があるのが特徴です。
配送できる商品の重さは両者ともに25kgまでです。
一方で受付できる最大のサイズは、ゆうゆうメルカリ便が3辺合計100cmまでなのに対し、らくらくメルカリ便は3辺合計160cmまで対応しています。
さらに、らくらくメルカリ便は自宅までの集荷サービスもあるので、大型商品の発送にはらくらくメルカリ便一択となるでしょう。
留守がちでなかなか自宅で商品を受け取れない人は、コンビニや職場の近くの郵便局で商品の受け取りができると便利です。
らくらくメルカリ便の場合受け取り場所は自宅のみですが、ゆうゆうメルカリ便なら受け取り場所に全国のコンビニ・郵便局を指定することができます。
また、発送についても小さなものならゆうパケットポストの利用でポスト投函が可能です。コンビニにすら立ち寄らず気軽に発送することができます。
運送会社の送料は大きさや重さで細かく決められているので、一番安い発送方法を選ぶのは、慣れていないと困難です。
ここでは、それぞれの発送料金を調べ比較します。
らくらくメルカリ便では、宅急便のサイズごとに細かく重さが設定されている点がゆうゆうメルカリ便と違うところです。
最大重量は25kgと同じですが、こちらは大きさによって最大重量が設定されているので、小さくて重いものならゆうゆうメルカリ便を利用しなければなりません。
また、宅急便コンパクトだけは2つのサイズから専用のボックスを購入する必要がある点にも注意が必要です。
ゆうゆうメルカリ便のゆうパックで送れる最大重量はらくらくメルカリ便と同じく25kgですが、こちらはサイズごとの最大重量が設定されていないため、小さくて重いものでも発送可能です。
また、ゆうパケットポストとゆうパケットプラスについては、専用の箱を購入する必要がある点に注意してください。
次に、メルカリで出品することの多いカテゴリごとに、おすすめの発送方法を検証します。
匿名配送の条件を外せば、小さいものだとさらに安く送る方法もあるので、らくらくメルカリ便・ゆうゆうメルカリ便以外の発送方法も含めて検討しましょう。
匿名配送の条件が譲れない場合は
本のサイズによって使い分けてください。
匿名でなくてもよければ郵便局のクリックポスト・スマートレターが安いのですが、軽くて小さい本なら定型または定形外郵便も選択肢に入ります。
大きさと重さによって異なるので、条件に合わせて使い分けてください。
アクセサリー単体で小さく発送できる場合は、匿名配送ならネコポスかゆうパケットが一番安いでしょう。
匿名でなければ普通郵便なども利用できますが、高価なアクセサリーなら紛失などに備えて補償があると安心なので、メルカリ便の利用をおすすめします。
また、外箱の大きさによっては、コンパクトに送ることができない場合もあるので、大きさに応じて宅急便コンパクトやゆうパケットプラスなどの利用も可能です。
Tシャツのような薄手のものであれば、本と同じように考えればよいのですが、セーターやジャケット・コートのようにかさばるものだと、宅急便かゆうパックの利用がおすすめです。
購入者に小さくたたんで発送するので多少のしわを許容してもらえるようメッセージしたら、圧縮袋で小さくするなど、なるべくかさを減らして安く配送する努力をしましょう。
バッグや靴についてはつぶすわけにもいかないので、かさばってしまうのはやむを得ません。
こちらも宅急便やゆうパックが選択肢になります。できれば商品がつぶれないように箱に入れての発送が望ましいでしょう。
なるべく商品にぴったりのサイズの箱を利用して、配送料を抑える努力が必要です。
どちらも匿名配送や荷物の追跡が可能で、細かな配送料以外は大きな差がないように見えるでしょう。
しかし、明確に使い分けなければならない場合があるので、以下で解説します。
見落としがちなのが荷物の重さです。
らくらくメルカリ便の宅急便の場合は最大サイズのものは25kgまで発送可能ですが、サイズごとに重量の制限があります。
一方、ゆうゆうメルカリ便のほうは最大サイズが100cmまでと小さめですが、どのサイズでも25kgまで発送することが可能です。
つまり小さくても重いものは、ゆうゆうメルカリ便でなければ対応できないことになります。
発送から配達までの日数は
となっています
日本郵便は距離が遠くなると時間がかかるケースが出てくるようです。また、それぞれ離島の場合はプラス1~2日かかる場合もあります。
ヤマト運輸はおおむね翌日に到着するので、急ぎの配達の場合はらくらくメルカリ便を使う方が安心です。
最後に、メルカリ便発送でよくある質問についてまとめます。これまでの解説になかった点について確認しましょう。
コンビニから荷物を発送する場合、コンビニの店員さんは荷物の大きさを測りません。
おそらくコンビニ店員さんの負担が大きすぎるからでしょう。
そのため、コンビニで配送を受け付けしてくれても大きさや重さがオーバーしていると、後から荷物が返ってくることになります。
微妙なサイズの場合は、ヤマト運輸の営業所や郵便局へ直接持ち込む方が確実です。
メルカリ便はいずれも着払い発送に対応していないので注意が必要です(出品画面で着払いを選択すると、発送方法でメルカリ便を設定することができません)
着払いにする場合は、メルカリ便ではなく普通の宅急便やゆうパックを利用します。
ほかに着払いに対応している発送方法は、郵便局ならゆうパケットやゆうメール、ヤマト運輸なら宅急便コンパクトです。いずれにしても、着払いにすると送料は割高になります。
まれに、購入者から配送日時を希望されることがあります。しかし、ゆうゆうメルカリ便の場合は配送日時指定はできません。
この場合らくらくメルカリ便へ変更して対応すればよいのですが、ネコポスは対象外です。
配送日時指定にするためには、配送料が大きく上がってしまう場合があります。
その場合は購入者に負担してもらうか、配送日時指定自体をお断りする方がトラブルがなく安心です。
メルカリ便専用の梱包資材はメルカリが独自に販売しています。
ゆうパケットプラスだけは郵便局の箱ですが、ほかの箱はセブンイレブン・ローソン・ファミリーマート・イトーヨーカドーにメルカリ用梱包資材コーナーが設置されており、そこで購入することが可能です。
また、メルカリアプリ内のストアで注文すれば2,000円以上の利用だと、送料無料で自宅住所まで届けてくれます。
らくらくメルカリ便とゆうゆうメルカリ便の違いについてまとめました。
どちらにも、それぞれ特徴があるので、売れた商品や発送場所(自宅近く郵便局・ヤマト・コンビニがあるか)を考慮して、その時々で最適の発送方法を選択するのがベストです。
メルカリ便を使えば「発送の仕方が分からない..」という初心者にとってのハードルを解消することができるので、積極的に活用していきましょう!
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