どうも、サクです。
先日、「レターパック」を買うために近所の郵便局によったところ「ゆうパックスマホ割」という新サービスのポスターが張ってありました。
「え?何このサービス?」
「新しいサービス開始するなら、もっと大々的に宣伝してよー!」
ということで、自宅に戻ってから郵便局のホームページをチェック、イマイチ分からないところは、郵便局のおばちゃんお姉さんに直接聞いてきたので、調べた内容を解説していこうと思います。
「ゆうパックスマホ割」がどんなサービスかをザックリとお伝えしておくと、
- 専用アプリを使って発送事務手続きを行う。
- 基本運賃から180円割引!
- 受け取り場所を郵便局に指定すると100円割引!
- 年間10個以上の発送で10%割引!
一定の条件を満たすと送料を割り引いてくれる、郵便局の新しいサービスです。
パッと見た感じはメリットが多く見えますが「郵便局への持ち込み限定」など注意しなければいけない点もあるので、
- ゆうパックスマホ割の基本情報
- ゆうパックスマホ割のメリット・デメリット(注意点)
- ゆうパックスマホ割でどれくらい送料が安くなるのか?
を分かりやすくお伝えしていきます。
ゆうパックスマホ割の基本情報
まずはゆうパックスマホ割の基本情報から。
ゆうパックスマホ割を利用する条件とは?
ゆうパックスマホ割を利用するためには、
- ゆうびんIDの登録
- 専用スマホアプリのインストール
この2点が必須となります。ゆうパックスマホ割専用のアプリは、郵便局のゆうパックスマホ割のページからインストールしてください。
ゆうパックスマホ割の割引内容は?
ゆうパックスマホ割の割引の内容は以下の通りです
- 基本運賃から180円割引
- 受け取り場所を郵便局に指定すると100円割引※郵便局留めはNG
- 年間10個以上の発送で次の発送から10%割引
無条件で180円割引になるのは嬉しいですね。③の「年間10個以上発送」という条件も物販をやっていれば簡単にクリアできるので「180円+10%割引」が基本の割引額となりそうです。
②の「受け取り場所を郵便局指定」はFBA倉庫への納品では使えませんね。お客様への発送に利用するとしても「郵便局まで取りに行ってください」というのは現実的に無理なので、②の割引に関しては利用する機会はほとんどないでしょう。
ゆうパックスマホ割の注意点
割引額だけに目が行きがちですが、割引が適用される条件も事前にしっかりと確認しておきましょう。
利用できるのは一般のゆうパックのみ
ゆうパックスマホ割を利用できるのは、一般のゆうパックのみです。
- 重量ゆうパックやチルドなどの特殊ゆうパック
- 着払ゆうパック
- クリックポスト
- 定形外郵便
- ゆうパケット
など、一般のゆうパック以外のサービスは全て対象外となるので注意してください。
利用可能なサイズは “170サイズ” まで
- 縦・横・高さの合計が170㎝以内
- 重さ ⇒ 25Kg以内
- コンビニ受け取りの場合 ⇒ 縦・横・高さの合計が100㎝以内
- はこぽす受け取りの場合 ⇒ 縦・横・高さの合計が100㎝以内
(縦54cm以内・横41cm以内・高さ24cm以内)
FBA倉庫への納品やお客様宅への発送であれば、MAX170サイズまで対応可能。サイズを気にせず利用できるのはありがたいですね。
[持込割引][同一あて先割引][複数口割引]との併用は不可
他の割引サービスとゆうパックスマホ割を併用することはできません。
割引対象は持ち込みのみ。集荷はNG。
ゆうパックスマホ割が適用されるのは「郵便局への持ち込みのみ」です。集荷には対応してくれません。
物販をやっている方にとっては、ココが一番ネックかなー。副業の方であれば土日しか利用できずに、FBA倉庫への納品が遅れてしまう可能性もあるし、物販の規模が大きい方は郵便局まで持っていくのも結構大変。※我が家はマンションの5階なので1階まで下すだけで一苦労、、
持ち込む手間と割引額を天秤にかけて、どちらの方がメリットが大きいかを検討する必要がありそうです。
発送先住所の入力はスマホアプリからのみ
「スマホ割」というだけあって、発送先住所の入力はパソコンからはできません。スマホからの入力のみとなります。※発送伝票を書く必要はありません。
スマホの小さな画面で住所を入力するのは結構大変、、
郵便局への持ち込みと同様に、コレも結構大変な作業ですね。件数が多いと途中で嫌になりそう。。(笑)
パソコンで入力した住所をスマホに送って、コピペで入力するのが良さそうですね。
ゆうプリタッチが設定されている郵便局のみ利用可能
スマホアプリに入力した発送先住所は、郵便局に設置されている「ゆうプリタッチ」に2次元コードをかざして印刷します。
つまり、ゆうパックスマホ割は「ゆうプリタッチが設置されている郵便局でしか利用できない」ということになります。
郵便局に設置してある▼この機会を使って「あて名ラベル」を印刷します
田舎にある、よほど小さな郵便局でなければ大丈夫だとは思いますが、念のため利用する予定の郵便局にゆうプリタッチが設置されているかどうかを確認してみてください。⇒ ゆうプリタッチ設置郵便局一覧※2018年9月20日現在
郵便局に電話で確認するのが、一番手っ取り早い方法ですね。
支払いはクレジットカード決済のみ
ゆうパックスマホ割の支払い方法は「クレジットカードのみ」となります。専用アプリにクレジットカード情報を入力して支払いを行うので、郵便局に現金を持っていく必要はありません。
初めて「あて名ラベル」を作成しようとすると
クレジットカードの入力を求められます
いないとは思いますが、もし「クレジットカードを持っていない方」がいたら、事前にクレジットカードの作成を済ませておきましょう。
ゆうパックスマホ割で、送料がどれだけ安くなるのか検証してみよう!
では、ゆうパックスマホ割を利用した時に、どれくらい送料が安くなるかを確認してみましょう。
ゆうパックスマホ割の運賃は、郵便局のサイト内で計算できます。
例として、
- 基本運賃から180円割引
- 年間10個以上の発送で次の発送から10%割引
↑この2つの割引を適用して、
- 私が住んでいる北海道から
- 納品する頻度が一番多い小田原FC(神奈川)まで
- 140サイズのダンボールを発送した時の送料
↑この条件で送料を計算してみました。
まず、ゆうパックスマホ割を利用しない場合の送料は、
高っ。。(笑)
では、同じ条件でゆうパックスマホ割を適用した時の送料はというと、
2220円-1836円=384円の節約になりました。
割引の計算方法は、基本運賃から180円を引いて、そこから10%の割引となるので、
「(2220円-180円)×0.9=1836円」ですね。
1回の発送で384円の節約。月に10箱送ると×10で「3840円」 1年間だと×12で「46080円の節約!」意外とバカにならないですね。※4万円あったら、息子の大好きなプラレールが山ほど買えます!(笑)
副業の方で、FBAへの納品箱数が「月に10箱程度」であれば、利用する価値は十分にあると思います。
まとめ 持ち込みのみというのがやはりネック。それを許容できるなら利用する価値大!
こっそりとスタートしていた郵便局の新サービス「ゆうパックスマホ割」ですが、実際に計算してみると年間で結構な額を節約できることが分かりました。
ゆうパックスマホ割の内容を、もう一度記載しておきます。
- 基本運賃から180円割引
- 受け取り場所を郵便局に指定すると100円割引※郵便局留めはNG
- 年間10個以上の発送で次の発送から10%割引
- 利用できるのは一般のゆうパックのみ
- 利用可能なサイズは “170サイズ” まで
- [持込割引][同一あて先割引][複数口割引]との併用は不可
- 割引対象は持ち込みのみ。集荷はNG。
- 発送先住所の入力はスマホアプリからのみ
- ゆうプリタッチが設定されている郵便局のみ利用可能
- 支払いはクレジットカード決済のみ
懸念点としては「郵便局への持ち込みのみ」というのが少しネックになりますね。重いダンボールを郵便局まで運ぶのは手間がかかるので「面倒だから明日にしよー」と後回しにしてしまうと、その分だけ “販売機会を損失” することになります。
仕入れた商品は「サッサとFBA倉庫へ納品してお金に換える」ことが鉄則なので、その点は注意してくださいね。
ちなみに私が利用している「完全紹介制の送料サービス」は、ゆうパックスマホ割よりも “圧倒的に安い金額” で、荷物を発送することができます。
送料サービスの運賃表です
あえて比較はしませんが、今回紹介した「北海道⇒関東 140サイズ」でも、ゆうパック基本料金の「半額に近い金額」で利用することができます。
もちろん集荷も対応してくれますし、元払いや着払い、代引き発送なども全て割引料金になる、至れり尽くせりのサービスです。
送料サービスに関しては「完全紹介制&利用できる人数制限」があるので、ブログ上では募集はしていません。
送料サービスに興味がある方は、▼コチラの記事を読んでからメルマガ登録をお願いします。
それでは。
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