- ビッグカメラでニンテンドースイッチを仕入れたんだけど、
- 外箱に店舗の保証印が押されちゃってるんだよね..
- これってAmazonで新品で出品できるのかな?保証ってどうなるんだろう?
家電量販店で仕入れた家電やゲーム機などをAmazonに出品する時『保証がどうなるのか?』気になるケースは非常に多いです。
お店の保証印が押されているんだけど、新品で出品しても良いのかな?
家電やゲーム機の保証書は大きく分けて3つの種類が存在します。
- レシートが保証書になっている場合(店舗の押印なし)
- 外箱/説明書に店舗の保証印が押されている場合
- 外箱/説明書に店舗の保証印が押されていない場合
結論を先に言っておくと、①と③は新品出品OK、②は新品出品NGとなります。
③を新品で出品するのはAmazonの規約違反となります。出品停止やアカウント停止につながる可能性もあるので、十分注意が必要です。
この記事では、せどり/転売で仕入れた家電やTVゲームの保証書問題について解説します。保証書の取り扱いに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
Amazonの規約/コンディションガイドラインをチェックしよう。
まずは保証に関するAmazonの規約(コンディションガイドライン)からチェックしてみましょう。
「新品」として出品できない商品
メーカー保証がある場合、購入者がメーカーの正規販売代理店から販売された商品と同等の保証(保証期間など)を得られない商品(例えば、メーカー保証がある場合に、すでにメーカーが定める保証期間が始まっている、または保証期限が切れている商品など)。
※Amazonコンディションガイドラインより引用
『すでに保証期間が始まっている商品・保証が切れている商品は新品では出品できない』と記載されています。まずはコレが基本ルール。
そして基本ルールとプラスして各カテゴリーごとにコンディションガイドラインが制定されていますが、ほぼ全てのカテゴリで
メーカー保証があり、すでにメーカーが定める保証期間が始まっている、または保証期限が切れている場合、またメーカー保証がない場合は、中古として出品し、その旨をコンディション詳細欄で明示してください。
保証期間が始まっている商品・保証が切れている商品は『中古として出品するべし』という記載があります。
つまり、
- メーカー保証が切れている商品や
- メーカー保証が既に始まっている商品は
- コンディションを中古で出品すること!※新品出品はNG
このルールをしっかりと理解しておきましょう。
保証が切れている商品/保証が既に始まっている商品は中古で出品すべし!※新品出品は規約違反です。
せどり・転売における保証書の対策/パターンごとの対応方法を解説
次に、保証書にはどのような種類があるかを確認しましょう。
家電やゲーム機の保証書は大きく分けて2つの種類が存在します。
保証書のパターン① レシートが保証書になっている場合⇒新品出品OK
1つ目が、家電量販店等で購入した際に『レジで受け取るレシートが保証書の代わりとなる』パターンです。
外箱や保証書に店舗印が押印されておらず、レシートが保証書の代わりとなる場合『Amazonへ新品で出品してもOK』です。』
なぜかというと、お客様はAmazonで購入した日付を元にメーカーの保証を受けることができるからです。
お客さんがAmazonで購入した日から、メーカー保証が始まるってことだね!
メーカー保証は始まっていないし、保証は切れてもいない。だから新品で出品できるということですね。
Amazonダンボールに同梱されている領収書や、購入履歴の画面キャプチャなどをメーカーに提示すれば、しっかりと保証してもらうことができます。
ただし、ごくまれに『購入した店舗に連絡を取ってください(販売店経由で修理依頼してください)』と案内するメーカーも存在します。
この場合、お客様に商品を返送してもらい、あなた自身がメーカーに連絡をして保証を受けるという流れになります(チョット面倒だけどしょうがない..)
レシートなければメーカー保証を受けることができないので、レシートは破棄せずに必ず保管しておきましょう。
レシートが保証書の代わりとなる場合は新品出品OK!ただし、レシートは必ず保管しておこう(販売店経由での修理依頼に対応するため)
保証書のパターン② 本体の外箱に店舗印が押印されている場合⇒新品出品NG
2つ目が、商品本体の外箱に『店舗印が押印されている』ケースです。ニンテンドースイッチ・PS4などのゲーム機本体がこれに当てはまります。
この場合、店舗印が押印された時点からメーカー保証がスタートしていることになります。つまり『すでにメーカーが定める保証期間が始まっている商品は新品出品NG』という規約にバッチリ当てはまるため、新品ではなく中古で出品しなければいけません。
保証書のパターン③ 本体の外箱に店舗印が押印されていない場合⇒新品出品OK
逆に、店舗印が押印されていない場合は、Amazonで新品として出品しても問題はありません。
また『説明書の一部が保証書になっている商品』の場合も、店舗印が押されていないケースも意外と多くあります。
この場合も、まだメーカーの保証が始まっていないので新品で出品してもOKです。
説明書は、商品を開封しないと確認できないので『未開封』ではなくなってしまいますけどね.. 商品にダメージが残らないようにキレイに開封しましょう。
外箱や説明書に付属する保証書に店舗印が押印されている場合は新品出品はNG!※押印された時点からメーカー保証がスタートしているため。
外箱や説明書に店舗印が押されていなければ、新品で出品してもOK。
保証印が押されている場合はどうするか?⇒ほぼ新品で出品しましょう
商品の本体の外箱や説明書に店舗の保証印が押印されている場合は『(中古の)ほぼ新品』で出品すればOKです。
ほぼ新品ってなんですか?
Amazonのコンディションガイドラインでは、ほぼ新品を以下のように定めています(TVゲームの場合)
見たところ未使用の状態にある商品。使用されていても、非常に良い状態にある商品。包装フィルムは開封されていても、TVゲーム本体と同梱品は完全な状態で、汚れや傷がなく、書き込みや欠損がない商品。
文字通り、ほぼ新品に近い商品ということですね。コンディション的には中古に分類されますが、新品に限りなく近い商品はほぼ新品で出品が可能です。
またメーカー保証が既に始まっている場合は、その旨も詳細欄に必ず記載しましょう。
保証印が押されている商品は『ほぼ新品』で出品し、メーカー保証が始まった日付を必ず記載しましょう。
保証印を消してしまえば…詐欺罪に問われる可能性アリ
保証印が無ければ新品で出品できる。ってことは、保証印を上手く消すことができれば新品で….
ということなのでおススメはしません。どうしてもやりたいという方は、自己責任でお願いします。
まとめ
それでは、まとめです。
Amazonせどり/転売における保証書は大きく分けて以下の3種類。
- レシートが保証書になっている場合(店舗の押印なし)
- 外箱/説明書に店舗の保証印が押されている場合
- 外箱/説明書に店舗の保証印が押されていない場合
メーカー保証が始めっていない①と③はAmazonで新品で出品してもOK。
すでにメーカー保証が始まっている②は新品での出品はNG(Amazonの規約違反) 中古の『ほぼ新品』で出品するのがベストの方法です。
また、保証印を無理やり消す方法は『詐欺罪』に該当する可能性もあるのでヤメておきましょう。※どうしても試したい方は自己責任で。
以上、Amazonせどりにおける保証書について解説しました!
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