この記事では、こんな疑問にお答えします。
ユニットセッション率とは『商品ページに訪れた人のうち、どれだけの人が購入に至ったか』を表した数値のコトです。
『注文数 ÷ 訪問者数 × 100 = ユニットセッション率(%)』
一般的には成約率・コンバージョン率と呼ばれることもあります。
例えば、ページを訪れた人が100人とした場合。
- 注文数5件 ⇒ 5÷100×100=ユニットセッション率5%
- 注文数10件 ⇒ 10÷100×100=ユニットセッション率10%
数値が高い②の方が『お客様の欲求を満たす』良い商品ページということができます。
商品ページへの訪問者数(アクセス数)は広告を使って強制的に増やすことができます。が、アクセスを増やせたとしてもユニットセッション率が低く成約に至らなければ、広告費を無駄に垂れ流し続けることにもなりかねません。
この記事では、ユニットセッション率の平均値・ユニットセッション率を上げるための具体的な対策などをお伝えしていきます。
ユニットセッション率を改善し、売り上げアップを目指していきましょう!
ユニットセッション率の平均値は何%くらい?
ユニットセッション率は商品のジャンルや販売モールによって異なるため『家電系は●%、ホビー系は●%』という正確な指標があるわけではありません。
一説によると、ECサイト全体の平均値は『2.5~3.0%程度』と言われていますが、コレはあくまでも平均値。
ちなみに、私が販売しているレディースアパレル商品のユニットセッション率はコチラ。
カラーとサイズで4つのバリエーションを組んでいる商品です。上下の数値で幅はありますが、平均すると『ユニットセッション率は9.66%』
ECサイト全体の平均値は『2.5~3.0%程度』から考えると、3倍以上の数値を出すことができているので、まずまずの結果かなというところですね。
ユニットセッション率を上げるには商品画像に全力を注げ!
ユニットセッション率を上げるためには『お客様の欲求を満たす商品画像を作ること』です。ここに全ての力を注ぐといっても過言ではないほど、商品画像はメチャクチャ重要。
Amazonの場合、メイン画像は『背景は純粋な白を使うこと』というルールが定められています。簡単に言うと『メイン画像は装飾しちゃダメ!』
そのため、メイン画像に関してはどの商品も『商品+白背景』というシンプルな作りになっています。
メイン画像で大きく差別化することができないため『2枚目以降のサブ画像+商品紹介コンテンツ』をどれだけ作りこめるかが勝負が決まります。
他モールの商品ページの構成を参考にする
魅力的な商品ページを作成するためには、まずは他モールの商品ページをリサーチしましょう。私が扱っているアパレル商品に関していうと、Amazonで商品画像が参考になりそうなセラーは数えるほどしかいません。
ランキング上位のページでも、中国サイトから持ってきた画像をそのまま転載しているだけのシンプルな構成がほとんど。逆を言うと、そんなシンプルなページでもランキング上位を取れるということは、もっともっと商品の魅力を伝えるページを作ることができれば、自然と商品は売れていきます。
商品ページ作成で参考になるのは『楽天』です。楽天は商品ページの構成に関して厳しい制約が無いため、1商品ページに大量の商品画像を投入しているケースが良く見られます。
正直、チョットやりすぎな気もしますが(笑) ただ、やはりAmazonと比較すると『このショップは、かなり作りこんでるなー!』と参考になるデザインが沢山あるので、まずは楽天の商品ページを参考にイメージを膨らませていくのがおススメです。
画像作成はデザイナーに依頼しよう
商品画像のイメージが湧いてきたら、実際に画像作成へ進みましょう。
画像は自分で作成してもOKですが、やはりプロのデザイナーに依頼した方が仕上がりも早いし、クオリティも抜群に良くなります。
デザイナーは『ランサーズ・クラウドワークス・ココナラ』といったクラウドソーシングサイトで募集をするのが一般的。※私がお願いしているデザイナーさんはクラウドワークスで知り合いました。
可能であれば、Amazonの画像作成の経験があるデザイナーさんに依頼できると話が早いです。
- メイン画像
- サブ画像
- 商品紹介コンテンツ画像
全てまとめて、1週間もかからずに納品してくれる方もいます。
自分が想像しているイメージをしっかりと形にしてくれるデザイナーさんに出会えるまで、根気強く募集を続けていきましょう。
まとめ
それでは、まとめです。
ユニットセッション率とは『商品ページに訪れた人のうち、どれだけの人が購入に至ったか』を表した数値のコト。
『注文数 / 訪問者数 × 100 = ユニットセッション率(%)』
ユニットセッション率を上げるためには『お客様の欲求を満たす』魅力的な商品ページを作る必要があります。
Amazonよりも商品ページのクオリティが高い『楽天』のセラーを参考にイメージを膨らませ、デザイナーに依頼して画像作成を進めていきましょう。
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