Amazonに商品を出品するときに、
出品者SKUというものを設定できるのはご存知ですか?
SKUとは、出品者が自由に決めることができる商品の管理番号です。
今回は、SKUについて掘り下げてお伝えします。
SKUとは?
SKUとは、冒頭でもお伝えした通り、
出品者が自由に決めることができる商品の管理番号です。
メーカーでいう、型番のようなイメージですね。
ただ、メーカーの型番と違って、
SKUは、購入者には公開されません。
そのため、入力できる範囲であればどんな文字列を使ってもOKです。
重要なのは、自分が理解できることです。
SKUを設定せず、空欄のまま出品すると、こんな感じで、
Amazonがランダムな文字列でSKUを設定してくれます。
【Amazonが自動で決めるランダムなSKU】
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完全に適当な文字列ですので、このままだと何も得られる情報がありません。
SKUを自分で設定するメリット
そこで、SKUを自分で設定すると、
自分が商品を管理するうえで必要な情報を、
簡単に知ることができるようになります。
たとえば、仕入れ価格をSKUに組み込めば、
わざわざレシートやそのほかの記録をみなくても、
セラーセントラルの商品の管理画面からすぐにわかるようになります。
また、仕入れた日付やFBAに納品した日付を組み込めば、
それもまた一目で判断できるようになります。
あとは、その商品のコンディション(新品・中古など)や
損益分岐などを付け加えている人もいますね。
このように、商品管理がしやすくなるようなSKUを設定できれば、
のちの作業効率があがり、セラーセントラルの在庫画面も見やすくなって、
いいこと尽くしです。
【SKUに組み込める情報の例まとめ】
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SKUを考えてみよう【具体例つき】
SKUを活用しようと思ったら、
早速どのような情報を組み込むか、考えてみましょう。
具体的にどのような文字列で表記したら便利なのか、
例を示していきますので、参考にしてくださいね。
【SKUに使う文字列の例】
仕入れ価格:2980円で仕入れた → 2980 |
仕入れた日付:2016年1月23日 → 20160123 や 160123 |
コンディション:新品(New) → N 中古(Used) → U |
損益分岐:890円以下は赤字 → 890 |
仕入れ場所:ブックオフ → B ヤマダ電機 → Y |
これらを組み合わせて、自分がわかりやすいSKUをつくります。
例えば、仕入れ価格と日付を入れてみると、
160123-2980 |
これで、2016年1月23日に、2980円で仕入れた商品だ
ということがわかります。
さらにコンディション情報もSKUで管理したければ、
N-160123-2980 |
これで、新品で、2016年1月23日に、2980円で仕入れた商品だ
ということがわかりますよね。
さらにさらに、損益分岐を追加すると、
N-160123-2980-880 |
これで、新品で、2016年1月23日に、2980円で仕入れた商品で、
880円以下で販売すると赤字ということがわかるようになります。
SKUを設定するときの注意
ここまでやるとわかってくるのですが、
SKUは便利な反面、設定するのが面倒です。
1商品だけならいいのですが、
SKUは商品を登録するたびに入力しなければいけませんので、
あまり長いと余計な作業が多くなりすぎてしまいます。
自分なりに必要な情報を考え、
作業が負担にならない程度のSKUを設定して、商品管理に役立てましょう。
個人的には、仕入れ日と仕入れ価格を盛り込むのがオススメです。
さいごに
今回は、出品者SKUについてお伝えしました。
Amazonには、SKUをはじめ、様々な機能や独特の仕様があります。
初めはとっつきにくいものもあるかもしれませんが、
何度も出品しているうちに慣れてしまいますので、安心してください。
慣れたら1つ1つ順番に、有効活用していくことが大切です。
あなたが今よりもっと稼ぐために、
このブログが少しでも役に立てば幸いです。
それでは。
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