北海道在住 1児の父親です。せどり/ネット物販歴11年/法人7期目
アレコレ仕組化して自由気ままに暮らす物販プレイヤー
「小型軽量商品」「メーカー直仕入れ」「問屋仕入れ」「Amazonオリジナル商品販売」など。
「仕入れに悩まず、時間の自由を手に入れる物販」を構築
※LINE登録者限定で、私がメルカリで売った
『130,809円分の商品リスト』を公開中
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この記事では、こういった疑問にお答えします。
Amazon真贋調査(しんがんちょうさ)とは、あなたが出品した商品が、正規品(ホンモノ)かどうかをAmazonが調査する仕組みの1つです。
真贋調査を解除するためには、Amazonが要求する以下の書類を提出する必要があります。
もし必要書類を用意できない場合は、最悪あなたのAmazonアカウントは閉鎖されます。
未振り込みの売上金が全て留保(最悪没収)され、FBA倉庫に納品済みの大量の商品も全て自宅に返送されるというカオスな状況に追い込まれるので要注意。
この記事ではAmazon真贋調査の基礎知識と、真贋調査を解除するための方法を徹底解説します。
※真贋調査対策ツール『セラースケット』がリリースされました。特に真贋調査を受けやすい『Amazonアカウント開設から1年未満の方』は加入必須です。
セラースケットのサービス内容を分かりやすくまとめた記事はコチラ。
真贋調査とは、あなたが出品した商品が正規品(ホンモノ)かどうかをAmazonが調査する仕組みの1つです。
という方は、コチラをご覧ください。
『airpods ケース supreme』の
Amazonの検索結果
もはやどれがsupreme正規品なのかを見つけるのが難しいほど、ニセモノが乱立している状態です。※というか全部ニセモノでしょう。
こういった事態に業を煮やしたAmazonが『出品された商品が正規品かどうかをチェックする』ために行われているのが、Amazon真贋調査です。
最近の真贋調査は大きく以下の4つに分類されます。
残念ながら『ライバルセラーをつぶしてやろう』と虚偽のクレームを入れる輩も存在するのが実情です。
嫌がらせに関してもAmazonから見た時は『お客様からのクレーム』というくくりに入るので、実質的に『抜き打ち的真贋調査・クレームによる真贋調査・メーカーからの調査リクエスト』の3つに分けられるということになります。
抜き打ちチェックは、アカウント開設から1年未満のセラーに対してランダムに行われています。
出品中の商品の中からランダムに3商品が選ばれ、それぞれに対して『請求書、領収書、契約書、配送注文書』といった必要書類の提出を要求されます。もし1つでも提示できない商品があれば『アカウント閉鎖』に追い込まれてしまいます。
これには理由があり、Amazonのコンディションルールを正確に理解していない新規セラーが
・個人(個人事業主を除く)から仕入れられた商品。
・メーカー保証がある場合、購入者がメーカーの正規販売代理店から販売された商品と同等の保証(保証期間など)を得られない商品(例えば、メーカー保証がある場合に、すでにメーカーが定める保証期間が始まっている、または保証期限が切れている商品など)。
ヤフオクやメルカリで個人から仕入れた商品や、メーカー保証を担保できない商品を新品として販売するなど。ルールを守らずに販売を続けたせいで、
Amazon様がお怒りになられたことが原因の1つのようです。
あなたの商品を購入したお客様が『ニセモノが届きましたよ!』というクレームが入ると、真贋調査が始まります。
Amazonは『お客様第一主義!』というスタンスなので、実際に商品がホンモノかどうかは一切確認せず、
お客様の声だけを信じて、あなたにホンモノであることの証明を求めてきます。
これは本当のクレームだけではなく『同業(ライバルセラー)からの嫌がらせクレーム』も含まれるので要注意です。
確かにその通り。なので日ごろから領収書は確実に保管する必要があります。
これは著作権侵害や商標権侵害を盾に、メーカーが直接クレームを入れてくるケースです。※ドラッグストア系の商品が多い。
真贋調査というよりも『うちの商品勝手に出品するな!』というケースが多く、出品を取り下げて謝罪すれば解決するパターンがほとんとです。
ただし、中にはそれ以上ゴタゴタと文句を言ってくるケースあり、その場合はメーカーと直接やり取りをする必要も出てきます。
現在、真贋調査の連絡が来るAmazonの部署は、2つに分かれています。
①に関しては聞いたことが無い方も多いと思うので、更に詳しく解説します。
アカウントヘルスサポートとは、セラーのアカウントヘルスが正常であるかを監視しているAmazonの部門の1つです。
次に紹介するアカスペとは違い、担当者の対応は丁寧(名前もしっかり名乗る)で、どの商品が同問題なのかまで具体的に教えてもらえます。※直接電話で連絡が来ることもあります。
アカウントヘルスサポートから真贋調査が来た場合、真贋の解除として要求されるのは
この2点となります。
アカウントヘルスサポートで問題が解決しなかった場合、アカウントスペシャリストへ対応が移行します。
その通り。アカウントスペシャリスト、通称アカスペ。
メールは全て定型文。人間味を全く感じさせない冷酷な対応で我々せどらーを震え上がらせる、Amazonアカウント管理の最強部署。
電話でのコンタクトは愚か、テクニカルサポートなど他の部門も連絡が取れない(らしい?)、謎のベールに包まれたとても厳しい部門と呼ばれています。
アカスペから真贋調査が来たら場合、
この2点の提出が必須です。もし提出ができない場合、アカウントは閉鎖に追い込まれます。
真贋調査を解除するためには、
上記の書類を揃える必要があります。
という方は、領収書(最悪レシート)でもとりあえずはOK。仕入れを証明できる書類を用意してAmazonへ提出しましょう。
問題は『販売証明書』です。販売証明書とはメーカー側が「ウチの商品をあなたは売ってもいいよ!」ということを認めた証明書。メーカーからのお墨付きをもらっていること証明する書類です。
販売証明書は
ここからでしか入手出来ません。
あなたの街にある問屋さんや、ネットで見つかる問屋(卸業者)は二次問屋となるため『販売証明書を発行することはできません』
ハイ、アカウントスペシャリストから真贋調査が来ると
『アカウント閉鎖が濃厚』
残念ながらコレが現状ということです。
ただし、これまでに紹介した方法以外でも真贋調査が解除されたケースも存在します。
例えばアカスペからの真贋調査に対して『小売店の領収書と業務改善書』を提出しただけで、真贋解除された方も実際に存在します。
はい、本来であればメーカーや一次問屋から発行される販売証明書が必要なのですが、それが無くても解除されるケースが少なからず存在するのも事実。
真贋調査に関らず、Amazonは担当者によって対応がコロコロ変わるのはよくあること。必要書類を用意できなかったとしても、何もせずに死を待つよりは『できる限りのことはやってみる』というのが重要です。
2019年現在で、Amazonの真贋調査を100%防止する方法はありません。
ただ、真贋調査を限りなく少なくするための対策はあります。
真贋調査とは『本物か偽物かを判断する』というのが本来の意味合いですが、お客様からのクレームは偽物だけに来るものではありません。
日本では外箱も商品の一部というのが常識で、お客様は外箱も全く問題ない商品が届くと考えています。
商品詳細ページの商品説明や画像と届いた商品が届くなど、些細な変化に敏感に反応し、それがクレームへとつながり真贋調査に発展してしまいます。
特にヤマダ電機やビッグカメラなど『店舗仕入れ』の際は、商品の状態には十分にチェックしてから仕入れをするように心がけましょう。
先ほどお伝えしたように、真贋調査で提出が必要な書類の1つに『請求書・領収書』があります。
という質問をよくいただきますが、レシートでは商品が正規品であることの証明にはなりません。
仕入れた時には、必ず領収書を発行してもらうようにしましょう。
という方は、ショップに電話をして領収書を発行してもらいましょう。※再発行不可のショップも多いので、仕入れ時に必ずもらうことを忘れずに!
いくら事前に対策をしたところで、ランダムにピックアップされる抜き打ち検査の場合、運悪く真贋調査が入ってしまうこともあります。
対策としては『真贋調査を受けやすい商品は出品しない』ことです。
先ほど紹介したSupremeなど、元々ニセモノが多いハイブランド商品を出品するのは絶対にヤメておきましょう。※販売証明書を取得するハードルが異常に高すぎるため。
保証書がついてない・保証が切れているといったトラブルが多い家電系商品も要注意です。Amazonはここ数年保障に関して非常に厳しくチェックしています。
最後にプレミア狙いの商品です。スイッチ・アミーボ・ゲーム機本体といった『プレミア商品』は、真贋調査が一番多いジャンルです。2017年に販売された『ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン』は、真贋調査のオンパレードでした。
また『セラースケット』という真贋調査回避ツールを使うと、真贋調査が発生しやすい商品を未然に防ぐことができます。
Amazonの商品画面に危険度が表示されます。
危険度がA or Bの商品は仕入れは避けた方が無難。
アカウント開設から1年未満の方は、セラースケットを使うことで真贋調査が発生する確率をガクッと減らし、アカウントを安全に運用することができます。
セラースケットのサービス内容を分かりやすくまとめた記事はコチラです。
『中古品なら100%真贋調査が来ない!』とは言い切れませんが、新品商品よりも真贋調査の確立が低くなることは間違いありません。
アカウント開設から1年間は新品は販売せずに、ひたすら中古商品だけで実績を積むという方法です。
検品など、新品と比較して作業量が増えてしまいますが、真贋調査を避けて確実にアカウントを育てていきたい方は中古品だけを扱うというのも1つの方法です。
では、まとめです。
Amazon真贋調査とは、あなたが出品した商品が正規品(ホンモノ)かどうかをAmazonが調査する仕組みの1つです。
真贋調査を解除するためには、Amazonが要求する以下の書類を提出する必要があります。
もし必要書類を用意できない場合は、あなたのAmazonアカウントは閉鎖される可能性が濃厚です。
Amazon真贋調査の対策として、
この3つを徹底しましょう。
また、個人で対策が難しいと感じる方は、真贋調査対策ツールの導入を検討してください。
それでは。
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コメント
コメント一覧 (2件)
>ショップに電話をして領収書を発行してもらいましょう
ショップ(販売店)から仕入れた場合、領収書を提示していても認められず、売上金は没収になります。
FBAはエンドユーザー向けの販売店を仕入先を認めていないからです。
メーカーか問屋か輸入代理店以外からの仕入れは認めていません。
Amazonが公開しているルール上はそうなりますね。
ただ、小売店の請求書・レシートでも、対応の仕方次第では解除できることもありますよ。