副業やお金儲けに少しでも興味がある方は『せどり』という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。
しかし、


そう考えて、なかなか手が出せない人も非常に多いはずです。
そこで今回は、
- せどりとはどういうものなのか?
- ぶっちゃけ儲かるのか?
仕入れや販売の仕方を詳しく説明しますので、ぜひ参考にしてみてください。
インターネット界隈で有名なせどりとはいったい何?


せどりとは簡単に言うと『安く物を仕入れて高く売ること』を表します。
競取りや糶取りとも言われ(どちらも「せどり」と読みます)、掘り出し物を転売して『利ザヤ(価格差)』を稼ぐことが古く昔からありました。
せどりはもともと、古本店で安い本を買い集め他の本屋で高く売ってその差額を儲けにしていたことからはじまりました。
よく、テレビで築地なんかのシーンで競りという言葉を聞きますが、まさにこの競りと同じ意味合いを持っています。
一昔前の古本のせり売りは、基本的に束単位で行われることが多いこともあり、絶対に必要のない本まで買取らないといけなかったという背景がありました。
そのため、不必要な本だけを処分したことから競取りというようになったそうです。
せどりと聞いて少し難しそうなイメージがありますが、実際のところの仕組みは単純です。
例えば、古本屋で100円の古本を購入して他の古本屋に120円で売れたとしたら、20円の儲けがでます。
これがせどりです。
せどりには小難しいカラクリのようなものはなく、とても簡単な仕組みで利益を出すことができるというわけです。
せどりってぶっちゃけ儲かるの?
せどりに興味があってこの記事を読んでいるということは、実際にせどりをやろうかどうかを迷われているはずです。
そして、あなたが迷っている理由はたったひとつ。

ということを頭の中で考えているハズです。
結論を言ってしまうと
『100%儲かるとは言えません』が、
『正しい知識を身に着けて実践すれば、高確率で儲かる!』
というのが答えです。
せどりは商売なので『儲かる商品を仕入れる』のが絶対条件。ただし何の知識も持たずに自分のカンだけに頼って『売れない商品』を仕入れてしまれば、赤字(損失)を生み出すことになってしまいます。
ただ、せどりの場合はある無料ツールを使うことで、仕入れをする前に
『よく売れる人気商品・儲かる商品』を判断することができるのです。
儲かる商品だけを的確に判断できるようになれば、高確率で稼ぐことができるということ。
もちろん物の売り買いには失敗はつきものですから、全ての商品が100%絶対に儲かるとは言い切ることはできません。
ただし、ある1商品で10円損したとしても、他の商品で100円の儲けが出れば、トータルでは『90円の儲け』となりますよね?
安く買って高く売れば、その分利益がでるわけですから正しいやり方さえすれば損をすることは限りなく少ないということです。
せどりをするデメリットはあるの?

どんなビジネスでもそうですが、メリットやデメリットというのは絶対に存在します。
では、せどりのデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。
せどりのデメリットを知っておけば、不安も無くなるのでしっかりチェックしておきましょう。
せどりのデメリット①資金が不足する場合がある
せどりは確実に『仕入れ』というものが発生します。
つまり、先に資金が必要になってくるため予想以上に仕入れをした場合、あとあとお金が足りないなんてことになる可能性があります。
クレジットカードを使って仕入れをした場合、仕入れた商品の売れ行きが悪いとカードの支払いが間に合わないというケースも出てくるでしょう。
当たり前ですが、大企業ではない限り資金は無限にあるわけではありません。
ましてや個人でせどりをするのであれば、限られた資金で最大限の効果を発揮しなければなりません。
国内限定のせどりであれば、仕入れた商品をすぐに販売できる。仕入れをタイムリーに実践できます。
ですが、海外から商品を輸入する場合、仕入れ場所によっては日本までの距離もあるため、商品が届くまでに20日以上かかるケースもあるので注意が必要です。
せどりのデメリット② 欲しい商品が見つからず仕入れが全然できない
せどりでもっとも難しいことは『仕入れ』です。
例えば、これをこの場所で買って指定の場所で売れば確実に儲かる、という情報があればいいですが、そんなに都合の良い情報はそうそうありません。
つまり、最初は仕入れ先を探さないといけないですし、慣れないうちはひとつの商品を探すだけでも数時間、1日とかかってしまうわけです。
当たり前ですが、ひとつの商品を仕入れるのに丸1日かかって利益が100円でした、となってもぜんぜんが旨みがありません。
リアルに時給換算すると、アルバイト以下になってしまいます。
せどりのデメリット③ 仕入れと納品対応で時間が足りなくなる
欲しい商品が見つからないのも困りますが、逆に仕入れが多すぎて、それと同時に納品対応もしなければないため全然時間が足りないということがおきてしまいます。
せどりも慣れてくればある程度のコツはつかめるのですが、最初のころはどうしても効率の良いやり方が解らないため、苦戦してしまうというわけです。
しかも売上をあげようと思えば思うほど、仕入れと納品対応がすさまじくなるため、自分の時間がまったくなくなる可能性があります。
せどりのデメリット④ 梱包や発送作業に時間をとられる
商品を仕入れて販売するといっても、仕入れたものをそのまま売れるわけではありません。
当然ですが、商品をは裸のままや雑な梱包でお客様へ発送してしまうと『クレーム⇒返品・返金』につながってしまうからです。
特にせどりをはじめた最初のころは、商品の梱包や発送作業にとても時間がかかってしまうため、思うように動けない可能性があります。
せどりのデメリット⑤ 在庫を大量にかかえてしまう可能性
何かの商品を仕入れるということは、どこかにその在庫を抱えておかないといけません。
当然、その商品がその場にないといざ注文が入ったときに発送ができないため、ある程度の在庫を確保しておかなければなりません。
商品が小さなものであればいいですが、大型になればなるほど在庫確保の場所に苦戦するというデメリットがあります。
せどりをするメリットは超いっぱい!
せどりをするデメリットはいくつかありましたが、メリットにはどのようなものがあるのでしょうか。
せどりのメリット① やり方次第では大きく儲けることができる
せどりがおすすめできる最大の理由として、やり方次第では大きく稼げる可能性があります。
極端な話ですが、商品をひとつ100円で仕入れて、1,000円で売れたとしたらどうでしょうか。
手数料を考慮しても、1商品当たり500円程度の利益が発生します。
これが10個や100個仕入れていたとして、すべて売りさばけたとしたらとんでもなく大きな売り上げが作れるというわけです。
例えば、コチラの記事では私が過去に仕入れて販売した『写真集』を紹介していますが
たった1種類の写真集を31冊販売しただけで『27714円の利益』を稼ぐことができました。仕入れに使った時間はたったの5分だけ。
商品の発送にかかった時間などを含めて1時間もかかっていません。

全てがこのような商品ばかりではありませんが、最新のトレンド情報を敏感に察知すれば、これくらいの金額を稼ぐのも珍しいことではないですよ。
せどりのメリット② 経験やセンスなどが不要
なにか特殊なことを始める場合に、誰もが真似できないような特殊な経験やセンスが必要になることが多いです。
例えば、今大流行中の『YouTuber』などもそうではないでしょうか。
YouTubeの配信は誰でも気軽にはじめることができますが、
- 面白い動画を考える発想力
- 動画編集スキル
- YouTubeの機能を使いこなすスキル
- TwitterなどのSNSを使って動画をPRするスキル
ぶっちゃけセンスがないとやっていけません。
興味を持ってはじめたいと思っても、そのジャンルを深く勉強をしないといけないこともあり、非常にリスクが伴ってしまいます。
もちろんせどりもある程度の勉強は必要ですが、そこまで高度はスキルが必要なワケではありません。
最低限のパソコン操作さえできれば、経験やセンスなどはそれほど関係なく、やる気さえあれば誰でもはじめることができるというメリットがあります。
せどりのメリット③ 低資金でせどりをはじめることができる
せどりは低資金ではじめることができるため、大きなリスクがなく誰でもスタートが可能です。
なぜ低資金でスタートできるかというと、自分の資金に合わせて仕入れをすることができるからです。
資金が少ないうちは、1000円の商品を1個、2個だけ仕入れてみる。それでもせどりは成立します。
どうしても初期投資のお金が準備できないけれど、なにか商売的なことをはじめたいのであれば、せどりはおすすめです。
せどりのメリット④ 結果がすぐに出るからモチベーションの維持がしやすい
副業としてせどりをおススメする理由の1つが
『結果が早く出るので、モチベーションが維持しやすい』
という点です。
サラリーマンの副業としてよく聞く『ブログ・サイトアフィリ』などは、初報酬が発生するまで最低でも1か月。長いと半年以上かかるケースも珍しくありません。
1円にお金にもならない作業を毎日コツコツと継続するのは精神的にキツイですし、結果が見えにくい作業ではモチベーションが続かなくて当然。
その点、せどりの場合は基本的にすぐに結果が出ます。極端な話、仕入れる場所と売る場所によっては、その日のうちに現金が手に入ることもあります。
モチベーションを維持するためには『成功体験』が非常に重要!
金額の大小はあまり関係なく、500円でも1000円でも良いので『お金を稼げた!』という実感を持つことがとても大切。
副業をやるなら、結果が出やすくモチベーションを管理しやすい、せどりから始めるのがおススメです。
せどりのメリット⑤ 大きな損をすることが少ない
せどりをしようと思ったときに、いきなり高額な商品を仕入れようと思いますでしょうか。
ほとんどの人は利益がでるのかそうではないのかの商品は、手を出そうとしません。
それは高額商品になればなるほどです。
しかし、仮に20万円の商品を仕入れたとしても定価が20万円であれば、10万円になったとしても100円になることはありません。
つまり、まったく売れないことを除いては大きくは損をしないというわけです。
もちろん高額商品はリスクがあるため、なるべく仕入れがしやすい価格のものを選び、小さな利益を積み重ねるようにして、せどりに慣れるようにしましょう。
せどりのメリット⑥ 多くの時間をかけなくてもせどりができる
ビジネスをしようと思ったときに、あらゆる準備が必要になってきます。
その準備は想像以上に大変なものになりますが、せどりに関して言えばそこまで労力を必要としません。
なぜならせどりはサラリーマンや主婦、学生問わず忙しい人でもできるからです。
また、どこかのお店に仕入れをしにいく時間がない人でも、インターネットを使えばどこでも仕入れができるというメリットがあります。
せどりの初心者でも解るはじめかた
なんとかせどりで儲けようと考えたとしても、どうやってスタートするのかが解らないと、やる気になれません。
ここからは、せどりの初心者でも解るはじめかたについてお話します。
せどりの仕入れ先を決める
せどりをはじめるにあたり、売り上げを作るための仕入れ先を見つけなければなりません。
しかし、当然ですが仕入れ先はひとつではありません。
リサイクルショップ
誰しもが、自宅近くのリサイクルショップに行ったことがあるのではないでしょうか。
リサイクルショップは、ジャンル問わずさまざまな商品が販売されているため、見ているだけでも楽しいというイメージがあるはずです。
さまざまなジャンルがありますし何より、高く売れる商品を置いているケースが多々あります。
リサイクルショップは、コンビニエンスストアのようにその商品が売れれば、同じ商品を補充することがないため、足しげく通って掘り出し物を見つける必要があります。
量販店のセール商品
実は、みなさんがよく利用する家電もせどりの対象になるということをご存知でしたでしょうか。
白物家電では、エアコンや冷蔵庫、洗濯機からはじまり、黒物家電ではテレビやゲーム機、ブルーレイレコーダーなどが該当します。
これら家電を、家電量販店などで購入をして売却するというわけです。
ただし、みなさんの予想通りエアコンや冷蔵庫となると、大型すぎるため持ち運びが大変だったり送料が鬼のように高いというデメリットもあります。
ブックオフ
『せどり=ブックオフ』という時代があったほど、仕入れ先としてメジャーなのがブックオフです。
新品せどり全盛期には一時的に利用者が減っていましたが、ここ数年でAmazonの新品せどりに関する規制が厳しくなっているため、再注目されている仕入れ先の1つです。
ブックオフといえば古本やCD・DVDのイメージが強いかもしれませんが、
ゲームソフト
ゲーム機本体
フィギュア
おもちゃ・ホビー
現在は、古本以外にも様々なジャンルを扱う店舗が増えてきました。
ブックオフは全国に800点以上もショップがあり、商品価格も比較的安価な物が多いので、資金が少ない初心者におススメの仕入れ先の1つです。
TSUTAYA
TSUTAYAと言えば、CDやDVDなどをレンタルする場所、というイメージがあるため、なぜせどりなんだ、と思ってしまうかもしれません。
しかし店内をよく見てみると、もともとレンタルとして店頭に並んでいた商品がワゴンにあったり、ゲームや雑貨が販売されている店舗もあります。
完全にレンタル店に特化しているTSUTAYAでは難しいですが、商品を販売しているのであれば、仕入れ先として活用することができます。
場所や時期、セールのタイミングによっては、かなりの掘り出し物を見つけることができます。
ただし、ブックオフやTSUTAYAに限らず、店舗によってはせどり対策をしているところも出てきており、仕入れができない可能性もありますので注意が必要です。
電脳せどりの仕入れ先
せどりの対象は実店舗だけではありません。当然、インターネットの店舗で仕入れることもできます。
インターネットで商品を仕入れて販売することを『電脳せどり』と言います。
電脳せどりなら、わざわざ実店舗に足を運ぶ必要がありませんし、24時間いつでも商品を仕入れることができます。
家電量販店オンラインショップ
いまや家電量販店も、わざわざお店へ行くことなくオンラインで商品を注文することができます。
ただし、店頭で販売されている定価の商品をそのままの金額で購入しても、うまみはありません。
定期的に行われるセールやアウトレットなどの商品を狙うことが重要です。
楽天市場・ヤフーショッピング
インターネットで何かしらの商品を購入するときに、楽天市場やヤフーショッピングを利用したことがある人も多いはずです。
そんな楽天市場やヤフーショッピングも、せどりの対象となります。
とくに楽天市場やヤフーショッピングでは、購入時に大きなポイントが付与されるため商品を購入すればするほど、ポイントがもらえるというメリットがあります。
また、頻繁に大型セールなども開催しているためタイミングや商品によっては、かなり多くの利益を獲得できる可能性があります。
電脳せどりの仕入れ先は他にも沢山!
ここで紹介したい以外にも、ネット上には何千何万といった無数のショップが存在します。
その中でも、特に稼ぎやすい電脳せどりの仕入れ先をまとめた記事がコチラ。
このサイトをコツコツリサーチするだけでも、月収10万円程度なら十分達成可能です。
せどりの販売先を決める
商品を仕入れた後は、仕入れた商品を販売する場所(販売するサイト)を考えましょう。
といっても特殊な場所で販売する必要は無く、あなたも利用したことがあるサイトやアプリを使うことが多いため、難しく考えなくて大丈夫です!
せどりの販売先① スマホ1台で手軽にできる『メルカリ』
不用品販売と言えば、昔はリサイクルショップで売るのが一般的でしたが、スマートフォンのアプリの影響により、手軽に利用できるメルカリなどの『フリマアプリ』を利用する方が爆発的に増えました。
メルカリユーザーは非常に多いため、出品と同時に売れることも多々ありますし、

という商品すら売れる場合もあります。
またメルカリには個人の出品者以外に、同じ商品を大量に安く出品している『業者』と呼ばれる出品者も存在します。
そのため、販売だけではなく、メルカリを仕入れ先として利用するという方法でも稼ぐことができます。
せどりの販売先② もはや王道中の王道『Amazon』
もはやAmazonと言えば、知らない人はいないくらい、知名度No1のECサイトAmazon。
当然、Amazonを利用した人も多いので、どういうサイトというのはイメージできるはずです。
そんなAmazonでも、実は商品を販売することができるんです。

ちなみにAmazonであれば、商品の保管から発送までを自動で行ってくれるFBAというサービスがあります。
商品発送からお客様対応まで、受注後の対応をほぼ全てAmazon側で代行してくれます。
そのため、あまり時間を作ることができない副業の方でも気軽にせどりを始めることができるので、
『せどり=AmazonのFBAを使う』
というのが、現在のせどり業界のスタンダードとなっています。
せどりの販売先③ ネット販売最古参『ヤフオク』
Amazon・メルカリが世に出る前には『ネットの不用品販売=ヤフオク』というのが定番でした。
ネット業界大手のヤフーが長年運営しており、老舗のサイトでなおかつ利用者も多いため、販売した商品がすぐに売れるというメリットがあります。
ただ、基本的には中古品を販売することが多いため、利益としてのうまみはそこまでありません。
ただ、Amazonで売れ残ったものをヤフオクで売るという方法もできるため、念のための販売先として考えておくとベストです。
商品の値段を決める
仕入れ先も販売先も決めたら、商品の値段を決めていきましょう。
当然ですが、仕入れた価格でそのまま販売しただけでは、利益がないどころが各サイトやアプリの手数料などが引かれてしまい、赤字になってしまします。
こうなるとただのボランティアのようになってしまうため、しっかり黒字になるような値段の設定をしなければなりません。
新品商品の場合、基本的には他の出品者と同じ価格に設定するのが一般的です。
なぜなら、商品にはその時々での『相場』があるからです。全く同じ商品を他の出品者が1000円で販売しているのに、あなただけ2000円で販売しても、売れるわけがないですよね?

少しでも儲けたいからといって、むやみに値段を上げすぎるのは厳禁です。
商品の相場を見て、商品が売れやすい適正価格に設定することが重要です。
梱包や発送準備を行う
売る商品も値段も決まった。
最後に、検品や梱包、発送準備を行いましょう。
仕入れた商品がもしかしたら不具合があったり破損している可能性があるため、検品作業は必須項目です。
それを知らずに発送してしまい、トラブルになってしまう可能性もあります。
ですから、いくら見た目がキレイだったとしても動作確認や隅々まで破損や傷がないのかをチェックしておきましょう。
また、梱包の仕方にも気をつけなければなりません。
例えば、配送中に中身が壊れないようにエアクッションを敷き詰めたり、OPP透明袋に商品を入れてあげることで、相手にも親切さが伝わります。
せどりは何でも売れるわけではないので注意!
どんな商品でも、高く売ることができれば非常に楽ですが、絶対にそうはなりません。
当然ながら、せっかく仕入れたのにぜんぜん売れなかったり、売れないと思っていたものが高く売れることもあります。
つまり、せどりをしたからといって何でも売れるわけではないと言うことです。
しかも、せどりが流行っていない時代はどこで仕入れようが売ろうが問題ありませんでしたが、各規制が入ってしまいせどりで生活している人にとっては、致命的でした。
また、急激なインターネットの普及により、せどりをする人口が増加。
それによって、せどり業界が飽和状態になってしまい稼げなくなってしまったケースも多々あります。
リサーチがぜんぜんできていない
せどりで全く結果がでていない理由のひとつに、リサーチをしていないことがあげられます。
例えば自分の好きなものだけを仕入れたとしても、あくまでそれは自分の好みであって、他の人からすれば全然興味がないものかもしれません。
また、超人気商品の場合はすぐに売り切れになってしまうため、稼げるチャンスを逃してしまうこともあります。
せどり以外でもそうですが、しっかりリサーチを行わないと絶対に成功なんてしません。
儲からない理由を探ろうとしない
いくらせどりで儲からなかったとしても、その原因を知ろうとしないのではないでしょうか。
そもそも原因を調べるのは面倒ですし、なにより失敗したことを認めたくないという気持ちがあります。
しかも、その原因を知ったことでとんでもない致命的なミスが発覚する可能性もあるため、調査するのが怖いという認識もあります。
そうなってくると、たまたま売れていない、商品が悪い、時期が悪いなんていう責任転嫁をしてしまうことでしょう。
結局は、原因を把握できないためせどりを無駄に続けるか、辞めてしまうというわけです。
利益率だけを考えている
せどりをするにあたり、利益を確保するのは大前提でもあります。
しかし、利益率だけで動いていては逆に損をしてしまう可能性もあります。
例えば、利益率50%の商品しか仕入れないという決まりがあったとしましょう。
1,000円の商品であれば利益は500円です。
対して、10,000円の商品で利益率が50%よりも低い10%だった場合の利益は1,000円です。
つまり、今回の場合は後者のほうが利益が高いので、利益率で考えるのはよくありません。
価格が上昇した商品ばかりを仕入れている
実は、仕入れ先や時期などによって同じ商品でも購入金額が変わる場合があります。
例えば、テレビやニュースで何かしらの商品が取り上げられる可能性があります。
それを知った販売元が、もっと売れると読んで価格をアップすることも。
知らずに、テレビで見たし人気だから購入しておこう、と思ったら危険です。
なぜなら、その瞬間に金額が上がっている可能性があるからです。
元値が実は5,000円だったのに、テレビやニュースで取り上げられ一時的に10,000円になることも考えられます。
つまり、10,000円で仕入れた瞬間に負けが確定するというわけです。
これもやはりリサーチ不足による失敗といっても過言ではありません。
せどりでしっかり確実に儲けるためには
では、せどりで損をする可能性があると知ったのであれば、あとはどうやって確実に儲けられるのかを考えなければなりません。
基本は無視してはいけない
せどりは、安く仕入れて高く売るということが絶対条件です。
これを少しでも崩してしまうと、稼ぐどころか赤字で損切。お金がマイナスになってしまいます。

と思うかもしれませんが『商品を仕入れないという決断』は、初心者の時には意外と難しいものです。
これは私の体験談ですが、せどりを始めたばかりの頃、意気揚々とブックオフに仕入れに行って

2時間ほどリサーチしても、稼げそうな商品が1つも見つからなかったことがあります。
ココで『うーん、残念。今日は仕入れしないで、また次にガンバロウ!』と切り替えが出来ればOKですが、せっかく仕入れに来て『仕入れゼロ円』で帰るというのは、変な罪悪感を感じてしまうんですよね。

と、焦る気持ちで仕入れた商品がコチラ。いまでもハッキリと覚えています。
500円コーナーで仕入れましたが、Amazonの中古最低価格は送料込みで100円以下。。仕入れた時点で赤字確定です。
せどりは仕入れをしなければ稼げませんが、その逆で仕入れをしなければ損をすることもありません。
『安く仕入れて高く売る』
この絶対条件を守るために、時には仕入れをしないという決断が必要だということを覚えておいてください。
何ごとも継続することが重要
何でもそうですが、3日坊主のようにすぐに辞めてしまっては、絶対に成功はしません。
それはビジネスであろうが、ダイエットであろうが全く同じ。
ちょっとうまくいかなかったり、面倒だかといってさぼってしまうとやはり結果はでません。
極端な話ですが『稼げるようになるまで必ずやり続ける!』るという固い意思があれば、かならず成功します。
まさに『継続は力なり』です。
もちろん、途中でいろいろ失敗することもあるはずです。
その失敗も「成功のもと」ですから、臆せずにチャンスだと思ってせどりを続けてみてください。
リサーチして話題になりそうなものを仕入れる

という方におススメなのが『自分の好きなジャンルからリサーチをする』という方法です。
- アニメが好きな方
- スポーツが好きな方
- アイドルが好きな方
自分の趣味や好きなコトに関係した商品から始めれば、リサーチも楽しくサクサクと進めることができます。
ただし、いくら自分が好きなジャンルであっても、それが高く売れなければ全く意味がありません。何が高く売れるのか、どんな商品に需要があるのかをしっかりリサーチする必要があります。
例えば、2020年現在で家庭用ゲーム機といえば『ニンテンドースイッチ・PS4』が主流です。
ただし、こういった超人気商品はライバルが多く、価格競争になりやすいという特徴があります。
そこで少し視点をずらして『過去に販売されたゲーム機の相場』をチェックしてみると、
私が中学生の時(30年くらい前?)に大流行したスーパーファミコンが、いまだに2万円近い高値で販売されています。
30年前の商品なので、さすがに新品で仕入れをするのが難しいですが、中古ならブックオフやリサイクルショップで仕入れができそうですよね?
ハードの需要は減ったとはいえ、昔の思い出がたくさんつまっているレトロゲームなどをあえて欲しがる人がいるのも事実。
そういう層に向けて、レトロゲームやなかなか手に入ることのできないソフトやハードなどを仕入れてあげれば、喜んで買ってくれるというわけです。
もちろん、ゲームだけに問わず、フィギュアやCDなどさまざまなジャンルがあるため、しっかりリサーチを行いましょう。
回転率を意識すること
せどりでは、利益率も大切ですがそれ以上に回転率を意識することが重要です。
なぜなら、資金は無限にあるわけではありませんし、むしろ少ない資金ではじめたいと思っている人もいるからです。
仕入れにお金をかけすぎて、次の仕入れができないなんてことになったら機会損失がでてしまいます。
しかも商品によっては回転率が悪いものもあるため、なるべく回転率の良い商品を選ぶことが重要です。
そのため、常に商品を仕入れて販売してを繰り返すことで、資金不足に陥ることが少なくなります。
せどり専用ツールを駆使する
例えばFXや仮想通貨の取引をしようと思ったときには、いまその通貨がいくらなのかを知りたくなりますよね?
そのために、専用のツールを使い売買をするタイミングを伺うのが一般的な方法です。
せどりでも、そのような専用ツールがあります。
モノレートというAmazonのツールですが、Amazonの商品ランキングや価格推移をグラフや数値で分析できるため、非常に便利、、というよりも『せどりをやるならモノレートは必須!』というくらい、誰もが使うド定番のツールです。
↓モノレートサイト内で表示される、Amazon商品ランキングのグラフです。このようにグラフが沢山ギザギザしている商品は、ランキングが高く良く売れている商品です。
↓逆にグラフがあまりギザギザしていない商品は売れ行きが悪い商品なので、仕入れ対象外となることが多いです。
このモノレートを利用すると、瞬時に売れている商品がチェックできるため、実際に何が売れているのかというのを、肌で感じることができます。
モノレートの詳しい使い方は、コチラの記事で詳しく解説しています。

せどりを始める前に、必ず読んでおいてくださいね。
せどりのまとめ
せどりで稼ぐ仕組みは『安く物を仕入れて高く売るだけ』と、とてもシンプル。
何も考えずにやってしまうと失敗する確率は高くなってしまいますが、事前にしっかりリサーチをしておけば、高確率で稼ぐことができます。
せどりの基本を忠実に実践し、利益がでるまで継続すれば副業としてはもちろん本業としてもやっていけるため、あなたもぜひチャレンジしてみてください。
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