どうも、サクです。
寝る前に布団の中でスマホをポチポチしていたら、こんなツイートを発見。
同じ内容の相談を良くいただくんですが『ポイントせどりはお金が増えない』これは事実です。
利益ゼロなら、現金は目減りして当然。
ここ数年で『ポイントせどり』というノウハウがすっかり定着しましたが、それよりもっと前からポイントせどりという概念自体は存在していました。
元々、ポイントはオマケという扱いで、
- 現金利益:1000円
- ポイント利益:500円
↑こんなイメージ。現金だけでもしっかりと利益が取れて、その上でオマケとしてポイントを獲得できる。私が食品せどりをバリバリ実践していた時は、この方法で大量のポイントをゲットしていました。
ただ、ポイントせどりを始める方が異様に増えてしまった現状では、
- 現金利益:0円
- ポイント利益:500円
現金利益はトントンでポイント分だけが利益になる。こんな仕入れをしている方がメチャクチャ多い。
一見すると、ポイント利益分だけお金が増えているように見えますが、ポイントはあくまでもポイントであってお金ではない。
現金利益がトントン or マイナスの商品ばかりを扱っていれば、手持ちの現金が目減りしていくのは当然のことです。
ポイント現金化のサイクルまで最低3カ月。
獲得したポイントは、現金化して初めて価値が生まれます。
- 獲得したポイントが反映されて
- 反映されたポイントで商品を仕入れて
- 仕入れた商品が売れて、売り上げが入金される
1~3のサイクルが回転して、ようやくお金が増えるという段階まで持ってこれます。が、Amazonの入金ペース/ポイント付与までの期間などを考慮すると、このサイクルを安定して回すためには、どう頑張っても最低3カ月はかかるでしょう。
もし現金利益がマイナスの商品ばかりを仕入れてしまうと、この3カ月間は現金がドンドン減っていくことになります。
ポイントを生活費に充てるという選択
現金が減ることを防ぐため、楽天ポイントを生活費に充てるという選択肢もあります。楽天ポイントを使えば、元々生活費のために確保していた現金が浮く=『手持ちの現金が増える』ということになります。
楽天には『ポイントで支払いサービス』という、獲得したポイントを月々のカードの支払いに充てることができるサービスがあります。
楽天カードを使って購入した商品代金をポイントで支払うことができるため、手持ちの現金を減らさずに済みます。
また『楽天Edy』という機能を使えば、楽天ポイントをEdyに換金することもできます。
Edyに換金できれば、コンビニ・スーパーマーケット・ドラッグストア等、使い道は更に広がります。
ただし、『ポイントで支払いサービス』と『楽天Edy』を利用できるのは通常ポイントのみ。期間限定ポイントは使えないので注意が必要です。
期間限定ポイントを消費するなら、楽天ペイを利用しましょう。
楽天ペイなら期間限定ポイントをコンビニやスーパーの買い物で利用することができます。
事業で獲得したポイントを個人で消化するのはグレー
『現金を残すために、楽天ポイントを生活費に充てよう!』と散々説明しておいて何ですが、事業で獲得したポイントを私生活のために消費するのはぶっちゃけグレーゾーンです。
なぜかというと、事業で獲得した大量のポイントは『課税対象』となる可能性があるからです。
生活必需品を楽天で購入し、そのたびに付与されるポイントまで課税対象となったらたまったもんじゃないし、政府がポイント還元事業をゴリゴリ推し進めている状況を鑑みても、それはあり得ないでしょう。
ただ、物販事業(せどり)として年間ウン万・ウン十万・ウン百万と『荒稼ぎで獲得したポイント』はどうなるのか。ってコトです。
私自身は税の専門家でもなんでもないので、あくまでも個人の意見ではありますが『獲得したポイントを使ったら、利益として計上する』というのが一番安全な方法だと思います。
それをせずに、獲得したポイントをガンガン個人消費している方は…何かあっても自己責任で。
ポイントせどりをやるなら、まずは現金を用意しましょう。
ココまで紹介した内容って、冷静に考えれば誰でもすぐに分かることなんですが、ポイントせどりのデメリット・マイナス面を説明している発信者ってほとんどいないですよね?
更にこれから新規で作成したAmazon販売用アカウントには『引当金』という地獄のようなシステムがもれなく付いてきます。
元々キャッシュフローが悪いポイントせどりに、この引当金が組み合わされば、お金が増えにくいのは火を見るより明らか。
ポイントせどりが悪いとは言いませんが、本気でやるならまずはある程度の現金を用意してからスタートしましょう。※クレカの枠だけで始めるのはおススメしません。
あと、引当金の他に『出品制限・真贋調査』という裏ルールも覚えておく必要があるので、これからせどりを始めようと思っている方、せどりを始めたばかりの方は、↓この記事は必読です。
もし、あなたの周りに『Amazonせどりをやってみたい!』という方がいたら、ぜひこの記事を紹介してあげてください。
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