この記事は、過去に無在庫転売を実践していた際に執筆したものです。
※掲載されている情報は、現在では通用しない古い内容も含まれているので、参考程度でご覧ください。
無在庫転売の基礎知識・2024年現在の無在庫転売の状況は、↓コチラの記事で詳しく解説しています。
無在庫転売で稼ぐためには『どれだけ作業を効率化できるか』が最大のポイント。
それを踏まえたうえで、無在庫転売ツールを選ぶポイントは以下の5つです。
- 在庫管理の自動化
- 価格改定の自動化
- 出品作業の自動化
- 商品発送作業の自動化
- サーバで動作するツールである
1~5までの全ての機能が搭載されているツールを選びましょう。逆を言うと、どれか1つでも欠けているツールは絶対に選んではいけません。
なぜかというと、どれか1つでも機能が欠けてしまうと『作業量が多すぎてパンクする』可能性が極めて高いからです。
『初期費用の安さ、月額費用のお手頃さ』に目を引かれて肝心の機能面の確認を疎かにすると、最終的にお金をドブに捨てることにつながります。
よく調べずにツールを購入して
と後悔しないよう、購入前に5つの機能が搭載されているかどうかを必ず確認してください。
この記事では、無在庫転売ツールを選ぶ際の5つのポイントについてお伝えしていきます。
無在庫転売ツールの必須機能① 在庫管理の自動化
まず1つ目の必須機能は『在庫管理機能』です。
無在庫転売は『売れてから ⇒ 仕入れる(商品を確保する)』というスタイル。注文が入った後、もし仕入れ先の在庫が切れてしまい商品を確保できない場合は『注文をキャンセル』しなければいけません。
キャンセルが増えるとショップの評価が悪化し、最悪アカウント停止まで発展する可能性も・・
そういったトラブルを防ぐため
- 仕入れ先の在庫状況を定期的にチェックし、
- もし在庫切れの商品があったら、出品を自動で停止する。
『仕入れ先の在庫チェックと出品の自動停止』は必須の機能ということになります。
よくありがちなのが、在庫チェックはできても『出品停止は手作業で』というツールです。
・在庫切れを検知したらメールで通知
・メールを見て、在庫切れ商品を手作業で出品停止
これでは全く意味がありません。仕入れ先の在庫状況は常に変化するので、出品停止を手作業でやるなら、24時間・常にパソコンの前に張り付いていなければなりません。
これだと時間がいくらあっても足りないですよね?
ツールを選ぶときは『在庫チェック&出品停止作業のどちらも自動化できるツール』を選ぶことが重要です。
無在庫転売ツールの必須機能② 価格改定の自動化
2つ目の必須機能が『価格改定機能』です。
なぜ価格改定機能が必要かというと、常に変化する仕入れ価格に合わせて、販売価格も修正する必要があるからです。
1時間前は『仕入れ価格:1000円』だった商品が、今は『仕入れ価格:1500円』になっていたとしたら、販売価格も調整しなければいけませんよね?
仕入れ価格が上がって販売価格がそのままなら、『赤字を垂れ流しながら販売する』という最悪の事態になりかねません。
無在庫転売の出品数が1000商品・2000商品と増えてくると、価格改定だけでも『1日5時間~6時間』という膨大な時間が必要となります。
時間のロスをなくし、かつ正確に価格を管理するために、
- 仕入れ価格を定期的にチェックし、
- 仕入れ価格の変動があった場合、販売価格も自動で修正する
自動価格改定は必須の機能ということです。
無在庫転売ツールの必須機能③ 出品作業の自動化
3つ目の機能が『自動出品機能』です。
無在庫転売の販売先は『ヤフーショッピング、Wowma』といったAmazon以外のECサイトを利用します。
Amazonの場合『すでに存在する商品ページを全セラーで共有する(いわゆる相乗り)』ため、商品ページを自分で作成するケースはほとんどないでしょう。
ただ、Amazon以外のECサイトでは『自分の商品ページは自分で作成する』というルールが一般的。ヤフーショッピング・Wowmaもこれに該当します。
つまり、100商品出品するなら、100商品分の商品ページを手作業で作成しなければいけません。
ハイ、そういうことです。無在庫転売は数勝負。稼ぐためには最低でも1000商品は出品する必要がある。ということは、
1000商品分の商品ページを用意すればそれで終わりということではなく、売れ行きが悪い商品は入れ替えて新規商品を追加していくので、最終的には5000~10000商品分はページを作成することになります。
- 商品画像や商品説明文を自動で収集し、
- ECサイトへの出品作業を自動で行う。
面倒な商品ページ作成もツールに任せてしまうのがベストの選択です。
無在庫転売ツールの必須機能④ 商品発送作業の自動化
4つ目の機能が『商品発送作業の自動化』です。
無在庫転売において、最もネックとなる作業の1つが『お客様への商品発送作業』です。
一般的なせどりでは『Amazon FBA』を利用している方がほとんどですよね?FBAの場合は、注文が入った後の発送作業を全てAmazonで代行してくれます。
しかし、FBAを利用しない無在庫転売の場合はそうはいきません。
- 仕入れた商品が自宅に届き、
- 商品を検品して、
- 商品を梱包しなおして、
- 発送伝票にお客様の住所を記載して、
- 運送会社に集荷依頼の連絡をして、
- 運送会社に商品を手渡し、
- お客様へ商品発送完了通知メールを送る。
1~7の一連の作業を、全て手作業で行う必要があります。
無在庫転売が軌道に乗ってくると、1日で10~15商品以上は確実に売れていきます。1か月だと300~450商品。
発送作業を自宅でやるのは本当に大変。作業スペースも必要になりますし、もし作業ミスが発生したら一大事です。
- ECサイトの受注データを倉庫と連携し、
- 商品発送作業は、全て倉庫に外注化(自動化)する。
商品発送作業の自動化については、ツールの機能というよりも『ツールと連携した倉庫との契約』が必要となります。
専用倉庫を使った『商品発送自動化の仕組み』はコチラの記事で詳しく書いてあるので、ぜひ読んでください。
無在庫転売ツールの必須機能⑤ サーバーで動作するツール
5つ目の機能が『サーバーで動作するツールであること』です。
物販系のツールを動かす方法は、大きく分けて以下の2パターンがあります。
- 自分のパソコンで稼働させるツール
- サーバーで稼働させるツール
①のツールはパソコン上で動かすため『24時間パソコンを稼働させておく』必要があります。
ただ、24時間パソコンを常に稼働させるのは意外とハードルが高いです。
- Windowsアップデートによる自動再起動
- 停電
- ブレーカーが落ちる
↑こういったことが起こるとパソコンの電源は落ちます。一番可能性が高いのは①ですね。
そもそも個人で使用するパソコンは、24時間稼働させておくことを想定していません。そのため、長時間稼働させると何かの不具合でパソコンが停止するのはよくある話。パソコンの電源が落ちると、当然ツールも停止します。
ツールが停止すると、
- 価格改定機能も、
- 在庫管理機能も、
- 商品発送機能も、
無在庫転売で稼ぐために必須の機能が全て停止。結果、赤字のまま商品を売り続けたり、在庫切れでキャンセルが多発、商品発送作業も滞ってしまうという最悪の状況になります。
対してサーバー側で動作するツールなら、停止する可能性は限りなくゼロに近いですし、いちいち自宅のパソコンを稼働させる必要もありません。(サーバーが停止する可能性もゼロではありませんが、1年に1回あるかないかとか、そんなレベルです)
- 自宅のパソコンは停電・再起動などですぐに止まってしまう。
- サーバーならツールが停止する可能性は限りなくゼロに近い
価格改定・在庫管理といったリアルタイムのデータを常に反映する必要がある無在庫転売ツールの場合、ツールが停止する心配がない『サーバーで稼働させる』というのは絶対に譲れない条件の1つになります。
まとめ どれか1つが欠けてもダメ!全ての条件を満たすツールを選ぼう!
ではまとめです。
せどりと比較して、格段に作業量が多い無在庫転売では『どれだけ作業を自動化できるか』が勝負。
そのため、作業を自動化するための以下5つの機能は必須です。
- 在庫管理の自動化
- 価格改定の自動化
- 出品作業の自動化
- 商品発送作業の自動化
- サーバで動作するツールである
1~5までの全ての機能が搭載されているツールを選びましょう。どれか1つが欠けてもダメ!全ての条件を満たすツールを選ぶことが重要です。
『初期費用の安さ、月額費用のお手頃さ』だけでツールを選ぶと絶対に失敗します。逆に『金額が高いから高機能だろう』ということでもないので要注意。
もしツール選びに迷ったときは、この記事を参考にして
必ずチェックしてから、どのツールを使うかを検討してくださいね。
それでは。
コメント
コメント一覧 (2件)
お世話になります 最近有る会社に無在庫転売のノウハウを250000円で購入して現在やって居ますが 作業量の多い割に商品が全く売れません サクさんお願いします 無在庫転売でのツールに関して詳しく教えて下さいサクさんのノウハウ教えて下さいよろしくお願い致します
こんにちは^^
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