- メーカー仕入れは、個人(副業サラリーマン/主婦)でも実践できますか?
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個人でも取引はできますが、最低限『個人事業主』にはなっておきましょう。
一般的な社会通念として〝個人よりも法人のほうが信頼感がある〟のは間違いありませんが、だからといって、個人だと契約がとれないということはないです。
これは総務省が公開しているデータなんですが、
日本にある法人も含めた全企業のうち〝半数以上の128万企業(52.7%)が個人企業〟
なんですね。
もし、日本中にあるメーカー・代理店・卸問屋が『個人企業は相手にしない!』という態度を取ってしまうなら、日本中にある半数以上の企業は、消滅してしまうことになります。
それくらい、メーカーと個人は密接に関係しているのが現状。つまり、個人でもメーカーとの取引は可能だということです。
ただし、個人で取引可能とはいうものの、最低限『開業届』を提出して、個人事業主にはなっておきましょう。(メーカー・問屋によっては、契約条件として開業届の写しを要求されるケースもあります)
開業届は自宅にいながらでも提出可能なので、メーカー仕入れを実践したい方は早めに提出することをおススメします。
■自宅にいながら開業届を提出する方法
【自宅で完結!】無料ソフトfreeeで開業届を作製&提出する方法を紹介!【2024.3】 開業届を提出して個人事業主になりたいけど、開業届の書き方も分からないし、税務署へ持っていく暇もない..自宅にいながら、開業届を簡単に提出する方法ってないかな? …↓もし副業禁止の会社なら、副業バレ対策も忘れずに↓
■副業せどりがバレないための2つの対策
【税理士に聞きました】副業せどりが会社に『バレる理由』と『バレないための3つの方法』を解説!【2024… せどりや転売でお小遣い稼ぎをしたいけど、副業って会社にバレるのかな?もし副業バレを防ぐ方法があれば教えてくださいな。 この記事では、こういった疑問にお答えしま… - メーカー仕入れを始めるために、必要なものを教えてください。
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最低限必要なモノとして、
メーカー仕入れを始めるために必要なモノ- 開業届(個人事業主になる)
- 固定電話
- FAX
- メールアドレス
- コーポレートサイト
- ECサイト
- 名刺
- 屋号のネームプレート
ざっとこんなところでしょうか。
固定電話はアプリやIP電話でもOKですが、本格的にやるなら『ひかり電話』を契約するのがベストです(意外と安い)
『今時FAXなんて必要?』と思うかもしれませんが、企業によっては〝FAXがない相手とは取引をしない〟というケースもあるので、こちらも用意しておきましょう。※とりあえずは「インターネットFAX」でOK。
こうして書き出すと「準備するのが面倒…😥」と感じるかもしれませんが、全て自宅に居ながら用意できるので、1~2日もあれば準備は全て完了します。
メーカー仕入れは『せどり/転売』ではなく、世の中で当たり前のように行われている『真っ当なビジネス』です。
『人は見た目が9割』という本があるように、ネット上のやり取りだとしても、見た目(身だしなみ)を整えてから交渉することで相手にも好印象を与え、その結果交渉が進みやすくなるのは間違いありません。
丸腰でも立ち向かっても門前払いを食らうのがオチなので、最低限↑に書いた準備を整えてからメーカー仕入れを実践することをおススメします!
- メーカー仕入れは、どんなメーカーにアプローチすればよいですか?
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明確なルールがあるわけではないので、気になったメーカーへ連絡してOKです(ただし、一流メーカーに連絡をしても意味がないので注意)
私が扱っている商品だと
- 食品
- 文房具
- 家電
- キッチン用品
- ダーツグッズ
- etc…
特にこれといったジャンルはなく、オールジャンル色々な商品を扱うことができるので、とりあえずは自分が気になったメーカーへアプローチしていけばOKです。(初めのうちは、比較的契約がとりやすい、食品/消耗品がおススメ)
ただし『シャープ/ソニー/カルビー』など。誰もが知っている超一流メーカーへ連絡をしても契約が取れるわけがないので、そこだけは注意。
saku物は試しということで、カルビーにアプローチしたことがあるんですが、1分後に速攻でお断りメールが届いたことがあります(笑)
仮に1流メーカーであったとしても、メールを送る事自体は全く問題はありません。が、契約できる可能性は限りなくゼロに近いので、
あまり知られていないけどよく売れている『少しマイナーなメーカー』を狙っていくのがおススメです。
- 初心者でいきなりメーカー仕入れにチャレンジしても大丈夫ですか?
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むしろ、今すぐメーカー仕入れにチャレンジすることをおススメします!
なぜかというと、下手にせどりの経験が長い人の方が「メーカー仕入れは難しい…」と、勝手にハードルを高くしている印象があるからです。
メーカー仕入れって、何か特別なことをしているようなイメージがあるかもですが、そんなことは一切なくて。
- メーカー/問屋を探して
- メール/電話でアプローチ
- 取引をスタートする
↑やっていることはこれだけ。
当然最初のうちは戸惑うこともありますが、難しいことは何一つしていないのでスグに慣れます。
メーカーや問屋から仕入れることを「上流仕入れ」と呼ぶ方がいますが、そもそもの話「上流仕入れ」なんて言葉は世の中に存在しないんですよ(少なくとも私の中では)
だって、商売をするために
- 問屋から商品を仕入れる
- メーカーから商品を仕入れる
↑これって、世の中で当たり前に行われていることですよね?(それか、自分でオリジナル商品を作るか)
対照的に「一度、市場に流通した商品を仕入れる」
いわゆる”せどり” に慣れてしまった方には「上流仕入れ」って何か特別なことをしているようなイメージになるかもしれませんが、そんなことはなくて、むしろ逆。一般的な小流通の観点から行くと、
むしろ、せどりの方が【異質な行為】ってことなんですね。
私がこれまで見てきた人を例にすると、せどり経験がまだ少ない方の方が、「メーカー仕入れ」に対して、抵抗が無い方が多いですね。
逆に、せどりの経験が長い人の方が、「メーカー仕入れは難しい…」と、勝手にハードルを高くしている印象がある。
なので、自分の中に変な壁ができてしまう前に、メーカー仕入れ/問屋仕入れを始めた方がよい。というのが私の意見です。
- メーカー仕入れを始めるために、資金はどれくらい必要ですか?
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とりあえず10万円の資金があればOK』というのが私の見解です。
物販は資金勝負の面があるので、仕入れ資金が潤沢な方が勝ちやすいのは間違いない。
ただ、いきなり30万円とか50万とか、高額の仕入れを要求してくるメーカーはほとんどないです。
中には『契約金50万』『毎月100万以上の仕入れ厳守』なんていうメーカーもありますが、無理なものは無理なので、契約しなければいいだけの話。
最初は1万円とか3万円とか、それくらいの小資金で取引できるメーカーもたくさんあるので、自分の資金に合わせて進めていけばOKです!