- 中国製の商品って、どこから仕入れるのが一番安いんだろう…?
- クレカって使える?仕入れた商品って、日本まで直接届けてくれるのかな…?
- そもそも、中国商品の仕入れ方法が全く分からないんだけど…?
という方のために、中国輸入で利用できる仕入れ先4選を紹介します。
- AliExpress(アリエクスプレス)
- Taobao(タオバオ)
- 1688.com
- Alibaba.com
ちなみにこれらの仕入れ先は、全て『アリババグループ』が運営しています。
運営の大元は同じですが、4種類のECサイトそれぞれが違った目的の元に運営されており、特徴やメリット/デメリットが異なります。
- これから中国輸入を始めようと思っている方や、
- 中国輸入である程度実績ができ、次のステップに進もうと思っている方など
それぞれのステージにあった仕入れ先を選択できるよう、4つの仕入れ先の特徴について詳しく解説していきます。
AliExpress(アリエクスプレス)
アリババグループが運営する海外向けの通販サイト。※通称〝アリエク〟
元々は小売業者向けのサイトでしたが、現在は一般消費者向けとなっており、商品は1点から購入可能。クレジットカード決済も可能で、日本への直接発送にも対応しています。
その他『バイヤープロテクション』という、消費者保護のサービスがあるのも特徴の一つ。
⇒ バイヤープロテクション
- 受け取った商品が商品説明と異なる
- 予定した期間内に商品が届かない
こういったトラブルが発生した時に、返金/返品もしっかり対応してくれます。
取り扱っている商品数は多めですが、あくまでも一般消費者向けの販売であるため、この後紹介する『1688・Taobao(タオバオ)』と比べると商品の価格は高めです(一般消費者向け/国際送料も含まれているため)
また配送方法によっては、発注してから手元に商品が届くまで〝1か月以上〟かかるケースもあります。
商品を現金化するまでに時間がかかるとキャッシュフローが悪化する要因にもなるので、まずは少量の仕入れから試してみることをおススメします。
Taobao(タオバオ)
一般消費者向け(CtoC)の通販サイト。
一般の消費者や個人の方も多数出店しており、1点から注文できる商品も多数あります。
特徴としては『とにかく、出店数/商品数が桁違いに多い!』
同じような商品、類似商品でも複数の出店者が大量に販売しているので〝タオバオにない商品はないんじゃないか?〟といっても過言ではないほど、圧倒的な商品数が特徴の通販サイトです。
一応クレジットカード決済は可能ですが、購入した商品を発送できるのは中国本土のみで日本への直接発送は不可。
つまりタオバオから仕入れをする際は、基本的に代行業者は必須となります。
個別で中国人パートナーと契約する方法もありますが、すでに実績のある代行業者を使うのが最も簡単で安心な方法です
(買付手数料30日間無料です)
1688.com(アリババ)
小売業者向け(BtoB)の通販サイト。
商品数はタオバオより少なめ。小売業者向けのため、ほとんどの商品に〝最小ロット数〟が設定されています(最小ロット5個、10個など)
ロット数が設定されている分、タオバオよりも価格は安く、ロット数が増えればその分単価が下がる商品も多数あります。
サイトはAmazonや楽天と同じショッピングカート方式で一見すると普通に買い物ができるように見えますが、中国の銀行口座が無いと商品を購入することはできません。※クレジットカード決済は利用不可
またタオバオと同様、購入した商品を発送できるのは中国本土のみで日本への直接発送は不可。
1688からの仕入れも、基本的に代行業者は必須となります。
(買付手数料30日間無料です)
Alibaba.com
Alibaba.comは企業間取引のためのプラットフォームです。
ビジネス要素が強く、まだ市場に出回っていない(製造/販売がされていない)商品も多いのが特徴。
一応〝参考価格〟が表示されていますが、文字通りあくまでも参考程度で、結局は直接の交渉で価格が決定します。
ロット数もかなり大きく、1000個、2000個、1万個という単位での発注が必要となるので、個人や副業で中国輸入を実践する方は、Alibaba.comを利用する機会は少ないかもしれません。
Alibaba.comはクレジットカード決済可能、日本への直接発送も可能となっています。
番外編:バイヤーズ
これまで紹介した中国Eサイトからの仕入れは、発注⇒商品が手元に届くまで、どんなに早くても1週間~2週間。アリエクスプレスだと1か月以上かかって商品が届くことケースもあります。
これから中国輸入を始めようと思っている方で、
- できるだけ早く、手元に商品が届く方が良い
- とりあえずお試しで、少しだけ仕入れをしてみたい
という方は『バイヤーズ』を使って仕入れをするのも1つの方法です。
中国製品を中心に日本にある在庫を少量から注文でき、最短2日ほどで商品が手元に届きます。また事前に検品もしっかり対応してくれるので、中国輸入でありがちな〝ヒドい粗悪品〟が届くケースもほとんどありません。
扱う商品点数では、Taobaoや1688と比較するとどうしても劣ってしまいますが『これから中国輸入を始めたい!』という方にとって、リスクを極限まで抑えて『仕入れ⇒販売までの流れ』を体験できるのはメリットが大きいかと。
会員登録だけなら費用は一切かからないので、興味がある方は登録だけ済ませて、取り扱い商品をチェックしてみてください。
結局、どの仕入れ先を使えばイイの?
結論を言ってしまうと
目的と用途によって仕入れ先を使い分けましょう!
これまでに解説した内容を見ていただいて分かる通り、各サイトごとに特徴やメリット/デメリットが異なります。
例えば、
副業だし、まずは少量の仕入れでメルカリ中国輸入を始めてみよう!
家事の空き時間で、5万~10万円程度の副収入が欲しいわ♪
という方が、企業間取引がメインで最低ロット数が大きい『Alibaba.com』を利用しても、完全にミスマッチであることは明白ですよね?
絶対的にどこの仕入れ先が良い/悪いということではなく、各サイトごとの特徴を生かし、自分が今いるステージによって仕入れ先を使い分けるのがベストの方法です。
各ステージごとの仕入れ先の使い分け、ベストの仕入れ先の選定方法については、また別の記事で詳しく解説します。
まとめ
各ECサイトの特徴を分かりやすくまとめてみました。
まずは『AliExpress』からスタートし中国輸入の一連の作業に慣れた後、代行業者を通じて『Taobao・1688』を利用するという感じで進めていくのがおススメです。
各ステージごとの仕入れ先の使い分け、ベストの仕入れ先の選定方法については、また別の記事で詳しく解説します。
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