サクです。
コンサル生から、
「Amazonの規約変更」に関する
新しい情報が入ってきました。
Amazonの規約に関しては、
「せどらーに不利な方向性で」
コロコロと変更が入ることは日常茶飯事ですが、
さすがに、今回の規約変更は
せどらーにとって、かなり大打撃になりそうな予感が・・・
ということで、今回の記事では、
- 「新しいAmazon規約変更の詳細」
- 「その規約変更に対する私の考え」
お伝えしようと思います。
今回の規約変更の概要
今回のAmazonの規約変更は、
「コンディション・ガイドライン」についてです。
コンディション・ガイドラインとは何かというと、
Amazonで商品を出品する時に設定する、
「新品・ほぼ新品」といった
商品のコンディションに関する規約のコトです。
現在、Amazonで規定されているコンディションは、
- 新品
- 再生品
- 中古品 – ほぼ新品
- 中古品 – 非常に良い
- 中古品 – 良い
- 中古品 – 可
上記の6つに分類されています。
そのうち、今回の規約変更に関わる部分は、
「新品」について。
具体的に言うと、
「新品として出品禁止の商品」
として、3つの条件が追加されていました。
「新品」として出品禁止の商品とは?
規約変更に関する詳細については、
Amazonセラーセントラル内の「コンディション・ガイドライン」のページに記載があります。
⇒ 「コンディション・ガイドライン」
このページの中で、重要な部分を抜粋します。
「新品」として出品禁止の商品
以下のいずれかに該当する商品は、新品としてAmazonに出品できません。
- 個人(個人事業主を除く)から仕入れられた商品
- メーカーが提供する保証がある場合、保証期間その他の条件において、メーカーの正規販売店と同等のメーカー保証を購入者が受けられない商品
- Amazon.co.jp上(Amazonマーケットプレイスを含む。)で仕入れられた商品
この中で特に重要な部分が、以下の2つ。
- 個人(個人事業主を除く)から仕入れられた商品
- Amazon.co.jp上(Amazonマーケットプレイスを含む。)で仕入れられた商品
では、それそれで何が問題なのかを確認していきましょう。
個人(個人事業主を除く)から仕入れられた商品が禁止された
個人から仕入れた商品として、すぐに思いつくのは、
- ヤフオク
- フリマアプリ(メルカリなど)
- ジモティーなどの掲示板サイト
こういった個人とやり取りをするサイトから仕入れた商品を、
Amazonで「新品」として販売することが出来なくなりました。
※「中古-ほぼ新品」で出品をするのはOKです。
こういったサイトでは、個人事業主や業者も数多く含まれていますので
そういった方たちから仕入れて販売することに関しては、文面上はOKのようですね。
Amazon.co.jp上(Amazonマーケットプレイスを含む。)で仕入れられた商品が禁止された
どちらかと言うと、こちらの規約変更の方が
影響が大きいのではないでしょうか。
Amazonで販売されている商品を仕入れて
それをAmazonで販売することはNG。
つまりは、
「Amazon刈り取りで仕入れた商品を、新品で販売するのは全てNG」
ということになります。
Amazon刈り取りは、仕入れ対象のほぼ100%が新品の商品となるので、
実質、Amazon刈り取りは全面的に禁止されたことになります。
今すぐ、どうってことでもない
今回の「コンディション・ガイドライン」に関する規約変更は、
これまで過去に変更された規約と比較しても、
かなり影響範囲が大きいものとなりそうな感じがしますが、
「正直な話し、今すぐにどうってことでもない」と思っています。
現状でAmazon刈り取りで仕入れた商品を販売しているセラーは
数えきれないほど存在しますし、
それらのセラーに対して一斉に警告がされるとも思えない、
というよりも、そもそもAmazon刈り取りで仕入れたという事を
100%Amazon側が見分けることは、ほぼ不可能でしょう。
これは「個人から仕入れた商品」に関しても同じですね。
今すぐに、全てのせどらーを排除というのはあり得ません。
だからと言って、Amazonの規約で禁止された商品を
販売することを推奨しているワケでは絶対にありませんので、
その辺は誤解の無いように。
あなたが理解しなければいけないこと
「Amazonから何も連絡がないから、このまま販売を続けちゃおー!」
と思っている方は非常に危険です。
理解すべきことは、
- あなたがAmazon刈り取りで仕入れた商品や、
- ヤフオク・メルカリで仕入れた商品の一部が、
「Amazonの規約に違反しているということ」
ココをしっかりと理解しておきましょう。
定められたルールを違反して販売しているのですから、
万が一、Amazonから警告があった場合
あなたのアカウントが危険な状態になることは、容易に想像できます。
しっかりとルールを守っていても、理不尽な警告が来るケースもあるくらいですから、
規約違反のセラーに関しては、それ以上に厳しい対応を迫ってくるハズ。
仮にヤフオクで出品している個人事業主や業者から
仕入れた商品だったとしても、
Amazonから指摘された時に、それを100%立証することができなければ、
出品停止・アカウント凍結などの厳しい処置が課せられる可能性が高いです。
Amazon刈り取りに関しても同様ですね。
リスクを承知でAmazon刈り取りをこのまま続ける方も
少なからずいるとは思いますが、
万が一、Amazonから指摘された時に、
それを100%跳ね返せるだけの理論武装を準備できないようなら、
大人しくAmazon刈り取りはやめた方が無難です。
※というか規約違反なので、やっぱりやめた方が良いです。(笑)
規約が変更された直後で、まだAmazonが静観しているうちに、
規約に違反する商品・方法での仕入れは辞めて、
- 問屋仕入れ
- メーカー仕入れ
といった方法に、一刻も早く移行するのがベストな選択であることは間違いありません。
「規約違反」に関する私の見解
今回の規約変更によって、
個人から仕入れた商品、Amazon刈り取りで仕入れた商品を
新品で出品することは「規約違反」になりました。
ここで理解しておくべきは、
規約違反=「ブラック」ではないということ。
規約違反=「グレー」な方法です。
※「ブラック」なのは「法律違反」です。
そして世の中は、
「ホワイトよりも、多少グレーなやり方の方が稼ぎやすい」
というのも事実なんですね。
例えば「メルカリ」の場合、
・無在庫販売
※手元にない商品を予約、取り寄せで販売すること
は、規約で明確に禁止されています。
では実際はどうかというと、
いまだに、タオバオ・アリババで販売されている中国商品を
無在庫販売をして稼ぎ続けているせどらーはゴロゴロと存在しています。
メルカリの場合は、仮にアカウントが凍結されたとしても、
新しいアカウントは比較的簡単に作成できるので、
グレーな方法でも、それほどデメリットは無いのかもしれません。
その反面、Amazonでアカウントが凍結された場合、
新しいアカウントを作成するためには、
- パソコンを変更
- IPアドレスを変更
- 名義
- 住所
- クレジットカード
- 銀行口座
全て今とは違う、新しいモノを用意する必要がある。
メルカリと比較して、かなりハードルが高いですよね?
- そういったデメリット部分も全て理解し、
- Amazonから警告があった時、完璧に戦える準備ができる
ということであれば、
このままAmazon刈り取りを続けるのも
別に悪くはないのかなと思っています。
ただ、
- このまま刈り取り続けても大丈夫かな・・・・
- あぁ、いつAmazonから警告が来るのかな・・
- 警告が来たらどうすればいいんだろう・・
- アカウント停止されたら、来月の支払いどうしよう・・
と、毎日不安な気持ちを抱えながらせどりを続けるくらいなら
大人しく、刈り取りは止めてしまった方が良いですね。
せどりって、そんな不安を抱えながら続けるモノでもないですよね?
そんな気持ちのまま続けていても、楽しくないですよね?
「グレーな方法」は稼げます。
ただ、
「グレーな方法」にはリスクがつきものです。
それをどうとらえるかは、あなた次第です。
これを機に、せどりの方向転換を!
今回のAmazonの規約変更は、
せどらーを排除するというよりは、
「責任が取れない商売排除」という意味合いが強いと感じています。
自分で販売をする商品に関しては、
最低限の責任を持って販売をする。
となると、どう考えても、
「メーカーから直接商品を仕入れる」という方法が
一番、真っ当な仕入れ方法であることは言うまでもないですね。
今のあなたのせどりスタイルを変えてしまうと、
一時的に売り上げが落ちてしまうことは
避けて通ることはできないでしょう。
ですが、今後もせどり(物販)を続けていこうと思っているなら、
一刻も早く、問屋仕入れ・メーカー仕入れに移行しましょう。
問屋仕入れ・メーカー仕入れに興味がある方は、
いつでも相談に乗りますので、メールもしくはLINE@でご連絡ください。
それでは。
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