どうも、サクです。
『んー。この商品、仕入れても良いかな?』
せどりの仕入れで悩んだときは、出品者数や月間の販売個数などを目安にして判断するのが一般的。
ただ
『一見すると全く売れていない商品』
『出品者が極端に少ない or ほとんど出品されていない』
など、チョット特殊な判断が必要とされる商品もいくつかあります。
そこで、この記事では『Keepa仕入れ判断クイズ』と題して、『仕入れ判断に悩みやすい商品』を例に、Keepaで見るべきポイントや、判断基準となるチェック個所を具体的に解説していきます。
今回のお題商品はコチラ
今回のお題商品はコチラ ⇒ https://www.amazon.co.jp/dp/B00NIER7WE/?th=1
Nikonの双眼鏡。2020年の10月頃に生産が終了、それに伴いAmazon本体も在庫切れ。
すでに市場には出回っておらず、出品者もほとんどいない商品です。
■ モノトレーサーの月間販売数データ
■ Keepaの直近3カ月グラフ
仮にこの商品が4,000円で仕入れができる場合、あなたはこの商品を仕入れますか?
- 『仕入れる? or 仕入れない?』
- なぜそう判断したのか?
ぜひ考えてみてください(3分もあれば判断できると思います)
答えは『1画面下へ』スクロールしてください。
答え合わせ
まず、月間の販売数を見ると、ひと月に1個 もしくは2個しか売れていないため、
積極的に仕入れようとは思わないですよね?
ただ、Keepaのグラフをよく見てみると…
緑色の『売れ筋ランキンググラフ』が、2回下方向にガクッと下がっていますよね?
これは『グラフが下がる=ランキングが上がる=商品が売れている』と判断できるため、直近3カ月で2回は確実に売れている、というコトになります。
では、もう少し深堀してみると…
黒いグラフは『中古の価格推移』を表しています。※グラフ表示が無い=誰も出品していない(出品者ゼロ)
5月~6月中旬までは黒いグラフの表示がなく、出品者ゼロの状態が続きますが、
- 6月17日に中古が出品(黒いグラフが出現)されて ⇒ 7月4日に9,800円で売れている(ランキンググラフが下がっている)
- 出品から販売まで17日間
同じように、
- 8月9日に中古が出品されて ⇒ 8月11日に9,800円で売れている
- 出品から販売まで2日間
以上のデータから、この商品は
販売終了/Amazon在庫が切れてから3年近くが経過し、市場在庫は残っていないものの、いまだに根強い需要があり『出品されれば1か月以内に売れる可能性が高い商品』
と判断することができます。
ちなみに、1年ほどデータをさかのぼってみても
同じように、出品してから1か月も経過せずに売れていますよね?
仮にこの商品が4,000円で仕入れて ⇒ 9,800円で売れた場合の利益は
全く問題ナシですね。
ということで、もしこの商品を中古で安く仕入れることができるなら『仕入れてもOK!』が答えとなります。
どこから仕入れるか?
おそらく新品在庫は市場には全く残っていないハズなので、あるとすれば『中古』ですね。
そのため、中古品の流通が多い『メルカリ・ラクマ・ヤフオク』で検索条件を保存し『出品通知機能』を使って、リサーチを自動化することをおススメします。
キーワード・出品価格など検索条件を保存しておき、その条件にマッチした商品が出品された際にメール・アプリの通知でお知らせしてくれる機能です。
流通が少ない中古品のデメリットは〝一度仕入れたらそれで終わり〟の単発仕入れになりがちな点です。
『出品通知機能』に数多くの商品を登録しておくことで、リサーチを自動化しつつ、単発仕入れのデメリットを数でカバーすることができます。
ただし、メルカリの通知機能(保存した検索条件に新着商品があった時)は、
- メール通知:7件
- スマホのプッシュ通知3件
と数多く登録することはできません。
もっと通知の数を増やしたい場合は、サードパーティーの有料ツールの利用を検討してください。
まとめ
冒頭で『チョット特殊な判断が必要』と書きましたが、今回のケースはKeepaグラフの基本的な見方さえ押さえておけば、それほど難易度は高くないと思います。
とはいうものの、これ系の商品っていざ仕入れるとなると、出品者は誰もいないし、売れたデータも少ないし、
『ホントに…売れるのかな?』と不安になりますよね(笑)
Keepaのデータ上は『間違いなく売れる!』と分かっていても、自分の身銭を切って仕入れるのは躊躇する人も多いかもしれません。
ただ、あなたが不安に思っているというコトは『他の人も同じように不安を感じている』ハズ。
こういった『完全在庫切れ中古商品』は、Keepaを使いこなせば〝無限〟に見つけることができるので、ぜひ色々と試してみてくださいね!
コメント