この記事では、こんな疑問にお答えします。
- Amazonの低評価削除方法
- 評価を削除できない場合の対処法
- 評価削除における注意点
Amazonの評価には2つの種類があり、
- 販売者(セラー)に対する評価
- 商品に対する評価
今回紹介するのは『1、販売者(セラー)に対する評価』を削除する方法です。
トータルの評価数が少ないうちは、低評価が1つ入るだけで見栄えが悪くなり、売り上げに大きく影響することもあります。
低評価が入らないように『健全なショップを運営する』ことは大前提として、万が一低評価が入ってしまった場合は、これから解説する方法で確実に対処していきましょう。
評価を削除する手順
①セラーセントラルTOPページから『パフォーマンス ⇒ 評価』とクリックします。
②削除したい評価の右側にあるプルダウンを選択し、
③プルダウンから『削除を依頼』をクリックします。
④『はい』をクリックします。
⑤この画面が表示されれば削除は成功です。『ケースを表示』をクリックすると、
⑥削除の詳細を確認することができます。※削除できた時間は右上に表示されています。
評価を削除できない場合/購入者へ連絡して問題を解決する
上記手順で評価を削除できない場合、『購入者へ直接連絡して問題を解決すること』は、規約上許可されています。
- パフォーマンスに移動して、評価を選択します。
- 評価管理で現在の評価までスクロールします。
- 解決すべきコメントを特定し、解決ボタンをクリックします。
注: 解決ボタンは、購入者からの評価が星1つまたは2つの場合にのみ表示されます。 - 購入者に連絡するボタンをクリック。
- ドロップダウンメニューから件名を選択します。
- メッセージにコメントを入力します。
- 添付ファイルを追加ボタンをクリックして、領収書やその他の関係書類を送信します。
- Eメールを送信をクリックし、購入者へメッセージを送信します。
低評価の原因となった問題を解決できれば、購入者側から低評価を削除してくれるケースもあります。
購入者への過度な削除要請は『規約違反』となるので注意
購入者へ直接コンタクトを取ることはOKですが、評価を意図的に操作することは規約で禁止されています。
- 低評価を削除してくれたら、Amazonギフト券をプレゼント!
- 高評価に変更してくれたら、商品を無料でプレゼント!
↑このように『インセンティブや見返り』を提示してレビュー削除を依頼するのはNG。アカウント停止などの罰則が科されることがあるので、十分注意してください。※どうしてもやりたい方は自己責任で。
それでも削除できない場合/低評価に対してコメントを入れておく
購入者に連絡しても問題を解決することができず、低評価を削除できない場合は『低評価に対してコメントを返信』しておきましょう。
Amazonでは全ての評価に対して『その評価に対するコメント』を入力することができます。
コメントというのは、
↑コレです。たまに見ることがありますよね?
例えば、こういった悪いレビューが入った際に、何もせずに放置しておくよりも、
このような謝罪文を入れておくことで、お客様が感じる印象は全く変わってきますよね?
自分に非があるレビューにコメントを入れる他、『新品を買ったのに中古が届いた!』といった全く身に覚えのない理不尽なレビューに対して
『当ショップでは出荷前の検査体制を強化しているため、お客様へ中古品を発送することはございません。商品の状態を確認させていただきたいので、お手元にある商品を着払いにて返送いただくことは可能でしょうか?』
↑というコメントを入れておくことで、ある程度ショップ側の正当性を主張することができます。
レビューの詳細を見に来たお客様にしか効果はありませんが、何もせずに低評価をそのまま放置しておくよりは、多少なりともメリットはあるハズです。
削除対象となるレビューの4つの条件
削除対象となるレビューは、以下4つの条件にいずれかに当てはまっている必要があります。
- コメントの中にわいせつな言葉が含まれている場合。
- コメントの中に出品者の個人情報が含まれている場合。
- コメントが商品レビューに始終する場合。
- コメントの内容が、Amazonが提供する出荷方法およびカスタマーサービスに特化したものである場合。
ここでいうレビューは『出品者に対するレビュー』であるため、使い勝手や素材など『商品に対するレビュー』は削除対象となります。またFBAを利用している商品で『発送が遅い・到着が遅い』といったAmazonに責任があるレビューも当然削除対象となります。
今回、私が削除できたレビューは
完全に『商品の内容に対するレビュー』ですよね?こういったレビューは基本的に削除することができます。
90日以上前の評価は削除できないので注意
削除依頼を実施できるのは『購入者が評価を入れてから90日以内』というルールがあります。
90日を過ぎてしまった評価は
『削除の対象外です』と表示されて、削除申請を行うことができなくなります。こうなってしまうと手の施しようが無いので、悪い評価がついていないどうかのチェックを忘れずに行いましょう。※90日(3カ月間)の猶予があるので、月に1回チェックする程度で大丈夫です。
【裏ワザ?】評価を削除するのは夜間や連休中が良い?
評価削除については色々な噂があり、以前は、
- 平日・日中帯 ⇒ テクサポ担当者が手動で対応(削除の有無を手動で行う)
- 休日・夜間帯 ⇒ システムが自動的に対応(100%削除可能)
↑こんな噂がまことしやかにささやかれていた時期がありました。
そのため、削除申請をするのは『テクサポ担当者が不在の休日・夜間帯に行うべし!』というのが、せどらーの間で暗黙のルールだったことも。
ただ、2020年現在では削除申請を行う日時はあまり関係ありません。事実、私が評価を削除できたのは、平日日中の『2020年1月29日(水) 午後12時52分』
削除依頼を実施後、即座に評価が削除されたので、システムで全て自動化しているのは間違いないでしょう。ただし、休日や夜間帯の方が削除されやすいといったことは現状ではあまり関係ないようです。
削除対象にマッチ!それでもレビューを削除できない場合
削除対象の条件にマッチしていても、レビューを削除できないこともまれにあります。その場合、テクニカルサポートへ連絡して正当性を伝えることで、低評価のレビューを削除できるケースもあります。
それでもどうしてもレビューを削除できない場合は、大人しく諦めてせどりを頑張りましょう。
せどりは、基本的に『定価よりも多少価格を上乗せして』販売することになるので、
『あとでコメントみたら、定価が書いてあった。詐欺』
↑こんな理不尽なコメントが付くこともあります。腹が立つ気持ちはよく分かりますが、レビューを消す消さないに関してはAmazon様の気分次第、セラー側ではどうにもできないこともあります。
Amazonで販売する以上、『こういったこともある』と割り切って、あなたが稼げるようになるための作業に時間を使っていきましょう。
まとめ
それでは、まとめです。
Amazonの低評価レビューは、セラーセントラルから削除依頼をすることができます。削除対象となるレビューの条件は以下の4点。
- コメントの中にわいせつな言葉が含まれている場合。
- コメントの中に出品者の個人情報が含まれている場合。
- コメントが商品レビューに始終する場合。
- コメントの内容が、Amazonが提供する出荷方法およびカスタマーサービスに特化したものである場合。
システム上から自動削除できない場合は、購入者へ直接連絡して、低評価となった問題を解決することでレビューを削除してくれる場合もあります。
ただし、『インセンティブや見返り』を提示してレビュー削除を依頼するのはNG。アカウント停止などの罰則が科されることがあるので、十分注意してください。※どうしてもやりたい方は自己責任で。
理不尽なレビューを削除できず腹が立つ気持ちも分かりますが、Amazonを利用する以上、『こういったこともある』と割り切って、せどりで稼ぐための作業時時間を使っていきましょう。
それでは。
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