アマゾンのロゴが入っていない、無地のダンボール、
知っていますか?
普通は、アマゾンで商品を購入すると、
こんな感じでアマゾンのロゴが入った段ボールで梱包されて送られてきます。↓
買った側としては、一目でアマゾンから届いたんだな!とわかるので何かと安心です。
でも、出品者側の僕らとしては、アマゾンから届いた!ということを
あまり目立たせたくない時があります。
それが、「FBAマルチチャネルサービス」を利用したとき。
(FBAマルチチャネルサービスについて知りたい方はこちら↓)
[blogcard url=”https://syokuhin-sedori.com/fba-multi/”]
そんな時は、このロゴなしの、無地ダンボールで配送してもらうことができます。
無地ダンボールで配送してもらう申請自体は、とても簡単にできるのですが、
注意しなければならないことがあって、
これがけっこう厄介です。
あとは、うまく使うと裏技的な感じで経費節約もできます。
そんな、アマゾンの無地ダンボールにかんするいろいろを、
僕の備忘録もかねて、ここにまとめておきます。
必要であれば参考にしてください。
利用できるFCが限定される
最も重要なのは、利用できるFCが以下の5つの場所に限定されるということです。
【無地ダンボールを利用できるFC】(2017年4月4日現在)
|
FC固定の裏技
無地ダンボールを利用することで、これらのFCにしか納品できなくなります。
これを逆に考えると、無地ダンボールを利用することで、FCが固定できるということです。
普通にFCを固定しようとすると、1商品につき5円~9円の手数料がかかります。
「1商品につき」ですので、これが意外とかさみます。
納品先FCの固定について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。↓
[blogcard url=”https://syokuhin-sedori.com/fba-fc-delivery/”]
無地ダンボールの利用に手数料はかかりませんので、
納品先を、無料でこれらのFCに固定できてしまう!というわけですね。
無地ダンボール利用時のサイズ別納品先FC
納品先FCは、商品の種類やサイズによって、このように分けられています。
赤枠でかこったFCが、無地ダンボールに対応しているFCです。
そのため、無地ダンボールを利用すると、こんなかんじで納品先が固定されることになります。
【無地ダンボール利用時の納品先】
小型・標準サイズ:小田原FC(神奈川)、※ 大型サイズ:川島FC(埼玉)、大東FC(大阪) ファッション商品:川越FC(埼玉) |
※ ただ、多治見FCは、僕ら出品者が納品できるわけではなく、
小田原に納品された小型・標準サイズの商品を、在庫調整のために、
アマゾンが多治見FCに移動させて、そこで無地段ボールに梱包しますよ。
というだけのようなので、
実質、僕たちは小型・標準サイズの商品は全て小田原FCに納品することになります。
そのため、小型・標準サイズの商品メインで扱ってる方で、
関東圏に住んでいる方は、無地ダンボールを利用申請をすることで、
無料で納品先を小田原FCに固定できてお得!
ということになります。
裏技の落とし穴に注意!
先ほど、「小型・標準サイズの商品メインで扱っている方で」と書きましたが、
そういう方でも、たまには大型商品を納品することがあるかと思います。
そんなとき、川島FCに指定されればいいのですが、
結構な確率で大東FCにも指定されます。
関東に住んでるのに大阪まで・・・
輸送費がかさんでしまいます。
普段、無地ダンボールの利用で手数料を払わずに納品先を指定できているだけで、
大型の商品の納品先をどちらにするかまでは選べませんので、
気を付けてください。
一応商品サイズの図をのせておきますね。↓
非対応FCに納品済みの在庫を無地ダンボールで発送したいとき
FBAマルチチャネルサービスを利用したいと思って、
無地ダンボールの利用を申請したはいいけど、
送りたい商品がすでに無地ダンボールに対応してないFCに納品されているんだけど。。
そんなときはどうしたらいいのでしょうか?
申請した段階で、無地ダンボールが利用できないFCに納品されている商品は、
もちろん、無地ダンボールの利用はできません。
アマゾンが対応FCに転送してくれるわけもありません。
そのため、マルチチャネルの注文で無地段ボールを利用するためには、
一旦在庫を返送し、再度対応FCに納品する必要があります。
返送手数料はそんなに高くないですが、
だったら再納品しないで自分で発送するよ!
ってなりますよね。笑
そのため、すでに非対応FCに納品してしまった商品は、
おとなしくアマゾンで売り切るのが得策かと思います。
すでに納品先指定オプションを利用してるときは?
すでに納品先指定オプションを利用しているんだけど、
別の販路でも売ることにしたので無地のダンボールを利用したくなった!
そんな時は、納品先の指定を解除するか、
無地ダンボールが利用できるFCに指定しなおしましょう。
無地ダンボール非対応のFCを指定してしまうと、
無地ダンボールの設定が解除されてしまうようなので、注意してください。
FBA送料無料キャンペーンとの併用は?
現在、アマゾンでは、
パートナーキャリアを利用するとFBA納品時の送料が無料になるキャンペーン
が開催されています。
【開催期間】
2017年2月1日~2017年12月31日まで |
詳しくはアマゾンHPへ↓
[blogcard url=”https://services.amazon.co.jp/services/fulfillment-by-amazon/pcp.html”]
せどらーにとっては、非常に嬉しいキャンペーンですよね。
ただ、これの利用条件の中に、
「FBA納品先指定オプションを利用中ではないこと」
とあります。
それなら、無地ダンボールの利用で納品先が固定されてる場合はどうなの?
と思いませんか?
アマゾンからの回答↓
ということなので、
無地ダンボールの利用で納品先が固定されている場合でも、
問題なく送料無料キャンペーンが適応されるようです!
無地ダンボールの利用申請方法
最後に、無地段ボールの利用申請の方法をのせておきます。
アマゾンのヘルプページにアクセスする
まずはこちらのページにアクセスします。↓
[blogcard url=”https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=201334010″]
「こちら」をクリック
ページの真ん中あたりに「こちら」という文字があるので、そこをクリックします。
メールを送る
すると、宛先メールアドレスと、メールのテンプレートが表示されますので、
コピーして、赤枠の部分に入力したら、そのまま送信します。
これで申請は完了です。
早ければ翌日には、アマゾンから「無地ダンボール利用開始のお知らせ」というメールが届きます。
無地段ボールの利用申請はとても簡単ですが、
実際に利用してみるとFC云々のせいで、なんとなくクセのある感じがします。
でも、うまく利用するとせどりの利益をさらに増やすことができますので、
自分の状況を考えて、条件が合う方は利用してみるといいと思います!
あなたのせどりが上手くいくことを祈っています。
それでは。
コメント