どうも、サクです。
2018年10月3日に、Amazonから「お知らせ: 購入者の商品レビューポリシー」というメールが届いていました。
昨今、何かと話題になっている「購入者の商品レビューに関するポリシー」が変更になったようなので、サッと目を通してみたんですが、ココに書いてあることが本格的に実行されるとしたら、かなり恐ろしいことになりそうな予感。。
以下、Amazonサポートページからの引用です。
購入者の商品レビューポリシー
カスタマーレビューは顧客満足度を高めるうえで非常に重要です。購入者はこれらのレビューを使って、商品について詳しく知り、自分のニーズに合うかどうかを評価し、十分な情報に基づいて購入を決定します。カスタマーレビューにより、商品に対する購入者の感想、商品のどの機能または特徴を購入者が気に入っているか、どんな部分を改善すべきかを把握できます。またレビューによって、出品者が商品を改善するのに役立つ情報を知ることができます。購入者と出品者がカスタマーレビューの利点を享受し続けるには、商品の顧客満足度を真正に反映し続ける必要があります。
Amazonには、カスタマーレビューの信頼性の保護を目的とする特定のポリシーがあります。これらのポリシーを遵守し、Amazonの規約違反に気づいた場合は報告してください。以下のリンクから、Amazonポリシーのページをご覧いただけます。Amazonのポリシーでは、カスタマーレビューのいかなる違反に対しても例外を認めません。カスタマーレビューの意図的な操作が検知された場合、Amazonが直ちに取るアクションには以下が含まれますが、これに限定されません。
Amazon出品権限の迅速かつ永久的な取り下げ、および売上金の支払い留保。
すべての商品のレビューの削除、および今後のレビューや評価の受信制限。
Amazon出品からの永久的な削除。
出品者に対する法的手段(訴訟、および民事ならびに刑事事件執行当局への照会など)。
出品者の名前およびその他関連情報の公開。
Amazonカスタマーレビューポリシーを十分に確認し、違反行為を直ちに是正するよう強く推奨いたします。これらのポリシーについて、連携するビジネスパートナー、従業員、およびサードパーティのパートナーを教育することは重要です。出品者の自覚や同意がないとしても、ビジネスパートナー、従業員、またはサードパーティの機関による違反に対して強制措置が取られます。カスタマーレビューポリシーの違反には以下のアクションが含まれますが、これに限定されません。
出品者が自社商品または競合他社の商品にレビューを投稿すること。
謝礼、割引、商品の無料提供、その他の報酬と引き換えに、サードパーティに自社商品または競合他社の商品のレビューを依頼すること。これには、カスタマーレビュー、ウェブサイト、またはソーシャルメディアグループを販売するサービスの使用が含まれます。
購入者がレビューを書いた後に返金または補てんの提供を行うこと(Amazon以外の支払い方法での補てんを含む)。これは、Amazonのマーケットプレイス・メッセージ管理を通して、またはサードパーティのサービス、ウェブサイト、ソーシャルメディアのグループを使って購入者と直接連絡を取って行われる場合があります。
サードパーティサービスを使って、レビューに関連した無料または割引価格の商品を提供すること(出品者がレビューを監視できるように、Amazonで公開されているプロフィールに登録するよう購入者に要求するレビュークラブなど)。
出品者の家族や従業員が、出品者の商品や競合他社の商品のレビューを投稿すること。
出品者がレビューの変更または削除を依頼すること。返金または他の報酬と引き換えにレビューを依頼する可能性もあります。
肯定的なレビューはAmazonに送信されるようにし、否定的なレビューは出品者、または別のフィードバックシステムに誘導すること。
総合レビューを使ってレビューを操作し、商品の星の数を獲得することを目的として、商品間のバリエーション関係を作ること。
肯定的なAmazonレビューの依頼、またはレビューと引き換えのインセンティブを梱包または通い箱に挿入すること。
購入者のアカウントを使って競合他社の商品のレビューを投稿、または変更すること。
注: ここでいう「出品者」とは出品者の従業員、およびサードパーティのパートナーすべてが含まれます。
全部、読みました?かなり長いので重要な点を要約すると、
- 自社商品、または競合他社商品にレビューを投稿すること
- 謝礼・割引・商品提供・報酬と引き換えに自社商品・他社商品のレビューを依頼すること
- 購入者がレビューを書いた後に、返金・補填でレビュー削除を依頼すること
- 無料、または割引価格の商品を提供して、レビューを依頼すること
- 家族や従業員に依頼して、自社商品、または他社商品のレビューを依頼すること
- レビューの変更・削除を依頼すること
- サンクスメールで良いレビューをつけるように依頼すること
- サンクスメールで「悪い評価をつける前に、直接ご連絡ください」と誘導すること
- 発送する商品の中に、レビューと引き換えのインセンティブを同梱すること
要は「カスタマーレビューを意図的に操作すること(関連する行為も含めて)は一切禁止!」ということです。
自分で買ってレビューを入れるのはモチロン、家族に商品を買ってもらってレビューを入れる「さくらレビュー」は一切禁止。
サンクスメールでのレビュー誘導も、やり方によっては規約違反になりますね。
では、カスタマーレビューの意図的な操作がバレてしまった場合の罰則はというと、
- Amazon出品権限の迅速かつ永久的な取り下げ、および売上金の支払い留保。
- すべての商品のレビューの削除、および今後のレビューや評価の受信制限。
- Amazon出品からの永久的な削除。
- 出品者に対する法的手段(訴訟、および民事ならびに刑事事件執行当局への照会など)。
- 出品者の名前およびその他関連情報の公開。
アカウント停止や削除の他に、法的措置・名前の公表など。かなり厳しい内容が盛り込まれています。
レビューを依頼した側はモチロンですが、さくらレビューを入れた側も罰せられる可能性があるので、家族や友人にレビューをお願いするのも、今後は全てヤメておきましょう。
今回の件は、「せどり」 しかやってない人は、ほとんど影響は無いでしょう。ただ「OEM」をやっている人は結構「ドキッ!」としたハズ。
中国輸入OEMを経験している方で「さくらレビューを使った事が無い」という方は、まずいないでしょう。正直に言ってしまいますが、私も過去に「さくらレビュー」を利用したことは何度もあります。友人や家族にお願いして、新規商品に対して2~3個レビューを入れてもらうと、これだけで売り上げが圧倒的に上がる。逆を言うと、新規商品はレビューがゼロの状態だと全く売れません。
残念ながら、Amazonで新規商品を販売する時はこれが現実なんです。
ただ、最近話題になっている「中国人セラー」は、さすがにやりすぎ。レビューの数で罪の重さが決まるわけではありませんが、出品してからたった1日で「★4★5」のレビューが100件以上付くとか、さすがに異常です。
中国人セラーの横暴によって、私たちセラー側のみならず、購入者側からとっても「カオスな状態」になっている今のAmazonの状況が改善されて、クリーンに活動しているセラーが恩恵を受けるような動きになることを期待しています。
P.S.
こういったAmazon規約変更って、変更した直後だけ見せしめ的に何人かのセラーを処罰して「その後は今まで通りに何事も無く・・・」というケースが本当に多い。
ただ、今回に限っては「アマゾン従業員、賄賂受け内部情報を流出か」という大きなニュースもあったので、
Amazon中国の社員が、賄賂を受けて個人情報を流出させたり、
不正アカウントを復活させたりしていた事件
Amazonさん、ぜひ今回は全力でお願いします。
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