どうも、サクです。
2019年10月から中国輸入を再開。努力の甲斐あって、販売数も売り上げも着実に伸びてきています。
実は2017年頃にも中国輸入/オリジナル商品を作成して、1商品で月商100万円ほどの売り上げを作っていた時期があったんですが、とある理由により中国輸入事業からは撤退。
その理由というのが、競合となる中国人セラーからの〝悪質な嫌がらせ〟です。
たったの月商100万円程度で、まさかココまでの嫌がらせを受けるとは想像すらしていませんでしたが… 私と同じように中国輸入でオリジナル商品を販売している方への注意喚起として、2年前に私の身に起こったことを簡単にまとめました。
3分ほどで読むことができるので、是非目を通してみてください。
オリジナル商品販売で25万円の半不労所得を作り上げることに成功。
当時の私が実践していた中国輸入は『完全オリジナル商品の制作』です。まだ市場には存在しない、完全なオリジナル商品をゼロから生み出して販売する。
商品のデザインや材質なども事細かく設計して、中国の工場にサンプル作成を依頼。完成したサンプルを手に取って修正を掛けて、やっと商品リリースまでたどり着きます。
『よし、やろう!』と思ってからAmazonで販売をスタートするまで、確か3か月くらい?かかった気がします。※まぁ、それでも早い方ではありますが。
リリース後は、広告を出したりキャンペーンを売ったりと。色々と施策をしたおかげで『カテゴリランキング1位』を獲得でき、売り上げも順調に伸びて、
全バリエーショントータルで、月間300個販売・月商100万円ほどに育つ人気商品となりました。1商品当たり1000円利益なので、この商品だけで月利30万円。そこから広告費を差し引いても25万円ほどは残る計算です。
リリースしてからここまで育つのに約3か月ほどですね。商品制作の時期も含めると6か月かかっています。単純転売と比較すると初期費用も時間もかかることは間違いないですが、それでも
『たった7か月頑張れば、毎月25万円の半不労所得が手に入る』
やることと言えば、在庫が切れる前の追加発注と広告の調整作業だけ。発注した商品は、中国の代行業者からAmazonFBA倉庫へ直送が可能。
ほとんと手間を掛けずに毎月25万円の安定収入が手に入るワケですから、非常に魅力的なビジネスであることは間違いないと思います。
住所不明の嫌がらせ注文で、全商品がFBA倉庫へ逆戻り
と、順調に進んでいたオリジナル商品販売ですが、ここから悲劇が始まります。
カテゴリーランキング1位を取得してから、数日後のコト。セラーセントラルの注文履歴をチェックすると、ある注文に目が留まりました。
『同じ商品を12個まとめて購入』
私が販売していたのは『レディース用のハンドバッグ』で、6色のカラーバリエーションがあったんですよ。で、それぞれのカラーバリエーションを2個ずつ・6×12=計12個が、一人のお客様にまとめて購入されていました。
カラバリ違いで2個まとめて購入する方はたまにいるんですが、さすがに12個はチョット怪しい。嫌がらせ注文の疑いがあっても、FBAで販売している商品の発送を途中で止めることはできません。
んー、チョット怪しいけど何もできないし、とりあえず様子見で。
で、お客様への商品発送が完了してから、数日後。
『住所不明で全商品がFBA倉庫へ逆戻り』
存在しない住所で注文する嫌がらせ注文だったようで、配達できなかった全商品がFBA倉庫へ戻される事態に。購入者に商品を届けることができず返品となった場合は、
- 出荷時の配送代行手数料を出品者が負担する
- 返金手数料
↑この2つの手数料を販売者側で負担しなければなりません。商品は売れずに手数料だけを請求される….最悪のパターンです。
その後も何度か同じ状況が続き、ひどい時には50個まとめて注文されることもありました。大量注文をされて一時的に在庫がなくなると販売機会の損失につながるので、更にキツイ。。
明らかに怪しい注文の場合は、テクニカルサポートに連絡をして例外的に注文をキャンセルすることもできましたが、24時間・全ての注文に対対応するのはさすがに無理。
家族で旅行に出かけている最中に嫌がらせ注文を受け、気付いた時には『既にFBA倉庫から発送済み』なんてこともありました。
ヤラセ〝下げレビュー〟攻撃に耐えきれず、2か月で販売終了に追い込まれる
嫌がらせ注文と並行して『嫌がらせ低レビュー攻撃』も激しさを増してきました。Amazonはその商品を購入していなくても、自由にレビューを入れることがシステムです。
買わなくても気軽にレビューを入れられるということは、嫌がらせ低レビュー攻撃も簡単にできるということ。
カテゴリランキング1位を取得してからほどなくして、商品に対する低レビューが増えてきました。
レビューの文章を読んでみると片言の日本語で、明らかに日本人じゃない(中●人)であることがバレバレなんですよ。
100%証明することはできませんが、十中八九『ライバルセラー(中国人)からの嫌がらせ』で間違いないでしょうね。
バッグのレビューなのに『使った初日に爆発しました』なんて書かれたこともありました(笑)
爆発レビューはさすがに酷かったのでセラーセントラルに通報して削除してもらえましたが、基本的に商品レビューを削除することはできません。お客様第一主義のAmazonに、いくら通報しても時間ムダです。
『嫌がらせ注文&嫌がらせ低レビュー』のダブルパンチで売り上げは徐々に低下。一時は『ハンドバッグ レディース』で1位だった検索結果も後ろのページに追いやられ、嫌がらせを受けてから2か月ほどで泣く泣く販売を終了することになりました。
メチャクチャ理不尽なAmazon販売で生き残る秘策
中国人セラーからの嫌がらせがあることは知っていましたが、まさか月商100万円程度の商品でここまでの事態になるとは、全く考えていませんでした。
Amazonの不正レビューは社会問題となっていて、最近では月商300万円以上を売り上げるヒット商品が不正レビューの被害にあっています。
※Yahooニュースより引用
Amazonは『お客様第一主義』というスタンスを徹底しています。不正購入をされようが不正レビューを入れられようが、出品者を守ってくれることはありません。
- 商品のデザインや材質なども事細かく設計し、
- サンプルを作成して品質をチェックし、
- モデルを使って商品撮影をし、
- デザイナーにお願いして商品ぺージを作成し、
- お金をかけて広告を打って、
時間もお金もかけてじっくり育ててきた商品ページが『明らかな不正』によって、たったの2か月でつぶされてしまうなんて、メチャクチャ理不尽だし納得できないし腹が立つし。
こんなビジネスやる意味ないな….
と思い、中国輸入からはいったん手を引くことにしました。
ただ、これだけ嫌な思いをしても、一人で実践するスモールビジネスにおいて『AmazonFBAによる物販の自動化』というのはやはり魅力的。
今後も中国人セラーが増え続けるのは間違いないですし、中国人セラーが行う不正レビューに対してAmazonが抜本的な対策を講じるのも考えにくいんですが、
『どうにかして、Amazonと上手に付き合う方法は無いものか・・・?』
中国輸入を撤退してからも、ずーっと頭の片隅で考え続けていました。
で2年以上考え続けて、私の中でたどり着いた結論がコチラ。
カテゴリーランキング1位をゲットしたハンドバッグには遠く及びませんが、それでもAmazonで販売するたった1商品だけで『月商40万円・利益10万円』の実績。
カテゴリーランキングはTOP10どころか、小カテゴリの30位~50位くらいをウロチョロしているような状況。それくらいランキングが低くても、これくらいの販売実績を作ることは可能なんですね。
不正レビューで改造しまくった商品ページがランキング上位を独占する中、ランキング下位でコッソリ月商40万円を売り続ける秘策。
その詳細は、また少しずつブログで公開していきますね。
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