リサーチの原点にして王道と言えるのが『ランキングリサーチ』です。
その名の通り「Amazonの売れ筋ランキングを見る」という極めてシンプルな方法ですが、
- 商品知識が身につく
- 知らないメーカー名・ブランド名を覚えることができる
- 時期ごとの商品の需要を把握できる
- トレンド商品をいち早く見つけやすい
など、多くのメリットが得られます。
Amazonランキングリサーチの手順
リサーチしてみたいカテゴリを選択しましょう。
今回は例として『おもちゃ』を選択します。
ランキング順に1位~100位まで表示されるので、すべての商品を一通り見ていきましょう。※具体的にチェックすべきポイントは、後ほど解説します。
初めに選択した『おもちゃ』は大カテゴリーで、更にその下に『中カテゴリ・小カテゴリ』が分類されています。
中カテゴリー・小カテゴリーと深堀していくことで、さらに深いところまで商品知識が身についていくので、これも必ず実践してください。※大カテゴリーと同様に1位~100位までチェックしましょう。
ランキングリサーチで意識すべきポイント
【初心者向け】商品名・メーカー名・ブランド名を覚える
せどりを始めたばかりで「何も分からない..」という方は、
- 商品名
- メーカー名
- ブランド名
- Amazonの在庫切れ商品
などを意識して、まずは商品知識を少しずつ増やしていくことに注力しましょう。
例として「ままごと・ごっこ遊び」のカテゴリを見ると、
『バンダイ・仮面ライダー・アンパンマン・セガトイズ・ちいかわ・メイクセット…』など、多数のキーワードを見つけることができます。
ここではピンポイントで利益が出る商品を見つけるのではなく『商品知識を増やす』ことが重要なので、あまり時間をかけすぎずにザーッと眺めて商品名・メーカー名などを頭の片隅に入れておく、そんなイメージで進めていきましょう。
Amazon在庫切れ商品があったら他のECサイトを検索してみる
『ピンポイントで利益が出る商品を見つけることが目的ではない』と書いたものの、中にはAmazon在庫切れの商品がパラパラと見つかるケースもあります。
〝Amazon在庫切れ商品〟は「拡張機能 モノトレーサー」をインストールすると簡単に判断することができます。
オレンジ色のグラフがAmazon本体の販売価格。オレンジ色のグラフが切れている期間は「Amazon本体の在庫切れ」を意味しています。
もしAmazon在庫切れ商品を見つけた場合は、楽天やYahooショッピングなど他ECサイトに在庫が残っているかどうかをチェックしてみましょう。
違和感を感じた時は必ず手を止める事
売れ筋ランキングを毎日見ているとスグに気が付くと思いますが
「ランキング上位の商品が頻繁に入れ替わることはありません」
「5位の商品が⇒10位になったり、30位の商品が⇒20位になったり」という変動はありますが、ランキングTOP50というくくりの中で、昨日と今日で商品のラインナップがガラッと変わるケースまずあり得ないので、
あ、この商品、昨日もランキングにのってたな
という「よく見る商品」ばかりになってくるハズです。
このレベルまで来ると、普段と違った商品がランキングにのってきたときに
アレ、こんな商品今まで見たことなかったような…
という『強い違和感』を感じます。
こういった違和感を感じた際は、スルーせずに必ず手を止めてください。
テレビ・SNS・Youtubeなど、何かしらのメディアで取り上げられて需要が高まっている可能性が大。
もしトレンドをいち早く察知できた場合は大きな利益につながる可能性があるので、違和感を感じた際は必ず手を止めて違和感の原因を探っていきましょう。
まとめ
今回紹介したランキングリサーチは、特に初心者の方におススメの方法です。
- 商品知識が身につく
- 知らないメーカー名・ブランド名を覚えることができる
- 時期ごとの商品の需要を把握できる
- トレンド商品をいち早く見つけやすい
今すぐに劇的にリサーチ力が向上するわけではありませんが、毎日コツコツ実践していけば、自然と商品知識や相場観が身についていくハズです。
今回はパソコン画面を例に説明しましたが、スマホでも手順はほぼ同じです。移動中、休憩中、寝る前の布団の中など、スキマ時間を利用して毎日ランキングを眺めるクセをつけてください。