どうも、サクです。
この記事では、メーカー仕入れの概要について簡単にご説明していきます。
【商的流通の流れ】せどりとメーカー仕入れの違いを図で解説
まず『せどりにおける商品の流れ』を分かりやすく図にしてみました。
↓の画像をご覧ください。
いわゆる〝せどり/転売〟と呼ばれる方法の場合、商品を調達するのは『Bの小売店』を利用するのが一般的ですよね?
・ヤフーショッピング・楽天などの〝ネットショップ〟
・ビッグカメラ・ヨドバシカメラなどの〝家電量販店〟
・西友、イオンなどの〝スーパー/ショッピングモール〟
あなたも一度は仕入れに使ったことがある↑これらのショップは全て小売店からの仕入れとなります。
小売店ではありませんが〝ヤフオクやメルカリ(フリマアプリ)〟を使った仕入れも『B』に分類されることが多いです。
対してメーカー仕入れの場合は、その名の通り『Aのメーカーから直仕入れ』が基本となります。
メーカー以外に、代理店や卸問屋からの仕入れも含めて〝上流仕入れ〟と呼ばれています。
■メーカー仕入れとは?
せどらーよりも上流(メーカー/卸業者/代理店)から仕入れて、
Amazonに横流しするだけで稼げる仕組みを構築する。
メーカー仕入れのメリットとは?
せどりの場合は、色々な商品をリサーチするのに多くの時間を使いますが、どうせ仕入れをするなら『繰り返し仕入れできる商品』を1つ見つけたほうが、自動化の仕組みができていきます。
さらにメーカー仕入れの場合は同じ商品を何度も繰り返し発注できるので、リサーチの手間は一切かかりません。
在庫が切れそうになったら、1か月(遅くとも2か月)で売り切れるだけの商品をメーカー・代理店・卸問屋から仕入れてFBA倉庫へ送るだけ。
『在庫が切れたら、同じ商品をひたすら補充し続ける』
例えるなら〝自動販売機〟に商品を入れておいて、減ってきたら補充する感覚ですね。
しかも、メーカー・問屋から直接仕入れをするため『仕入れ価格が安い』というメリットもあります。
具体的にいうと『定価の3割引き・4割引き・5割引き』は当たり前。
しかも、せどりほどライバルが群がることは無いため、値下げ合に巻き込まれることも少なく、Amazonで悠々と販売することができます。
■メーカー仕入れのメリット
- リサーチ不要で、同じ商品を何度も繰り返し販売できる
- 小売店よりも仕入れ価格が安い
- 自動販売機のように、在庫が切れたら同じ商品をひたすら補充するだけ
せどりが〝異質〟で、メーカー仕入れが〝当たり前?〟
せどり/転売にどっぷりとつかっている方からすると、メーカー仕入れって何か特別なことをやっているような感覚かもしれないですし、
メーカー仕入れって、なんだか難しそう…
という質問をいただくことが多いんですが。実際のところはむしろその逆です。
一般的な商取引の観点からいくと〝せどりの方が異質な行為〟なんです。
だって、商売をするために
- 卸業者から商品を仕入れる
- メーカーから商品を仕入れる
↑これって、世の中で当たり前に行われていることですよね?
あなたが住む街にある、
- スーパーだって
- コンビニだって
- ラーメン屋だって
- 雑貨屋だって
みんな、卸業者やメーカーに発注をかけて商品を仕入れていますよね?
いわゆる、”せどり” に慣れてしまった方には『メーカー仕入れ』って何か特別なことをしているようなイメージになるかもしれませんが、そんなことはなくて、むしろ逆。
『一度、市場に流通した商品を仕入れる』というせどりは、一般的な商的流通の観点から見ると明らかに特殊な行動であり、メーカー仕入れと比較すると『せどりの方が異質な行為』ってことなんです。
■メーカー仕入れとせどりの違い
- 『一度、市場に流通した商品を仕入れる』せどりは、特殊な行動
- 商売において『メーカー/卸業者』から商品を仕入れるのは当たり前
- せどりはどこまでいってもただの転売(グレーな手法)
勘違いして欲しくないのは、せどりを全否定している訳ではないです。
- せどりには、せどりのメリットが。
- メーカー仕入れには、メーカー仕入れのメリットが。
それぞれ優れた点があるので、どちらも並行して実践すればOK!
ただ『メーカー仕入れは特別だ!』『メーカー仕入れは難しい!』という誤った認識を持ってしまうと、スグに行動に移すことができなくなってしまうので。
まずは『正しい認識を持つこと』が、メーカー仕入れ成功への第一歩です。
メーカー仕入れにおける『マインドセットの重要性』については、今後の講座の中で詳しくお伝えしていきます!
メーカー仕入れで契約を取るまでの一連の流れ
①事前準備をする
メーカー仕入れは『個人(副業)』でも契約を取ることはできます。
ただし個人で契約可能とはいっても、そこはやはりビジネス。
メーカー仕入れは『転売』ではなく、世の中で当たり前のように行われている『真っ当なビジネス』です。
ビジネスですから、せどりのように『ネットからポチポチ仕入れるだけで』というものではなく、『メーカー担当者とのメールでのやり取り』が必要。
『人は見た目が9割』という本があるように、ネット上のやり取りだとしても身だしなみを整えてから交渉することで相手にも好印象を与え、その結果交渉が進みやすくなるのは間違いありません。
具体的には、以下のような準備が必要です。
・交渉時のメールテンプレート(ビジネスメール)
・名刺を用意する
・屋号のネームプレートを用意する
・自社ホームページを作製する
・自社ネットショップを作製する
見た目を整え、相手に好印象を与えるための事前準備についても、今後のLINE講座の中で解説していきますね。
②アプローチするメーカーをリサーチする
事前準備が完了したら、アプローチをするメーカーをリサーチしていきましょう。
どのメーカーへアプローチをかけるかは個人の自由ですが、一つだけ気を付けておいて欲しいのが
『誰もが知る一流メーカーへ問い合わせをしても意味がない』ということです。
具体的な例を挙げると
- 任天堂
- ソニー
- カルビー
- 日立
- バンダイ
- タカラトミー
テレビCMで目にすることが多いこういった一流企業に対して、私たちのような一個人が問い合わせをしたところで、相手にしてもらえるわけがないのは何となく理解できますよね?※企業側としても、個人と取引をするメリットが一切ないので。
メーカー仕入れで狙っていくのは、こうした一流メーカーではなく『少しマイナーな企業』です。
Amazonで色々なカテゴリの商品を眺めてみて、
- Amazonでよく売れてはいるけど、
- あまり聞いたことが無いメーカーだな
という商品があれば、臆せずメールを送ってみましょう!
③メーカーへ問い合わせメールを送る
アプローチするメーカーが決まったら、実際にメールを送ってみましょう。
メーカー仕入れって、ただやみくもに『大量にメールを送ればOK!』と思っている方が多いようですが….
↑こんな方法でメールを送っても絶対に読まれないですよ…
自分がメーカーの立場になればスグに分かるハズですが、よくありがちなテンプレで構成された〝温度感が感じられない〟メールが届いても、返信する気にならないですよね?(そもそも、どこの誰かも分からない時点で返信率は超低いです)
メーカーへの問い合わせメールは、取引の相談だけではなく『相手が興味を持つ内容を記載して!』文章を作成するのがポイントです!
④見積もりを依頼して仕入れをする
無事にメーカーと契約を取ることができたら、見積もりを依頼して利益が取れそうな商品を仕入れてみましょう(ここまで来れば、やることはせどりとほとんど大差はありません)
稀に、メーカー/問屋から『JANコード付きの大量の商品リスト』が送られてくることがありますが、その場合は手作業でリサーチをするのではなく、
『JANコードからAmazonのデータを抽出するツール』などを利用して、リサーチの効率化を図るのがおススメです。
不明点や気になることがあれば、メーカー仕入れ講座のLINEから質問してくださいね!