商品をリサーチするとき、
ライバル出品者の在庫数の把握は非常に重要な要素です。
それを知ることができるクロームの拡張機能として、
- Keepa
- Xstock
があります。
この2つはせどりを行う上では必須と言ってもいいくらいの無料ツールですので、
まだインストールしていない方は早めに導入しておきましょう。
インストール方法はこちらの記事を参考にしてください。↓
今回は、Xstockの機能と使い方についてお伝えします。
基本はインストールのみでOK
Xstockの優れているところは、
インストールさえすれば特に何も設定しなくても働いてくれるところです。
【Xstockをインストール後にAmazonを開いた状態】
Xstockをインストールすると、
赤枠部分のように在庫が表示されるようになります。
在庫履歴を活用しよう
これだけでも十分有用なのですが、
在庫数の横に「在庫履歴」という表示が出ているのにお気づきでしょうか。
「在庫履歴」をクリックしてみると、こんな画面が出てきます。
これは、価格と在庫数量の変動を表したグラフです。
グラフの上にカーソルを乗せると、数字がでてきます。
これでライバル出品者の在庫数と価格の推移を知ることができますね。
グラフの下にある表から、数値でみることもできます。
モノレート単体でみるよりも在庫の動きが正確にわかるので、
仕入れ戦略が立てやすくなります。
Xstock活用時の注意点
こんな感じで、便利でわかりやすいXstockですが、
在庫推移をチェックするにあたって、1つだけ注意しなければいけないことがあります。
それは、自己発送の出品者の在庫推移は過信しないことです。
FBA出品者の場合、在庫数は自動的に判別されるので、
売れたら売れただけ減り、納品したらしただけ増えます。
基本的にFBA在庫は、よほどのことがない限り(不良在庫や期限切れにでもならない限り)、
FBAから返送してもらうということはしません。
ところが自己発送の場合、在庫数は出品者が自由に変更することができるので、
商品が売れていなくても在庫数が変動している可能性があります。
つまり、Xstockでみて、在庫が減っている=商品が売れた
とは一概に言えないので、注意が必要です。
そのため、自己発送の出品者の在庫に関しては、
あくまで参考程度と考えましょう。
在庫推移判断のコツ
在庫推移をできるだけ正確に判断して、仕入れ時のミスやリスクを減らすコツとして、
参考にするセラーは、
個人で販売していると思われるFBA出品者が望ましいでしょう。
個人FBAセラーの見つけ方の一例
出品者リストを見た時、
赤枠で囲ってある部分の表示があるセラーはFBAを利用している出品者です。
ここを確認するだけで、簡単にFBA出品者を見分けることができます。
ここから個人に絞るには、在庫数を見ます。
個人でも稼ぎが大きくなって来れば、
50個、100個、それ以上・・・と仕入れることは可能になりますが、
ほとんどの個人出品者は、その商品以外にも販売していることを考えると、
そこまで大量の在庫の仕入れはしません。
そのため、数はカテゴリーや商品によりますが、FBA出品者の中から、
在庫数が1人の人が常識の範囲で仕入れられる数のみの出品者を探すことで、
個人のFBA出品者の検討をつけることができます。
例えばこの商品の場合・・・
在庫数から判断すると、
①の出品者は業者や企業、法人の可能性がありますが、
③の出品者はおそらく個人です。
そして②の出品者「AMAZON.CO.JP配送センターより配送されます」の表記がないため自己発送ですので、
参考にするなら③の出品者の在庫推移を見ると良いでしょう。
さいごに
今回は、Xstockの使い方について少し掘り下げてお伝えしました。
Xstockは在庫分析に特化したツールです。
Keepaやモノレートと合わせて使うことで、
仕入れリスクを抑えたせどりができますので、ぜひ活用してくださいね。
それでは。
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